ARIAの新作映画をネタバレなしでおすすめしてみる
行ってきました。「劇場版 ARIA The CREPUSCOLO」
新作劇場版として世に出るだけでもでっかい奇跡なのは、ファンの皆さんならご承知の通りかと思います。このご時世なので劇場に足を運びにくい状況ではあるものの、年明けから仕事以外はほぼ引きこもっている自分も、これは見ねばと思いレイトショーでみてきました。
まさかのパンフレット完売に落胆しつつも、まー社長のぬいぐるみボールチェーンがあったのはこれ幸いと買ってみたりと、久しぶりに映画館に来た感を満喫。来場者特典はコースターですね。これはひとまずゲットできたのでよし。
鑑賞時間は60分ほどだったと思います。内容は一切触れずにとりあえず感想を言うとですね、
何も変わってない(最高の褒め言葉)
これに尽きるんじゃ無いかなと思うのですよ。漫画読んでた、アニメ見てた人は絶対見た方がいいですし、OVAのAVVENIREも思い出しつつというところなんですが、久しぶりに見るよって人も、この映画観覧中に1個1個思い出してくるから全然大丈夫。
まずもって印象的だったのは、全部終わって場内が明るくなったあと、すぐ席を立つ人の少ないこと。初日のレイトショーということもありますが、席立たない人大体泣いてます。自分含めてなんですけどね。そりゃそうですよ10年以上前から親しんでた作品が久しぶりの新作でみんな動いてるし、アテナさんがアテナさんだったし(ここはみんなわかって)、でもこれこの劇場版が初めて見るARIAですって場合でもいい作品って思ってもらえると思うんですけど、これまで諸々しっかりチェックしてきた人たちはもうこれ最後のほうは、最低でも目頭が熱くなってくる、終いにゃ涙もこぼれますよ。
中盤くらいからテレビシリーズやってた頃何してたっけとか色々思い出すんですよね。そして終盤の名言ラッシュが涙袋をぽんぽん叩いてくる。でも別に悲しい感情とかがあるわけでもなく、戻って来れる場所があるんだなというか、ネオ・ヴェネツィアが心の故郷みすら感じてしまうのは自分だけでしょうかというくらいの心地よい脱力感に、帰り道が危なかったのはここだけの話(帰路の車内でアニメサントラ流してたら涙止まんなくなった)。
ネタバレなしでおすすめするの難しいのだけど、繰り返して言いますがホントにホントに何も変わってないからARIAを見てた・読んでた人は絶対見た方がいいし、下手に涙を流させようとしてくる映画(何とは言ってない)なんぞよりもよっぽど自然に涙流せるから、とにかく心のデトックスにARIA新作劇場版はとにかくおすすめです。
あとパンフレットが早々に完売してたのですが、公式通販が一度完売してたのが夕方に追加されたみたいで何とか注文間に合いました。。。届いたら読んでもう1回見たいですが、シンエヴァと連チャンで見たら感情が爆発しそうだな。。。
萌特化書店(仮)で商品部バイヤーとしてコミックの施策担当を生業にせし書店員。リアルジョブは書店名を隠してますが同上コミックバイヤーです。コミックラノベ方面の話題に絡んだ話とかたまにします。