俺のグルコス履歴書【8】緑の世界
2015年1月22日、『グルーヴコースター2 HEAVENLY FESTIVAL』が稼動開始。白と緑を基調とした目に眩しいポップな外観に生まれ変わった。
アーケード版グルコスの特徴として、特に筐体の飾り付けを変えなくても、いろいろな箇所の照明の色を変えるだけでも雰囲気がガラッと変わる点がある。
黒と青の寒色系から、白と緑の暖色系になり、見た目の印象は大きく変わった(ただ写真がちょっと撮りにくくはなった)。
マイページも見た目がスマホっぽくなり、機能もいろいろと増えている。
余談だが、21日の稼動直前特番でM.S.S.P.のどなたかが「ガンガン」と「じゃんじゃん」が混じって「がんじゃん」と言ってしまい、しばらく公式に擦られ続けていたのは記憶に新しい(新しくはない)。
そんな稼働開始からわずか3日後の25日、公式イベント「グルーヴコースター 2 稼動記念 新店内対戦体験イベント」が、タイトーステーション BIGBOX高田馬場店で開催された。
前回は通信対戦のためのテストということで、参加する側も「開発の役に立てるんだ!」という使命感もあったが、今回は(小夜ちゃんアバターがもらえるとはいえ)あくまで対戦機能で遊ぼうイベントなので、気負いはなかった。
気負いなさ過ぎて、俺が現地に着いたのは14時過ぎとなったが…
そもそも今回の対戦会は、対戦における★の集計方法がEX以前から変わったので、その反響も見てみたかったのだろうとは思う。
とはいえ、現在の方式にすっかり慣れきってしまったので、EX以前の「獲得した☆の数を曲毎に競っていた」というシステムが、まるで思い出せない。
ともあれ、EX時代の通信対戦テストと、2での対戦システムの変更が、『3』以降のオンライン対戦の礎となったのだろう。
今回もしらぴーさんやイシダさん、COSIOさんらがいらっしゃってて、対戦にも参加。COSIOさんが自作曲の「The Beginning」をプレイ後、「初プレイ」の★がピロリーンと出てきて大いにウケていた。やってなかったんかい!
そんな新曲やら対戦やらに浮かれているのも束の間。
2月14日は天下一音ゲ祭の決勝「全日本音ゲー頂上決戦」が、JAEPO会場の幕張メッセで開催された。
じつは天下一音ゲ祭、予選には参加していた。と言っても参加特典のCD狙いではあったが。
しかし、予選で手練れプレイヤーの腕前を見せつけられ、やっぱり腕の差は如実にあるものだなーと思い知らされた。
そしてそんな腕っこきが全国から集まったのが、この全日本音ゲー頂上決戦の場だった。
いやもう、みんな連打は正確だし、ほぼGREATしか表示されないし、打鍵音も聞いてて気持ちが良い。
そんな手練れ同士の対決を見ることができて、眼福であった。
やっぱり上手い人のプレイは違う、見てるだけでも楽しい…と思っていたところ、すぐさままたそうした機会が訪れることになろうとは、この時露ほども思っていなかった。
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