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技術士建設部門【必須科目】の傾向と対策//過去問の整理と出題傾向/国土交通白書から予測する令和6年度の出題

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/技術士建設部門 必須科目
/国土交通白書と過去問の出題傾向・内容との相関

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・過去問(令和5年~令和元年)の出題傾向と出題内容
・過去問(令和5年~令和元年)の出題要旨と社会的背景等
(出題要旨、社会的背景、社会ニーズ、社会問題・課題)
・国土交通白書のメインテーマとサブテーマの要旨
・国土交通白書と必須科目の設問との相関
・令和6年度予想問題※

注記)※令和6年度予想問題は、①社会資本整備、②国際化・地球環境問題、③維持管理、更新、④技術開発、⑤防災減災、国土強靭化、⑥工事の品質、技術者倫理、の6テーマについて予想しておりますが、あくまでも予想ですので、参考程度に捉えていただきたい。
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注記)noteのテキストエディタでは表の作成が困難であるため、一部の記事は.doc又は.xlsをダウンロードする形式としている。

🟦必須科目の出題傾向と内容

新試験制度へ改正された令和元(2019)年度以降の新し形式の必須科目に対応し、当該科目の筆記試験に合格するためには、過去問の記述式問題を分析することが重要である。

過去問の出題傾向、過去問で要求されている技術的な内容やテーマ、キーワードなどを分析し、国土交通白書などのテキストを収集し、過去問の題意に沿って論文を作成するなどの事前学習により、試験に備えることが、合理的かつ最短の学習方法である。

過去問の記述式問題を洗い出し、自身で解答論文の目次構成、キーワード、記述内容を数多く練習し、解答論文例を作成するという勉強方法が効果的であり、それを試験直前まで継続していくことが必須である。

建設部門の必須科目の出題傾向は、記述式問題が出題されていた平成19(2007)年度から平成24(2012)年度までの6年間分の過去問を分析することが必要不可欠であり、「表 建設部門【必須科目】過去問の出題内容と国土交通白書の相関(令和5年度~平成27年度)」(本記事の末尾よりダウンロード)に国土交通白書のテーマと必須科目の出題傾向等の相関を収載している。

この表からも分かるように、必須科目の出題傾向は、
①社会資本整備
②国際化・グローバル化、地球環境問題、地球温暖化
③社会資本の維持管理・アセットマネジメント、老朽化
④技術開発、技術の継承、担い手の確保
⑤防災・減災対策、自然災害(大規模地震、水害)対策
⑥設計全般、工事の品質確保、建設産業の倫理
の6つのテーマに絞られている。

当記事では、必須科目の記述式問題の令和6年度予想問題を、令和元(2019)年度の出題形式に合わせて12問を「必須科目 令和6年度の予想問題と模範解答例(12題)」として作成し、その模範解答例を収載しているので、活用していただきたい。

🟦国土交通白書と必須科目の設問との相関

建設部門の必須科目の出題傾向を俯瞰すると、令和元(2019)年度以降は、それ以前にも増して時事的なトレンディーなテーマがより多く取り入れられていることが分かる。そのため、国や国土交通省の政策や施策の背景や方針を理解しておく必要があり、そのためには、国土交通省の最近の政策・施策が体系的に整理されている国土交通白書が最適のテキストとなる。

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