ローカルドリブンって、まさに「関内で働く」だった!同じ志で働く仲間を見つけた高揚感。ARUYO ODAWRAを見学してきた。
私たちG Innovation Hub Yokohama(以下G)は、このnoteで「関内で働く」を一貫したテーマとしています。当施設は、シェアオフィスでありますが、設計コンセプトも関内の街を歩いてるようなイメージで作られているように、壁で囲まれていないセミオープンブースを利用すれば、通りすがる入居者とも気軽に挨拶できますし、ドアのついたクローズドブースであっても、ドアを開けたまま仕事していたり、気軽にコミュニケーションがとれます。まさにそれが関内で、通りを歩けば誰かに会う、「今から行っていい?」ができる距離感が、人間らしくて大好きなところです。
さて、先日、私たちGスタッフは、ARUYO ODAWARAを訪問しました。同施設は、仕事も遊びも楽しみたい人のためのクリエイティブワークスペースと謳っているように、どの角度からも”今、小田原にいることが充実する”、出会いの豊富さと居心地の良さがありました。
実は、スタッフさんとの話に夢中になり、たくさん写真を撮ってこなかったのですが(反省)、少しご紹介します。
私スタッフ小室は、県西部出身で、小田原はまさに青春の地!でしたが、20~30年前は、ビルからたくさんのテナントが撤退し、郊外に大きなショッピングセンターが出来て、、、と小田原駅周辺が廃れていくような悲しさがありました。
それが今では、移住者が増え、小田原にゆかりのない人も多く住んでいるとか。確かに、駅前はきれいになり(昔の駅舎も大好きでしたが)、新幹線で東京まで35分という便利さ、海と山が身近にある。行きたいときに箱根の温泉に行ける距離感とか、思えば魅力だらけなんです。小田原ってこんなにポテンシャルがある街だったんだなと思いました。
ARUYO ODAWARAは、そんな街をそのまま表現しているように、多彩な人を受け入れる器をもっています。そもそもスタッフさんがただのスタッフさんでないという表現でいいのか、趣味も、仕事も、ARUYOや小田原を拠点にし、それを資源としながら、思想はその枠組みを超えるような取り組みをされている。そして、利用者さんのチャレンジをしっかりと後押し、その思いを形にするスピード感にも驚く。
ARUYOでは、『ローカルドリブン』と表現されていましたが、地域の資源や仲間同志の信頼感が、小田原が急激に成長している要因なんだろうなと思いました。
けれども、ARUYOのコンセプトが「仕事も遊びも」というように、イケイケどんどん的な鼓舞の仕方ではなく、しっかりと生活できることも視野にいれてアドバイスされているのが、スタッフの本気度を感じます。
改めて、私たちの「関内で働く」という働き方も、もっともっと知っていただきたいと思ったし、各地域でこんな働き方ができたら、心の豊かさ、おおらかさ、多様性、なんだか、いいことしか思いつきません。やっぱり、その街を好きになることが、なにより大事だなと思いました。シェアオフィスやコワーキングスペースの今後の可能性を感じるとともに、しっかり私たちが思想を持たないと、言い方は悪いですが、ただのシェアオフィスになってしまうという危惧も感じます。
こうして、小田原で施設見学の域を超え、改めて志を見直したくなる清々しさと、仲間を見つけた高揚感で心が満たされたのですが、「あれ、これがワーケーションってこと?」とかと思ったり。違う場所で仕事すると、同じこともまた違った視点で見えてきますよね。関内の方におすすめのワーケーションスポットを見つけました!関内から1時間で行けますよ!
最後に、私の好きな小田原の景色たちを…