早大生インフルエンサー図鑑 vol.11 エンドウレイ
こんにちはー!
早稲田祭楽しかったね!
前例がない中、こんな素敵なイベントを作り上げてくれた運スタさん、放研さんをはじめ、全ての関係者各位、本当に凄いです。感動しました。ありがとうございます。
今日のインタビューに応えてくれたエンドウレイさんもまた、周りの人を巻き込みながら、自ら先頭に立って前例のないことを成し遂げた人です。
本編スタート。
エンドウレイのこれまで。
じーお:今日はよろしくお願いします!軽く自己紹介していただいてもよろしいでしょうか?
エンドウレイ:はい。私は遠藤伶と申します!早稲田社学の4年生で、チャモフルという雑種音楽団体を立ち上げたり、「SHARP#」という活動の代表をしています。今日はよろしくお願いします。
じーお:ありがとうございます。SHARP#さんの「紺碧のうたプロジェクト」、拝見しました。本当に素敵だった...
エンドウレイ:ありがとうございます!
じーおからのお願いです。
既に見たことある人、まだ見たことのない人、改めて観て、聴いてほしい。
そしてそれぞれに違った良さがあるので一通り見て欲しい。
【早稲田】「紺碧の空」テレワーク演奏 - 早稲田大学21団体合同企画【早稲田】そして紺碧の空へ / Lyric Video
【早稲田】そして紺碧の空へ / Lyric Video - 早稲田生歌唱Ver.
【早稲田】そして紺碧の空へ/完全版MV オンライン合唱
各音楽サービスへのリンク
じーお:これまでのエンドウレイさんの大学生活の経緯を振り返っていただきたいです。チャモフルの立ち上げと、それがどのようにSHARP#につながったのでしょうか。
エンドウレイ:2年生の時の新歓で、僕がリコーダー一本持って早稲田を歩いてたんですよ。その時、タップダンスの人とか、尺八の人とか、、、とにかくいろんな人がいて。この人たちと何か音楽を一緒にやりたい、もっといろんな楽器や人がいたらもっともっと面白いだろうなぁ。と思って、その場で人を集めて即興セッションをしたんです。それがめちゃくちゃ楽しくて。こういうのを積み重ね、精度を上げていけば人を感動させうるようなものになるんじゃないか?と思ってチャモフルを立ち上げました。それ以降はチャモフルを基軸にした学生生活でした。3年生になると本格的に音楽に向き合って。「リコーダーといえばエンドウ」というブランディングがしたかったんです。笑 ベトナムで1万人の前でリコーダーを演奏したりしました。とにかく音楽で自分を表現したかったんです。
そして3年の冬から、「5大陸7地域の文化・芸術を巡る早稲田史上最大の音楽とダンスの祭典」と銘打ったSHARP#というイベントの開催を目指していましたが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったんです。それは、僕が「こういうステージを実現したい」と夢を語り、たくさんの協力者や演者さんの時間をある意味「奪った」形になってしまった。それが本当に申し訳なく、悔しくて。「みんなにこの早稲田の色や輝きをどうにかして伝えたい」という想いが「#紺碧のうたプロジェクト」につながりました。
エンドウレイのこれから。
じーお:ありがとうございます!音楽で自信を表現する、プレイヤーからイベントを裏で支え、出演者を輝かせるプロデューサーに転身したんですね...!
エンドウレイ:そうなんです。早稲田に入った時は自己表現こそが幸せだと思っていました。でもある日、周囲に自分を表現してもらうことも一つの自己表現だと気づいたんです。チャモフルの立ち上げも大きな原体験の一つで、僕は様々な”色”を放つ沢山の人と何かを作り上げるすごく好きです。そういった人たちに自己表現してもらうための”ハコ”を作った上で、自分もそこに参加し、一体化したい。#紺碧のうたプロジェクトは本当に様々な人に関わっていただき、どんどんどんどん規模も大きくなっていきました。そしてその中で、「素晴らしい作品になるという確信」に誰よりもワクワクしていたのが僕です。
あと、僕は早稲田のことが気持ち悪いぐらい好き。変態。
僕はもし早稲田じゃなったらハットも被ってないし、リコーダーも吹いてないし、「エンドウレイ」は死んでいたと思っていて。早稲田には「いろんな人が自分らしく生き、自己表現をしている」という地盤、「色」があるじゃないですか。その色と、「エンドウレイ」という「色」がほっとんど同じで、バチっと噛み合いました!
