「取材っておもしろい!」と思えるようになるまで【Webライター】
今まで取材を経験して感じたことを、思いのままに綴りました!
最後までお付き合いいただけると嬉しいです◎
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余裕ゼロの初取材
私が初めて取材を経験したのは昨年の2月のことでした。当時はライターの長期インターンを始めて1ヶ月も経っていなかったので、「もう取材すんの!?心の準備追いつかへん!」というのが率直な感想だったと思います。
とんでもないほどに緊張し、表情もガッチガチで挑んだ初取材。しかも相手は大企業の社長。社会人と話した経験が全くなかったので本当に大パニックでした。同行してくださった社員の方がzoomのチャットに「笑顔で!」と送ってくれたこと以外はほぼ記憶にありません…
その後、文字起こしをしながら取材時の音声を聞き返すととんでもない自分のテンパリ度に衝撃を受けました。頭の中で何回もイメトレしたはずなのに、いざ本番になると上手く話せない。緊張すると早口になるし、頭も真っ白になるのが今も変わらない私の短所です。笑
(今日改めて初取材の音声を聞いてみたら、声に覇気が一切ないし、焦ってるのがめちゃくちゃ伝わって笑えてきました😂)
ちなみにその時の記事はこちらです⬇️
取材向きのコミュ力がない!!
私は人に積極的に話しかけられるようなコミュ力が欠けていることが自分の短所だと思っていたこともあり、「ほんまにライターとしてやっていけんのか?」とすごく悩みました。
その後も何度か取材をさせていただきましたが、会話が盛り上がることが少なく、ひたすら一問一答を繰り返す"作業"をしているみたいでずっと納得いかなかったです。
私は相手に質問を投げかけるのがめちゃくちゃ下手です。自分の考えをまとめるのに時間がかかるから、即興で質問を投げかけるなんて高度なテクニックすぎます。相手の話が終わりに近づくにつれて、焦って「次はどんな質問をしようかな」と考えるほど、何も思い浮かばなくなって混乱します。決して相手に興味が無いわけではないのですが、会話のキャッチボールに変な間が生まれてしまうと「この子、話したくないんかな」と思われても仕方ないですよね。
めっちゃインターンを辞めたかった時期
仕事をやればやるほど自信を喪失する日々が続きます。当時はテレアポ(取材依頼の営業)もしていたのですが、そこでも上手く話せず、電話口でキツい言葉を受けるなんてこともあり、インターンを辞めたいと何度も何度も思いました。こんなモチベーションの人がいても組織にとってはデメリットしかないことは理解していましたが、辞める勇気もなかったのです。
(今思えば本当に辞めなくてよかった…🥲)
さらにこの時期にはライター組織が大幅に変わり、役職が設定されることになりました。私はアポを取るだけで取材はできない「研修生」からのスタート。他のインターン生は昇格も早く、新しく入ってきた子でさえもアポもバンバン取ってくるので「私ってまじで才能ないんや…」と諦めの気持ちが大きくなりました。
久しぶりの取材でやっと気づけたこと
そんな私もアポ数の条件をなんとかクリアし、晴れて研修生からライターへ昇格することができました。そして、約5ヶ月ぶりに取材の機会を得ることができたのです。
その時に取材させていただいたのが、自分のことを隠すことなくありのままに口にされる方でした。家族でも友達でもない、今日初めて出会ったの生き様を詳細に知ることができる。不思議だけど、めちゃくちゃ面白い感情に出会いました。
人には聞かないと分からない、内に秘めた想いがある。今まで興味がなかったことも、その道のプロに話を聞けば必ず面白いと感じる。取材を通じていろんな新しい出会いがあるだけではなく、そこで得たものを文字に乗せて発信できる。あれ、私っていろんな輪を広げる存在になれる…!?
「やばい、ライターの仕事ってめっちゃおもろいやん!」
とようやく気づいた瞬間でした。
全力で!笑顔で!
この日から取材をはじめとするライターのお仕事に対するモチベーションを徐々に取り戻し、業務を楽しむ余裕が出てきました。
取材時の表情も以前に比べると柔らかくなり、場数を踏むことで苦手だった"話す"ことも好きになっていきました。明るい気持ちで取材に臨むことで、相手の方の笑顔もたくさん見られるようになった気がします。
私がずっと意識していることは「全力で挑むこと」と「笑顔を絶やさないこと」。取材を受けてくださるのはすごく優しい大人ばかりです。どれだけカミカミでも、上手く言葉が出てこなくても耳を傾けてくれますし、私の言葉に応えてくれます。場のムードは自分で作るもの。必死に、そして真剣にやれば思いは伝わるんだなと取材のたびに実感させてもらえます。
ただ、今では多少マシになったものの、依然としてコミュ力は全然高くないです。取材後に1人反省会をすることもめっちゃあります…笑
そんな私でも、
「今日は話せて楽しかった!」
「記事の完成が楽しみです!」
「若いのにすごい!これからも頑張ってください!」
「ぜひうちの地域に遊びに来てくださいね!」
こんな素敵な言葉たちをいただくこともできるようになりました。毎回涙が出るほどに嬉しく思います。
取材を受けてくださった全ての方へ
心から感謝の気持ちでいっぱいです!!
本当にありがとうございます!
これからも記事を書くことを通じて、みなさんに恩返しができるように全力を尽くします!
おわりに
私は人と環境に恵まれているからこそ、意欲的にライターのお仕事に取り組むことができます。こんなに夢中になれることに出会えてすごく楽しくて嬉しい毎日です。
そして取材を受けてくださる方にも、「この子が取材してくれて、記事を書いてくれてよかった!」と思ってもらえるようなライターを目指し続けます。
携わってくれる全ての方へ感謝の気持ちを忘れずに、私の文章が1人でも多くの方へ響くことを願って今日も頑張ります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました☺️