早大生インフルエンサー図鑑 vol.12 大久保友博
こんばんは!じーおです。
冬です。シロクマの季節、じーおの季節がやってまいりました。
変に東京慣れしてしまったせいか、
もう既にガンガンにコート着てヒートテックを着てるので、冬本番はどうやって過ごそうかと不安になっています。
ですが、今日のゲストは冬なんか全く関係なさそう。早稲田で一番アツい、いや日本で一番アツい男がやってきてくれました。記事を読み終わった時には皆さんも一緒にアツくなっているはず。このnoteで冬を乗り切りましょう。
本編スタート。
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「人生変えたきゃ神宮に来い」
じーお:今日はよろしくお願いします!まず簡単に自己紹介をお願いします。
大久保さん:早稲田大学政治経済学部4年の大久保友博です。応援部でリーダーとして活動しています。よろしくお願いします!
じーお:野球部、5年ぶりの優勝おめでとうございます!蛭間選手の逆転ホームラン、劇的でしたね。
大久保:ありがとうございます!秋の神宮には神様がいるんですよ。マジでそう思っています。去年の秋の早慶戦も劇的な展開で。ドラマはテレビで見るもんじゃない、神宮で見るもんです。
じーお:秋の神宮には神がいる...! 確かにそうとしか思えない展開でした。そして、大久保さんの早稲田祭のエンディング、そして優勝祝賀会の学注も本当に感動しました。大久保さんが応援部に入った最初のきっかけはなんだったんですか?
大久保さん:最初のきっかけは「劣等感」と「焦燥感」です。自分が1年生の時、最初の1ヶ月ぐらいは堕落したプー太郎みたいな生活を送ってて。泥沼でした。ある日、流石にこのままじゃダメだな、こんなことするために浪人してまで早稲田に来たわけじゃないという想いが芽生えて。ひょんなことから神宮に早稲田の野球部の応援に行ったんです。そこで投げていたのが当時1年生だった早川で。それを見て衝撃を受けて。自分と歳もそんな変わらない早川が、神宮で並居る強打者相手に堂々としたピッチングをしている。一方、俺はじゃあなんだ?というのが強烈な「劣等感」と「焦燥感」に繋がって。その時の神宮で見た応援部の方達の笑顔に惹かれ、気づいたら自分も学ランを着ていました。神宮は、僕の人生のターニングポイント。「人生変えたきゃ神宮に来い」っていうキャッチフレーズは、僕の原体験でもあるんです。
神宮に行こう。
じーお:実際に神宮に野球を観に行くにはどうしたらいいのでしょうか?六大学野球のシステムから教えてもらいたいです!
大久保さん:今年はコロナの影響で例年と大きく違うポイントが多々あり、来年以降もどうなるかは正直わからないです。ここでは例年のパターンでお話しさせていただきます。六大学(早稲田・慶應・法政・明治・立教・東大)野球は基本的に総当たり戦で、1大学ごとに土日で2連戦し、2勝したほうが"勝ち点"を得られます。土日で1勝1敗の場合は月曜に試合が行われます。いわゆる月曜球場ってやつですね。チケットは神宮にきてもらえれば当日券で買えて、基本的に一人500円、シートは内野席です。
じーお:ありがとうございます!神宮をもっと楽しむコツはありますか?
大久保さん:せっかくなら勇気を出して応援部の近くに座って欲しいです!みんな大きな声を出して歌っているので自分が大きな声を出しても恥ずかしくないし、歌詞カードや歌詞パネルもあるので!コロナが終わったらみんなで肩組んで紺碧を歌いましょう!
じーお:プロ野球や高校野球と比較して、六大学野球特有の面白さって何がありますか?
大久保さん:色々あるんですが、特に自分が面白いと思うのは、神宮の応援席って、本当にいろんな人がいるんですよ。大学生、OB、早稲田にはなんの関係のない人。神宮のスタンド以外では巡り合わないような人たちが校歌と紺碧だけでいとも簡単に繋がってしまう。紺碧の空の力は半端じゃないです。
大久保友博学生誘導対策責任者(政経4=千葉南)
じーお:応援部として、その中でも学生誘導対策責任者としてのやりがいを教えてください!