僕は早稲田のことを愛しているから、「早稲田」という価値を最大化して、早稲田の内外に「早稲田」という世界を、価値を伝えたかったんです。
#紺碧のうたプロジェクトで一番差したかったターゲットは新入生だったり、「早稲田」を感じられてない方でした。そういった方々からの声、YouTubeのコメントやツイート、さらにはOBの方からも大きな反響を頂いたのも本当に嬉しかったです。
じーお:このプロジェクトの前後でエンドウさんにどのような変化がありましたか?
エンドウレイ:変化は大きく二つあって。一つ目は、「プロデューサー」という道が見えたこと。二つめは「価値」の捉え方です。
自分が#紺碧のうたプロジェクトをプロデュースする過程に最後までワクワクしながら継続でき、その経験を経て「プロデューサー」という道が好きなんだ、と確信できました。そしてこのプロジェクトを語る上で外せないのは、『そして紺碧の空へ』の作詞・作曲をして下さった杉山勝彦さんの存在で、杉山さんが今までの僕の人生で一番影響を受けた人です。その杉山さんが自分に対してプロデューサーとして期待をしてくれている、という現実に応えたいです。そしてそのためにもレコード会社に就職することに決めました。
そしてその杉山さんから教わったのが「拍手の数がそのもの価値なんだよ」という考え方です。作品自体の価値をあげるには拍手の数を増やさなければならない。そこを最大化すること、すなわち一人でも多くの人にリーチさせることに責任感を持たなければならない、というような価値観に変化しました。
杉山勝彦、亀田誠治、遠藤伶
じーお:早稲田のOBには杉山勝彦さん、亀田誠治さん、小室哲哉さん、渡辺淳之介さんなど、素晴らしい音楽プロデューサーが多数いらっしゃいます。エンドウレイとしてどのようなプロデューサーを目指していますか?
エンドウレイ:僕には人の魅力を届ける上で大切にしたい軸が3つあります。それは、パーソナリティ、トレンド、愛。この3軸がいい形になった時にはじめて「成功」する。演者さんの過去にどういった物語があり、何を自己表現として達成したくて、結果として今どのような表現がなされているのか。そして、社会、受取り手がどういった空気感なのか?どうやって波に乗せれば多くの人の心を掴めるのか。そして、それらを達成するために演者、プロデューサー、クリエイター、全員の愛の値が高い数値でピッタリあう。この3軸が噛み合って初めて、演者さんが最大限自己表現できるようなステージを作れると思っています。
#紺碧のうたプロジェクトは、この3軸が達成できたからこそ多くの人に伝わったんだと思います。
そして、目標として掲げているのは「30歳までにみんなが知っているアーティストをプロデュース」すること。具体的に言うと、FNS歌謡祭に出たいです!そしてこのインタビューは「絶対にプロデューサーとして成功してやる!」という宣誓です!
口ずさめばそこがワセダだ。
じーお:Twitterで見かけたのですが、紺碧のうたプロジェクト"ダンスver"が近日公開されるんですか?
エンドウレイ:そうなんです!紺碧のうたプロジェクト"ダンスver"の公開が11月30日に公開されます。今までのMVは「家の中」が一つのテーマでした。ダンスバージョンでは早稲田祭を彩ったパフォーマンスサークルが早稲田にゆかりのある場所でダンスする、早稲田色溢れるMVになっています。#SHARPはまだまだ終わりません。これからも公式ツイッターアカウントで告知させていただくので、フォローしていただけると嬉しいです!
じーお:今日はありがとうございました。エンドウレイさんでしたー!
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いかがでしたでしょうか。
エンドウレイが成し遂げたこと、そしてこれから成し遂げて行くことに思いを馳せると本当に胸が踊ります。
「じーおくん」としてnoteという媒体でインタビューさせていただくこと。ある意味僕も一人のプロデューサーなのかもしれない。エンドウさんに教わったことを胸にこれから色んな人のパーソナリティーを最大化できるような記事にしたいです。
読んでくれてありがとう!またね!
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