転部ってどういう制度?転部経験者にインタビュー
こんにちは!いつでも神対応じーおくんです。最近めちゃくちゃ寒いですね。冬眠したいです。シロクマだけど。
転部志望の皆さん!そして転部志望ではないものの、転部に興味のある皆さん!本日のゲストはuuu早稲田大学の転部経験者、所沢キャンパスから戸山キャンパスに転部した経験を持つあいざわさんです。
――あいざわさんは人間科学部から文化構想学部へ転部しました。転部しようと思った、その理由を教えてください。
私は早稲田キャンパスのかっこよさに憧れて、早稲田を目指しました。でも、早稲田で受かったのが人間科学部だけだったので所沢キャンパスに通うことになりました。
入学式前のオリエンテーションで初めて所沢キャンパスに行ったのですが、基本的に周りには森しか無く俗世からは隔離された世界でした。「これは私の憧れていた早稲田大学ではない…」そう思い、早稲田の地で学生生活を送る選択肢を考えた中で一番現実的であった「転部」という手段を選びました。それに加え、自分の興味のある分野を文化構想学部で学べることも転部にチャレンジする大きなきっかけになりました。
――なるほど!試験対策を始めたのはいつ頃ですか。
対策を始めたのは意外に遅く、11月なんです。なぜなら、私が受験を予定していた文・文構の入試要項が発表されるのが私の年だと11/30だったからです。それまでにどの学部、どの論系(学科)がどのぐらい人を募集するかはわかりません。募集しないところもあります。
でも、政経を希望している人ならもっと早い段階で対策したほうがいいでしょう。政経には英語の試験があります。ものすごく難しいです。
――試験内容はどんなもので、どんな対策をしましたか。
私の受けた文化構想学部の文芸・ジャーナリズム論系は一次試験が英語と小論文、二次試験が面接という内容でした。試験内容の詳しい内容は大学のホームページに掲載してありますが、論系ごとに問題が違います。入試以上並みに難しい英語を出してくる論系もあります。私の受けたところは、小説の一部を和訳させられました。
筆記の対策としては、単語は受験期に使っていたシス単を復習したり、実際に英語の小説の和訳などをしていました。また、辞書持ち込み可でしたので、辞書を早く引く練習をひたすらしました。
面接対策は、その論系の研究や所属教授の学問分野などを事前に調べました。志望理由を聞かれますので、「人間科学部でもやりことあって、残っていてもできました。でもこの論系で**をやりたい。」という形式で準備しました。
――他の学部との併願はできますか。
文と文構の併願はできません。同じ文学学術院というくくりで、試験日が一緒なのです。それ以外の学部との併願は調べていないのでわかりません。
――単位の換算はどうなりますか。
単位の換算については要項に細かく書かれています。でも複雑だったのであまり気にしませんでした(笑)。結果的には人間科学部で取った単位数の合計が変わることはありませんでした。
でも一つ言うと、第二外国語は第二外国語のまま換算できますが、あえて一般科目の単位に換算して、転部後は第二外国語を受け直すことにしました。
理由は二つあります。一つはもう一度基礎を固め直すことができることです。もう一つは転部後、一年生と同じ授業を受けることで、心配していた友達できない問題を解決できます。
――転部前の学部の友達に転部を打ち明けるのは難しかったのですか。
いいえ、転部を考えた人たちは結構いましたので、自然に話題に出せる雰囲気でした。自分の周りにたまたまそういう人たちが集まっただけかもしれませんが。
――転部していいことありましたか?
今の所いいことしかないです。やりたい勉強ができて、ゼミにもうかって、ワセメシも本当にうまいです。そしてたくさんの人と出会えました。あと通学時間もかなり短くなったし学費も安くなりました。一般で文構に受かればよかった話ではあるけど、一度所キャンを体験したからこそ味わえる幸せがここにはありました…。
――転部を考えてる人たちへ一言!
もし少しでも悩んでいるなら、とりあえずチャレンジしてみたらいいと思います。ノーリスクだし!
転部に関しての最低限の情報は、早稲田大学のHPに載っています。まずはそれを確認することが必須です。ですが、一般入試のようにたくさんの人が受ける試験ではない為、基本的には転部に関連する情報量が少なく苦労することもあるかもしれません。そんな時は気軽にじーおくんや私に質問してみてください。転部試験を受けるというのであれば、できる限りのサポートはします!それでは是非頑張ってください!
11月になりました。そしてそろそろ12月です。皆さんは今のいる環境に慣れましたか?慣れてない方、そろそろ募集要項が発表されます。皆さんが希望に進路を進めることをじーおくんはこころよりお祈り申し上げます。