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ビートルズが教えてくれた英語 (14)MARTHA MY DEAR

10thアルバム「THE BEATLES(WHITE ALBUM)」(1968.11.22) (1枚目9曲目)

作曲者    Paul McCartney
ボーカル Paul McCartney

(再掲)白一色ジャケットから「WHITE ALBUM」と呼ばれています。
ビートルズは、1968年1月(1967年12月説あり)に、自分たちの会社「Apple Corps 」を設立しました。そのレコードレーベルが「Apple Records 」です。そして、これがその第一弾アルバムというわけです。2枚組30曲の大作です。

名曲です。愛犬家のポールが飼っている「マーサ(オールド・イングリッシュ・シープドッグ」についての歌です。手紙などのように「dear(形容詞)」が先にあれば、「親愛なる」ですが、名詞ですので「マーサ、ぼくのいとしい犬」というわけです。
このシンプルなピアノ曲にして高貴な雰囲気。もちろん、ポールの天才たる所以ですが、ストリングスとホーンが相当効いているのに気が付きますね。後日調べると、ジョージ・マーティンがプロデュースし、ポールと二人で制作したとのこと。ジョージ・マーティンのセンスが素晴らしいです。

Lyric

Martha my dear,
マーサ、ぼくのいとしい犬
though I spend my days in conversation please
ぼくの毎日は会話で終わってしまうけど どうか
Remember me, Martha my love
ぼくを覚えておいて、愛するマーサ
Don't forget me, Martha my dear
ぼくを忘れないで、いとしのマーサ
Hold your head up, you silly girl, 
顔をあげて、おばかさん
look what you've done

なんてことをしてくれたんだい
(あなたがしたことをみてごらん)
When you find yourself in the thick of it
その真っ只中にいるって気づいたときは
Help yourself to a bit of 
what is all around you, 
自分のまわりにあるすべてのものに
少しは好きに手を伸ばしてごらんよ
Silly girl
Take a good look around you
よくまわりを見てごらん
Take a good look, you're bound to see
よく見てごらん、きっとわかるはずさ
bound to do=義務がある、きっと〜する
That you and me were meant to be 
for each other,
君とぼくはおたがいのために生まれてきたんだってね
mean=運命に定める
Silly girl
Hold your hand out, you silly girl, see what you've done
手を出して、おばかさん、なんてことをしてくれたんだ
When you find yourself in the thick of it
Help yourself to a bit of 
what is all around you, 

Silly girl
Martha my dear, 
you have always been my inspiration
いつだってぼくのインスピレーション
Please
Be good to me, Martha my love
ぼくにやさしくね
Don't forget me, Martha my dear


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