メモ(私信のようなもの)
喪失という前提から回復への過程の一般化
底(あるいは深淵)から見上げた景色
本質や生々しい実感を薄めるためのレトリック
書きたいことと書けることとどうでもいいこと
毎日の時間の濃淡が転写されている
固有名詞を与えないことによる鋳型の用意
顔の不明瞭さストーリーと関わりのないdetailの書込みによるリアリティの構築
抑圧と奔放の振れ幅を利用した引摺り込み
観念的であるからこそのリアリティある表現
正確な書割り(そんな言葉があるかどうか知らないが)
映画的な手法
男女は男と女という役割が与えられている
書割りと人間の区別がある
量産される女と血の通った女とのコントラスト人格の分割(通常の手法)
遠くから自分の外縁を埋めて輪郭を際立たせる手法
読者の勝手な思い込みのひとり歩き。
ちょっと読んだ論文は長いブログで、新たな視点の提示があるか不明。証拠を集めて並べてはいるが、その労力と自らの冗長な感想で満足しているのではないか。