技術士建設部門【都市及び地方計画】の傾向と対策//選択科目Ⅱ・Ⅲの出題傾向と国土交通白書のテーマの相関
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技術士建設部門 選択科目Ⅱ・Ⅲ【都市及び地方計画】
出題傾向と国土交通白書のテーマの相関
【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・選択科目Ⅱ-1【都市及び地方計画】出題傾向と国土交通白書のテーマの相関
・選択科目Ⅱ-2【都市及び地方計画】同上
・選択科目Ⅲ 【都市及び地方計画】同上
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🟦選択科目Ⅱ-1の出題傾向と白書との相関
令和2年度の出題を例にすると、Ⅱ-1は4問の出題から1問を選択する形式であり、
・対流促進型国土とスーパー・メガリージョンの形成
・立体都市計画制度の留意点や必要な事項
・特別措置法に基づく空き家対策の枠組みや措置
・都市公園における移動の円滑化
について、それぞれに関連する計画や法律を踏まえて述べる内容であった。
いずれも近年の時事性を意識したテーマであり、例えばスーパー・メガリージョンの形成に関しては、2019年5月に最終とりまとめが公表されている。国土交通白書2019に続いて同白書2020でも、第Ⅰ部で取り上げられている。空き家対策も時流に乗ったテーマである。2019年9月に総務省が公表した最新の調査結果によれば、2018年の空き家率が過去最高に達するなど、都市のスポンジ化とともに、地方都市や地方でも問題となっている。国土交通白書2020では第Ⅰ部だけではなく、第Ⅱ部でも多くのページを割いて述べている。4問目は都市公園を対象とした設問であったが、改正が相次ぐバリアフリー法を意識した出題とみられる。
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