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GoPro HERO12 Blackでビデオから簡単に24.7MPの静止画を切り出す方法

GoPro HERO12 Blackは、アクションカメラとしての撮影性能がさらに進化し、ビデオ撮影から高精細な静止画を簡単に切り出すことが可能です。この機能は、特に動きの速いアクションシーンや決定的な瞬間を逃したくない場面で非常に役立ちます。本記事では、GoPro HERO12 Blackのビデオから24.7MPの静止画を切り出す方法を詳しく解説し、他のアクションカメラと比較しながらその優位性を探っていきます。

24.7MP静止画切り出し機能とは?

GoPro HERO12 Blackでは、5.3Kビデオ解像度で撮影した映像から24.7MPの静止画を切り出すことができます。この機能により、ビデオ撮影の一瞬一瞬を高解像度の写真として保存できるため、動きの多いシーンでも静止画として記録したい瞬間を逃さず捉えることが可能です。

5.3Kビデオでは、5568 x 4872ピクセルの解像度があるため、切り出した静止画は非常に細かく、写真としても高いクオリティを誇ります。特にスポーツやアクションシーン、または大自然の中での撮影において、この機能が役立ちます。

GoPro HERO12 Blackでの静止画切り出し手順

GoPro HERO12 Blackでビデオから静止画を切り出す方法は非常に簡単です。以下の手順で操作できます。

  1. ビデオの撮影
     まず、GoPro HERO12 Blackで5.3Kまたは4Kビデオを撮影します。このビデオフォーマットが静止画切り出しに最適な解像度を提供します。

  2. GoPro Quikアプリを使用
     ビデオから静止画を切り出す際には、スマートフォンやタブレットで利用できるGoPro Quikアプリを使用します。ビデオをアプリにインポートし、切り出したいフレームにスクロールするだけで簡単に静止画を保存することができます。

  3. 静止画の保存
     Quikアプリで特定のフレームを選び、静止画として保存するオプションを選択します。この時、静止画は24.7MPの高解像度で保存され、ビデオの瞬間をそのまま高品質な写真として保持できます。

他のGoProモデルとの比較

GoPro HERO12 Blackの静止画切り出し機能は、従来のモデルに比べて大幅に進化しています。たとえば、GoPro HERO10ではビデオから切り出せる静止画は19.6MPが最大でしたが、HERO12 Blackでは24.7MPに向上しています。この解像度の違いは、特に大きくプリントしたり、細部までシャープに見せたい場面で効果を発揮します。

また、GoPro HERO12 Blackの5.3Kビデオのフレームレートは最大60fpsで、これにより、動きの速いシーンでも静止画を切り出す際にブレが少なく、滑らかな映像から鮮明な画像を抽出することが可能です。

他のアクションカメラとの比較

他のアクションカメラと比較すると、GoPro HERO12 Blackの静止画切り出し機能は依然として優れた特徴を持っています。例えば、DJI Osmo Action 5 Proでは、ビデオから切り出せる静止画は約20MPですが、GoPro HERO12 Blackの24.7MPに比べると解像度がやや低くなります。また、DJI Osmo Action 5 Proでは5Kビデオが最大解像度ですが、GoProの5.3Kに比べて少し劣ります。

Insta360 Ace Proも、360度映像や超広角撮影に強みがありますが、ビデオからの静止画切り出しに関しては、GoPro HERO12 Blackの24.7MPに比べて画質が低めです。特に5.3Kビデオから24.7MP静止画を切り出せるGoProの機能は、他のアクションカメラにはない独自の強みとなっています。

GoPro HERO13 Blackとの比較

最新モデルであるGoPro HERO13 Blackも、静止画切り出し機能はさらに強化されていますが、HERO12 Blackの24.7MP切り出し機能も依然として強力です。HERO13 Blackでは、同じ24.7MPの静止画切り出しに対応し、さらに電力効率や操作性が向上しているため、より滑らかに編集作業が行えますが、静止画のクオリティそのものはHERO12 Blackと同等です。

ただし、HERO13 Blackはバーストスローモーション撮影においても優れており、例えば400fpsでの撮影から高解像度の静止画を切り出す機能が追加されています。この点では、HERO12 Blackを上回る部分もありますが、通常の5.3Kビデオからの静止画切り出しでは、HERO12 Blackも十分に高性能です。

静止画切り出し機能の活用シーン

GoPro HERO12 Blackのビデオからの静止画切り出し機能は、以下のようなシチュエーションで活用できます。

スポーツ撮影

アクションスポーツやアウトドア活動で、瞬時に訪れる決定的な瞬間を逃さないために、ビデオで撮影しておいて後から静止画を切り出すという方法が非常に有効です。特に、スキーやスノーボード、サーフィンといった動きが激しいシーンでも、ブレの少ない静止画を抽出することが可能です。

自然風景の撮影

自然の美しい風景や野生動物の動きなど、瞬間を捉えるのが難しい被写体に対しても、ビデオ撮影から高解像度の静止画を切り出すことが可能です。日中はもちろん、夜間の星空やオーロラの撮影にも効果的です。

高解像度のメリット

24.7MPという高解像度の静止画を切り出すことで、写真の編集やトリミングにも柔軟性が増します。例えば、広角で撮影したビデオから部分的にトリミングを行っても、十分な解像度を保持しているため、シャープな画像を保つことができます。また、プロフェッショナルなプリントや、SNSでの投稿時にも見栄えの良い高解像度画像を簡単に作成することができます。

まとめ

GoPro HERO12 Blackは、5.3Kビデオから高精細な24.7MP静止画を切り出すことができるため、アクションカメラとしての撮影性能だけでなく、写真撮影機能としても非常に優れています。他のアクションカメラと比較しても、この解像度と簡便さは大きな強みとなり、スポーツや自然風景の撮影において、その瞬間を高画質で記録することが可能です。

この機能を活用することで、動きのあるシーンを余すことなく記録し、静止画としてもクオリティの高い成果を得ることができるでしょう。

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