大久保さん:やりがいの大きなものとしては、日本の最高峰のアスリートと肩を並べられること。そして人との繋がりですかね。もちろん応援部の内部もそうですし、外部でも沢山の素敵な出会いがありました。例えば武道家さんだったり、居酒屋もちださんだったり。僕たちはいつも学ランを着ているので自然と目立つんですよ。その中で「応援部!頑張れよ!」とみんなが応援してくれる。早稲田そのものを応援する自分たちが、実は一番応援されているんじゃないか、と感じます!
学生誘導対策責任者は応援部におけるマーケティング担当です。応援部がなんか新しいこと、面白いことを始めたら裏に大久保がいると思ってください。笑
今年はコロナウイルスの影響もあり、例年とは大きく違ったものでした。でも僕はこの1年間が4年間で一番楽しく活動できたんです!コロナ禍における試行錯誤、、挑戦して失敗して、失敗して、、たまに成功して。今年のテーマ、ゴールは「未来の神宮を満員にする」で。未来の神宮を満員にするために今何ができるのか?というのを常に考え、企画、実行していきました。例えば、モザイクアートを作って野球部にプレゼントしたり、稲穂祭や優勝祝賀会をオンラインで配信したりです。今年はYouTubeで発信することで再生回数が何万回とかいった。オンラインだからこそ、「届ける」っていう面では今までにないものを実現できたという自負があります。
大久保さんのこれから
じーお:大久保さんの次の挑戦をお聞かせください!
大久保さん:まだ応援部は引退ではなくて、12月5日にある早慶サッカーであったり、代交代式が行われます。早稲田大学応援部の公式Twitterでどんどん更新していくのでそちらをチェックしていただきたいです!
また、個人としては来年夏にアイアンマンレースに出場するつもりです!アイアンマンレースはスイム3.8キロ、バイク180キロ、ランは42.195キロ...世界一過酷な競技と言われていて、それを完走するために今は応援部と並行して練習しています。家から早稲田まで自転車で往復したり...120キロあるんです!笑 僕のTwitterではアイアンマンレースの練習報告をしていて。過程から挑戦を発信しているので見に来てもらえると嬉しいです!
ピンチはチャンス。
じーお:最後に読者へメッセージをお願いします。
大久保さん:僕がコロナ禍で一番学んだことを言わせて下さい。本当のチャンスはピンチの顔をしてやってくるんですよ。
例えば早川は、コロナ禍でボールを触らずに、ずっと走り込みをしてたんですよ。5月ごろになってやっとシャドーピッチングを始めて。段階をふんでいった。それが生きて夏のリーグ戦で下半身主導のフォームでやって、155キロとか出るようになって、一気にドラフト1位まで駆け上がっていった。
僕自身もコロナ禍でオンラインでやってやろうじゃないかっていって企画を展開して。Twitterでもいろんな情報発信をして、結構早大生は神宮に行きたいと思ってくれてると思うんです。今年も劇的だったし!早稲田祭もオンラインであれだけのものを作り上げて。早稲田は逆境をチャンスを変えられる力を持っている。
逆に、あからさまなチャンスの時ってみんなやるんですよ。みんなやるから、そこでうまく自分の価値を出すのは難しい。コロナ禍でピンチだと挑戦する人って少ないじゃないですか。逆にそこで踏み出せる奴っていうのはそれだけで一握りの存在。だからこそ、本当のチャンスはピンチの顔をしてやってくる。今年はコロナっていう顔をしてやって来ました。来年はどうなるかわからないですけど。そういう逆境の時こそ力を振り絞って欲しいし、早稲田にはその力がある。
もしも、あなたが「キツイな」って思った時は神宮に来てくれれば逆境を跳ね除けた人がいるんで。学ラン着てる応援部と、ユニフォーム着てる野球部。逆境をはねのけた奴らがいるんで!そこに来てくれれば、人生を変えるきっかけは提供できると思います。人生変えたきゃ神宮に来い!
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アツい。アツすぎる。
ピンチはチャンスの顔をしてやってくる。僕もそれを胸に刻みました。
来年、どうなるかわからないけどさ、もし神宮のスタンドに応援にいけるなら、コロナ禍が終わったらさ、みんなで一緒に肩組んで紺碧歌おう!
大久保さん!ありがとうございました!