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技術士建設部門【選択科目】の傾向と対策//選択科目Ⅱ・Ⅲの出題の傾向と国土交通白書のテーマの相関

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/技術士建設部門 選択科目Ⅱ-1,2及び選択科目Ⅲ【全科目共通】
/出題傾向と国土交通白書のテーマの相関

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・選択科目Ⅱ-1【全科目共通】出題傾向と国土交通白書のテーマの相関
・選択科目Ⅱ-2【全科目共通】同上
・選択科目Ⅲ 【全科目共通】同上
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必須科目Ⅰでは建設部門全般にわたるテーマが対象であるが、選択科目の設問は受験者が選択した科目の専門性に重点を置いたものとなっている。問題形式は、
・選択科目Ⅱ-1:「専門知識」
・選択科目Ⅱ-2:「応用能力」
・選択科目Ⅲ:「問題解決能力及び課題遂行能力」
に分かれている。

出題数と解答数は、
・選択科目Ⅱ-1:4問出題/1問を選択して解答
・選択科目Ⅱ-2:2問出題/1問を選択して解答
・選択科目Ⅲ:2問出題/1問を選択して解答
となっている。

試験制度が改正された令和元(2019)年度は、過去問をベースにした地球温暖化や防災・減災といった定番のテーマが出題された科目が多く見られたが、令和2年度以降は、それらに加えて時事性の高い出題が増え、より広範囲なテーマに及んでいる。

🟦選択科目【Ⅱ-1】専門知識の出題傾向


選択科目Ⅱ-1では専門知識が問われ、時事性を意識したテーマでの出題傾向にある。計画分野からの出題が多く見られる「都市及び地方計画」、「河川、砂防及び海岸・海洋」及び「建設環境」といった分野だけでなく「鋼構造及びコンクリート」でも時事性の高いテーマを取り上げている。

防災・減災と維持管理・更新をテーマとした出題は多くの科目で見られ、令和6年度においても出題傾向の高い分野といえる。

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