自己開示
息子を連れて、息子と同じクラスの友達K君とそのパパと4人で遊んだ。
子供が保育園に通い始めてから早2年、思い返してみれば、これまで息子を保育園と同じクラスの友達と遊ばせたことはなかった。
避けていたわけではないけど、送り迎えのバタバタした時間の間に保護者間で関係性を構築し、更に遊ぶ約束まで交わすというのは中々ハードルが高いのだ。
しかし、息子ももうすぐ3歳と大きくなり、クラスでも仲良しの友達ができて、その友達のママに声を掛けてもらったのがきっかけで、今回息子2パパ2で会うことになった。
思い返してみると、「今後も絡まなきゃいけない人」以外と一緒に遊ぶという経験はかなり久しぶりな気がした。
社会人になってから遊ぶようになった人達は、会社の同僚やアカペラグループのメンバーだったり、あらかじめその後の関係性が続くことが確定している状態からのスタートなので、「今後も絡まなきゃいけない人」になるのだ。
※決して嫌々付き合っている、というわけではなく、あくまでも関係性の話です
実は正直結構悩んでいた。
というのも、何を話せばいいのかも分からなかったからだ。なにせ息子同士が同じ保育園に通っている以外の情報がない。
誰のどこにどんな地雷があるか分からないので、どこまで踏み込んだ話をしていいのかも分からない。今後も絡むことが確定していれば、今後何をしたいか話ができるが、初対面の人にその辺の話をするのも厳しい。
息子同士が遊んでいるのを見ながら
「ハハハ、、、っすね、、、」
と空笑いしながら数時間耐える覚悟で、いざ待ち合わせ場所に向かった。
けれど実際会ってみた結果、パパ同士の会話は途切れることはなく、楽しみながらあっという間に時間が過ぎた。
細かい会話の流れは覚えていないが、
お互いにM-1が大好きなこと、芸人のラジオをよく聴いていること、お酒が好きで過去に色々やらかしたこと、息子達が何きっかけでちんちんにハマったのが不可解なこと(パパ達きっかけではない)、明らかに息子達を推している先生がいること等、
振り返ると結構ちゃんと色々話すことができた。
なんなら結構楽しかったのだ。
しかも、最後には次いつ頃会うかの約束までしたのだ。
この意外な結果を自己分析してみると、「自己開示」がしっかりできたところが大きい気がする。
今後付き合いがあるかどうかも分からないから、気を遣い過ぎても仕方ないと思い、思い切って「自分はこういうものが好きです/興味があります」と素直に話した結果、その姿勢が相手に伝わり、向こうも同じように心を開いて話をしてくれたのではないだろうか。
※順序としては向こうが先に心を開いてくださったから、こっちが安心できた可能性もある
勿論子供達が仲良く遊んでくれたことも十二分に影響しているけど、コミュニケーションにおける「自己開示」の大切さを再認識した1日だった。