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長時間撮影も安心!DJI Osmo Action 5 Proの240分バッテリー駆動を試してみた

アクションカメラを使って撮影する際、バッテリー寿命は非常に重要な要素です。特に、アウトドアでの長時間の撮影や、充電環境が整っていない場所では、バッテリー性能が撮影の成否を大きく左右します。今回は、DJI Osmo Action 5 Proが持つ240分のバッテリー駆動時間がどれほど便利であるか、他のアクションカメラと比較しながら解説します。

240分の連続撮影が可能なバッテリー

DJI Osmo Action 5 Proは、240分の連続撮影が可能な大容量バッテリーを搭載しています。これは、アクションカメラの中でも群を抜いた性能です。実際にこのカメラで連続撮影を行うと、4K30fpsで約4時間もの撮影が可能でした。この結果は、充電の頻度を大幅に減らし、長時間にわたる撮影が必要な状況で非常に役立ちます。

また、バッテリー性能が優れているだけでなく、30Wの急速充電にも対応しているため、短時間で充電を完了できるのも大きな利点です。約46分でフル充電が可能なため、撮影の途中でバッテリーが切れたとしても、短時間の充電で再度長時間の撮影に戻ることができます。

他のアクションカメラとのバッテリー比較

GoPro HERO12 Blackとの比較

GoPro HERO12 Blackは、5.3K30fpsで約70分、1080p30fpsで約2.5時間の撮影が可能です。GoProも非常に優れたバッテリー性能を持っていますが、特に高解像度での長時間撮影では、DJI Osmo Action 5 Proの240分には及びません。GoProのバッテリー容量は1720mAhで、標準的な使用には十分ですが、長時間撮影を行う際には、予備バッテリーが必須となります。

一方、DJI Osmo Action 5 Proのバッテリーは1950mAhと容量が大きく、長時間の4K撮影でも1回の充電で長時間使用可能です。この点で、長時間のアウトドアやスポーツイベントの撮影において、バッテリーの持ちが優れているDJIが有利です。

Insta360 Ace Proとの比較

Insta360 Ace Proは、4K撮影で約100分の連続撮影が可能です。こちらも優れた性能ではありますが、240分には遠く及びません。Insta360はコンパクトさや操作性が強みですが、バッテリー容量に関してはDJI Osmo Action 5 Proに劣ります。また、Insta360は大容量バッテリーがないため、長時間の撮影には複数のバッテリーを携帯する必要があります。

DJI Osmo Action 5 Proの効率的な電力管理

DJI Osmo Action 5 Proは、ただバッテリー容量が大きいだけでなく、効率的な電力管理ができる点も評価に値します。特に注目すべきは、AIによるスマート電力管理です。この機能により、不要な電力の消費を抑え、撮影中にバッテリー寿命を最大限に活用することができます。例えば、撮影状況に応じてディスプレイの輝度を自動的に調整したり、使用していない機能を自動的にオフにすることで、バッテリーを効率的に使うことができます。

また、4K120fpsの高フレームレートでの撮影でも、従来のカメラと比較して電力消費が抑えられている点も、長時間撮影におけるメリットです。この機能により、高品質の映像を撮影しながらもバッテリーが長持ちします。

実際の使用シーンでのバッテリー性能

アウトドア撮影

アウトドアでの長時間撮影において、DJI Osmo Action 5 Proのバッテリー性能は大きな強みとなります。例えば、ハイキングやキャンプなど、長時間充電環境が整わない場所での撮影では、240分の撮影可能時間が非常に役立ちます。また、アクションスポーツやドキュメンタリー撮影など、途中でバッテリーを交換する余裕がないシーンでも、1回の充電で長時間の撮影を続けられる点が魅力です。

対して、GoPro HERO12 Blackは頻繁にバッテリー交換が必要になるため、予備バッテリーを複数持ち歩く必要があります。これは、特に荷物を減らしたいアウトドアのシーンでは不便な点となるでしょう。

長時間のイベント撮影

スポーツイベントやライブイベントの撮影では、撮影の中断が難しい場合があります。DJI Osmo Action 5 Proの240分のバッテリー駆動は、こうしたシーンにおいても強力なメリットを発揮します。1回の充電でイベントの大部分を撮影できるため、途中でバッテリーを交換する手間が省け、撮影に集中できます。

バッテリー寿命の延命技術

DJI Osmo Action 5 Proには、撮影環境に応じてバッテリーの持ちを延ばすための機能も搭載されています。例えば、低温環境でも安定したパフォーマンスを発揮できるよう設計されており、雪山や寒冷地での撮影でも問題なく動作します。-20℃から45℃までの幅広い温度範囲での動作が保証されているため、どんな環境でも長時間撮影が可能です。

一方、GoPro HERO12 BlackInsta360 Ace Proは、寒冷地でのバッテリー性能が劣るため、極寒環境での長時間撮影には向いていません。

まとめ

DJI Osmo Action 5 Proのバッテリー性能は、他のアクションカメラと比較しても圧倒的に優れています。240分の連続撮影は、長時間の撮影を要するアウトドアやイベント撮影において、非常に大きな強みです。さらに、効率的な電力管理機能や急速充電対応により、バッテリー切れの心配を最小限に抑えつつ、高品質な映像を長時間撮影することが可能です。

GoPro HERO12 BlackやInsta360 Ace Proもバッテリー性能は優れていますが、特に長時間の連続撮影や低温環境での撮影においては、DJI Osmo Action 5 Proがリードしています。長時間の撮影を想定しているユーザーや、充電環境が限られているシーンでの使用を考えている方には、DJI Osmo Action 5 Proが最適な選択となるでしょう。

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