今日の一本
新しく品種登録された酒米、山恵錦を使った一本。
91%という精米歩合は、玄米から9%しか削っていない、ということで、米の個性がそのまま活かせるという造り手の意図があるのだと思った。
そして、名前は「超玄 S」
Sは、酒米の山恵錦の頭文字。
ちょうげん。
何か聞き覚え、ありませんか?
ちょうげん。
このお酒のサイトにもあるんですけどね。
超弦理論へのオマージュ、ということで、ラベルにもその数式が見えますか? ラベルの左側から下へ向かってうっすらと。
器に注ぐと、黄色っぽい。なにかちょっと黄緑がかったようにも感じる。
疲れて帰ってきたからか、飲む前の香りをチェックし忘れたね。
アタックは酸のバランスが取れたスッキリ…、と思ったのは一瞬、膨らみのある味わい。これは、しっかりした味のものと組み合わせるといいか。ミモレットとか。お肉屋さんの旨いメンチカツとか。厚みのある鯖棒鮨とかいかがでしょうかね。
まさか超弦理論が引っかかったネーミングとは思いませんでした。