2023年12月3日 プロ修斗山口大会TORAO31(闘裸男) 情報
一年ぶりにプロ修斗山口大会が開催される。今回は、会場をKDDI維新ホールに移し、中国・九州のトップ選手が一堂に会する大会となりそうだ。
なお、前日の12月2日は、サステイン主催でプロ修斗豊洲PIT大会(COLORSとFIGHT&MOSH)が行われることになっており、修斗は全国をまたにかけて、二日間で3大会を実施することになる。スタッフは本当にご苦労様です。
大会開催概要
[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦山口大会「TORAO31」
[主 催]TORAO NATION STATE[認 定]修斗コミッション
[協 力](有)オフィスK 毛利道場 有永道場Team Resolve
[特別協賛]山口市観光コンベンション協会
[会 場]山口県山口市/KDDI維新ホール
[開催日]2023年12月3日(日)[開場/開始]14:30/15:00
日本修斗協会|プロ修斗 12月3日 TORAO NS主催興行山口大会
個人的見どころ
闘裸男から対世界を見据える一戦 野瀬翔平vs神田T800周一
野瀬選手は、MASTER JAPAN福岡所属で、ROAD TO UFCにも二度にわたり参戦し、代表の弘中さんの、「東京を経由しないで福岡から世界に挑む」という理念をもう少しで形にするところまで来ている。ベースに柔道があり、グラップリング、極めの技術が高く、修斗に戻っても、昨年度新人王の新井選手をスクランブルの攻防からアームロックを極めて、改めて強さを見せつけた。これまでランキング戦がなかったので修斗のランカーではないが、実質的にランカー、それも上位相当であるという認識だ。直前のBLOOM FCでは、強豪米倉選手相手にグラップリングの試合を行った。敗れたが、躊躇なくテイクダウン、パスを狙いに行く思い切りの良い攻めの姿勢は変わらず見せた。大きな怪我もないようなので頑張ってほしい。
神田選手は、広島に移住後、GLADIATORではベルトを勝ち取り、修斗でも野尻選手に勝ってランキングを手に入れると、前回の広島大会では、國頭選手を相手にしんどい試合をやりきり、判定勝利。スタンドでは機先を制するジャブ、重いミドル、相手が嫌なタイミングでしつこく仕掛けて絶え間なくプレッシャーをかけ、壁レス、スクランブルと勝負し、そして上回り続ける緻密なMMAは完成度が高い。GLADIATORでは、モンゴルのテムーレン選手相手との再戦に敗れてベルトは失うも、進化し続けていることを示した。
いずれも、勝って、世界と勝負したい選手同士。非常に楽しみだ。
毛利昭彦vs児山佳宏
地元の毛利道場・毛利昭彦選手は、昨年は、宮﨑師範代の引退試合の相手を務め、非常にやりにくかったと思うが、今年は元環太平洋王者児山選手と対戦。毛利選手は、摩嶋選手はじめ名選手を数々育てつつ、現在もなお山口最強の男を名乗るためにも、児山選手には負けられない。児山選手は、沖縄大会で復活後、敗戦もあったが、得意のレスリングで相手をケージに張り付け完封する試合を重ねている。トップレベルの試合が期待される。
来年ランク上位~ベルト戦線を狙いたい 結城vs岡田達磨・國頭vs野尻。
國頭vs野尻、これは楽しみ。
國頭選手は、飛躍の見えた一年だったと思う。前戦こそ、神田選手との中国地方バンタム級ナンバーワン決定戦というべき試合でスプリット敗れはしたが、しんどいレスリング、怒涛のスクランブルで3ラウンド最後まで動き回り、タフな試合をハイレベルにやって見せた。
野尻選手は、やはり神田選手に敗れたのち、マスタージャパンに移籍する。心機一転、思うところがあったのかもしれない。移籍後初のMMAの試合で、まだその成果は明らかになっていないが、持ち味の積極性、思い切りの良さに加えて、マスタージャパン的な緻密なグラウンドなどテクニックが加わるのではないだろうか。
