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撮影後の動画編集に役立つAKASO EK7000 Proの特長 〜GoPro HERO13 Blackとの比較〜

アクションカメラで撮影した映像を編集して、クオリティの高い動画に仕上げるには、撮影後の編集作業が重要です。カメラ本体の機能や撮影フォーマットが、編集作業のスムーズさや結果に大きく影響します。今回は、AKASO EK7000 Proの動画編集に役立つ特長について、GoPro HERO13 Blackとの比較を通して詳しく解説していきます。

1. 撮影フォーマットの柔軟性

編集において、撮影フォーマットの選択肢が豊富であるほど、映像の品質や作業の効率が向上します。特に、画質やファイルサイズのバランスを取ることができるフォーマットの選択は重要です。

AKASO EK7000 Proは、**MP4フォーマット(H.264コーデック)**を採用しており、これにより動画ファイルは汎用性が高く、ほとんどの動画編集ソフトに対応しています。MP4はファイルサイズが比較的コンパクトでありながら、高い画質を保てるため、編集作業中もパソコンの処理速度に負担をかけません。このため、軽い編集作業を行う場合や、カジュアルに動画を編集したい場合に最適です。また、4K30fpsという高解像度で撮影できるため、映像のディテールを損なわずに編集することができます。

一方、GoPro HERO13 Blackは、H.265コーデックにも対応しており、これにより同じ解像度でもファイルサイズをさらに抑えることが可能です。H.265は最新のコーデックであり、特に高解像度映像を効率的に圧縮できるため、5.3K60fpsや4K120fpsなどの高解像度映像を扱う際に非常に有利です。編集時に大容量の映像データを扱う際にも、パフォーマンスの低下を最小限に抑えることができ、プロフェッショナルな編集にも対応します。

結論: AKASO EK7000 ProはMP4形式での編集がしやすく、初心者やライトユーザー向けに最適な選択肢です。GoPro HERO13 Blackは、H.265対応により高解像度映像でも効率的な編集が可能で、より高度な映像制作に向いています。

2. 解像度とフレームレートの選択肢

撮影時に選択できる解像度やフレームレートは、編集の自由度を大きく左右します。特に、スローモーションや高速再生といった特殊効果を使用する際には、フレームレートの選択が重要です。

AKASO EK7000 Proは、4K30fps1080p60fpsでの撮影が可能です。30fpsは一般的な映像でスムーズな再生を提供し、60fpsはスローモーション映像を作成する際に非常に役立ちます。これにより、撮影後に編集でシーンをスローダウンしたり、アクションシーンのダイナミズムを強調することができます。フレームレートの選択肢が多いことで、編集作業において多様な映像表現が可能です。

一方、GoPro HERO13 Blackは、5.3K60fps4K120fpsといったさらに高解像度かつ高フレームレートの撮影が可能です。特に、120fpsで撮影した4K映像は、後からスローモーション処理を行っても非常に滑らかで、臨場感あふれる映像を提供します。高解像度かつ高フレームレートで撮影できるGoProは、映画的な映像表現やアクションスポーツの細かな動きを再現したいプロフェッショナルな編集に非常に適しています。

結論: AKASO EK7000 Proは、4K30fpsや1080p60fpsでの撮影が可能で、一般的な編集やスローモーション効果に十分対応できます。GoPro HERO13 Blackはさらに高フレームレート・高解像度の映像を提供し、よりクリエイティブな編集が可能です。

3. 音声の編集と活用

動画編集において、映像だけでなく音声のクオリティも重要です。クリアな音声が撮影できれば、編集時に音声を強調したり、バックグラウンドミュージックと組み合わせることで映像作品の完成度を高めることができます。

AKASO EK7000 Proには内蔵マイクが搭載されていますが、風切り音や雑音が入りやすい傾向があります。そのため、後から音声を編集する際には、ノイズリダクションなどのツールを活用して音声をクリーンアップする必要があることが多いです。また、外部マイクには対応していないため、音声収録に関しては工夫が必要です。音声を重要視する編集作業では、別途録音した音声を映像に合わせて編集するのが一般的です。

一方、GoPro HERO13 Blackは、内蔵マイクが非常に優れた性能を持っており、風切り音を抑える機能や、雑音を軽減するための複数のマイクを搭載しています。これにより、屋外での撮影でもクリアな音声を得ることができ、後からの編集で音声を大幅に修正する必要がありません。また、GoProは外部マイクにも対応しており、さらに高品質な音声を必要とするシーンでは外部マイクを接続してプロフェッショナルな音声収録が可能です。

結論: AKASO EK7000 Proは内蔵マイクのみの音声収録に限界があるため、音声を別途収録して編集時に追加する必要があります。一方、GoPro HERO13 Blackは優れた内蔵マイク性能を持ち、さらに外部マイクを活用することで高品質な音声収録が可能です。

4. アプリ連携による簡単な編集機能

撮影後、手軽に映像を編集してSNSにアップロードしたい場合、カメラ専用のアプリ連携が非常に便利です。これにより、パソコンを使わずにスマートフォンで簡単な編集作業が行えます。

AKASO EK7000 Proは、専用アプリAKASO GOを使って、撮影した映像をスマートフォンにワイヤレスで転送し、基本的な編集作業を行うことができます。例えば、カットやトリミング、BGMの追加など、簡単な編集がアプリ上で完結します。また、撮影後すぐにSNSでシェアできるため、特に旅行中やイベント中に素早く映像を共有したい場合に便利です。

一方、GoPro HERO13 Blackは、専用アプリGoPro Quikを使って、さらに高度な編集が可能です。Quikアプリでは、テンプレートを利用して自動的に映像を編集したり、映像のハイライト部分を簡単に抜き出して短いクリップを作成することができます。加えて、GoProの映像はGoPro Cloudに自動アップロードされ、編集の際にパソコンでもスマートフォンでもクラウド上から映像をダウンロードして作業を進めることができるため、デバイス間でシームレスな編集が可能です。

結論: AKASO EK7000 Proは、AKASO GOアプリを使った簡単な編集が可能で、SNSシェアに適しています。GoPro HERO13 BlackはQuikアプリとクラウド連携によってさらに高度な編集機能を提供し、プロフェッショナルな動画編集にも対応します。

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