福岡の結城選手は、新潟の岡田達磨選手と対戦。メインイベントに抜擢。
結城選手は、長い手足で安定した寝技が冴えるが、ボクシングも向上して、ここ最近は上り調子だったが、前戦でオーディン選手にフィジカルで上回れると劣勢をカバーしきれず敗戦。なかなか波に乗れないが、本来の実力はもっと高いはず。期待の選手だけに再び上昇気流に乗りたい。
岡田選手は、レスリング&ボクシングが冴え、今年、どんどん試合を重ねて、そのたびに成長を見せている新潟のエース選手。新潟大会では、復活した元環太平洋王者TOMA選手を相手にスタンド、レスリングで渡り合うが、強烈なハイキックで惜しくも敗れた。しかし、どん欲に試合に臨む姿は頼もしい。頑張ってほしい。
四人とも、来年にかけて上位進出、可能ならベルトまで射程圏内に入れてほしい選手だ。
新人王トーナメントが面白い!若宮vs永留・藤田ムネノリvs磯城嶋 一真・、麻生Leg Lock 祐弘vs梅木勇徳
若宮龍斗vs永留惇平
個人的注目は、新人王トーナメントの若宮龍斗選手vs永留選手。因縁のようなものがあるのかどうかはわからないが、広島大会で若宮選手が勝ちあがると、永留選手もケージインして互いに火花を散らすシーンがあった。そういうのはともかく、若宮選手のスピードと殺傷力の高い打撃、永留惇平選手のパワフルなテイクダウンからのトップゲームと、持ち味が異なるが、互いに新人離れして冴えた個性を持つ二人。新人王トーナメントの上のブロックの山場となる一戦となるでしょう。
追加カードで、藤田ムネノリ選手vs磯城嶋 一真選手、麻生Leg Lock 祐弘vs梅木勇徳選手の、2試合の新人王トーナメント戦も組まれた。これは、非常に楽しみなカードだ。
藤田選手、梅木選手は、つい先日のプロ修斗新宿FACE大会で、それぞれ持ち味を発揮して勝利を挙げたばかり。それぞれ、山口の麻生選手、福岡の磯城嶋選手を相手にアウェイで戦うことになる。
藤田ムネノリvs磯城嶋 一真
藤田ムネノリ選手は、先日の新宿FACE大会で、フルスロットルのアタックとスクランブルを仕掛け続け、打撃の強い関根選手に一本勝ち。アグレッシブネスと、それを支えるスタミナ、勝負所を逃さない巧さも揃い、選手間での評価が高い選手だったが、一気にバンタム級の優勝候補に名乗りを上げた。
磯城嶋選手は、曲者のアサシン選手を相手に冷静に対応、削り続けて勝利。藤田選手ととの対戦に臨む。バンタム級は、上のブロックが一足先に沖縄大会で決勝進出者が決まる(沖縄大会で小川選手に勝利したJAM選手が決勝進出)。誰が勝ちあがっても良い組み合わせになるでしょう。
麻生Leg Lock 祐弘vs梅木 勇徳
麻生選手は、リングネームの通り、足関節にこだわるレッグロッカー。技に磨きをかけるために、東京にも積極的に出稽古にきて、高橋サブミッション選手や須藤選手などの教えを受ける。初戦はBURSTの高橋選手を相手に、早々に組み付いてヒールを極めて、存在感を上げた。
梅木選手は戦績的には苦労してきたものの、パラエストラ松戸・千葉系らしい、組みの強さは見せてきていた。それが、前戦の植木選手との試合でペルヴィアンネクタイで鮮やかな一本勝ちを見せて、一気に花開いた感がある。勢いに乗って、良い感触を持ったまま山口に乗り込んでくるでしょう。
第1試合に持ってこられたのは、期待感の高さ。燃えるような試合を頼みます。
個性派ファイターの競演
ソーキvs墨吉涼太 元環太平洋王者のソーキ選手が修斗に帰還。DEEPに出ても狙いは修斗王座と公言していたが、ついに再起動。フィジカルが非常に高く、各部位が太く、強い。ウェルター級は、ちょうど田村ヒビキ選手がブラジル修斗で世界王座に挑戦し、来年は、大きな動きがありそうな階級。
そこで、昨年度新人王を取った墨吉選手もここで前王者の壁を越えてベルト取りに名乗りを上げたいところ。タイでの武者修行にも行ったようで、一皮むけたところを見せてほしい。
ニシダ☆ショーvs江木 伸成は、紆余曲折あって広島大会直前に決定したグラップリングマッチを受けての再戦でもあり、MMAとしては初戦でもある。
ニシダ選手は、ストロー級インフィニティリーグに参戦後、ブランクがあり、復帰時に階級変更をしたが、高岡戦では相変わらず一瞬のキレで三角にとらえる動きなどはさすがというものであった。試合勘が戻れば、勝利も近づき、再び怖い選手が帰ってきたと全国に知らしめるでしょう。
江木選手は、さすが本職、グラップリングマッチではニシダ選手を切り味よく仕留めた。正直、MMAとなると修斗ライセンスが取れるのかなという不安があったが、その点がクリアになったのなら存分に戦ってほしい。MMAの試合は見てないので、純粋に楽しみだ。
HAMMER KATUvs藤川智史
HAMMER KATU選手は、当たれば相手が倒れるハンマーパンチでお馴染みだが、今大会からバンタム級に階級を下げる。あの体で、ほぼナチュラルで戦っていたというのが驚きだ。バンタム級では、さらに破壊力が増しそう。
藤川選手はベテランの域に達してきたが、コンスタントに試合をこなす。対応力が高く、相手の出方に応じて1,2Rで戦い方を変えるなど、懐の深い試合展開ができる。経験に勝る藤川選手が丸め込むか、HAMMER KATU選手がなぎ倒すか。
チケット
[チケット料金]VIP席完売 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円
[チケットぴあ]https://t.pia.jp/ Pコード:594-730
※全席指定、全て税込み価格。※当日は500円増し。
※3歳以上はチケットが必要。
[お問合わせ]TORAO NATION STATE 0868-24-8037
会場地図
山口県山口市/KDDI維新ホール
アクセス
■新幹線でのアクセス
新山口駅下車、北口から直結。
■飛行機でのアクセス
山口宇部空港から直行バスで約30分
■自動車でのアクセス
中国自動車道小郡JCT経由、山口宇部道路長谷ICから約1分
会場HP
視聴方法
ツイキャス https://twitcasting.tv/c:toraonationstate/shopcart/275009
■イベント名 / プロフェッショナル修斗公式戦 山口大会「TORAO31」
■配信日時/ 2023年12月3日(日)14:45〜 生配信
※録画は12月10日(日)23:59まで何度でもご視聴いただけます。
■視聴チケット料金/ 前売り 4,000円 当日券 4,500円
■購入時に応援している選手の名前を記載してください
対戦カード (試合順未定)
メインイベント・第12試合 フェザー級(-65.8kg)5分2R
結城 大樹(マスタージャパン福岡)
岡田 達磨(SAI-GYM)
セミファイナル 第11試合 フェザー級(-65.8kg)5分2R
毛利昭彦(毛利道場)
児山佳宏(パラエストラ松戸)
第10試合 バンタム級(-61.2kg)5分3R
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
神田T800周一(パラエストラ広島)
第9試合 ウェルター級(77.1kg以下)5分2R
ソーキ(NASCER DO SOL)
墨吉 涼太(誠流会館)
第8試合 バンタム級(-61.2kg)5分3R
國頭 武(BURST)
野尻 由定(マスタージャパン福岡)
第7試合 2023年度新人王決定トーナメント フライ級(-56.7 kg)5分2R
若宮 龍斗(Personal Styles)
永留 惇平(MMA Rangers Gym)
第6試合 フライ級(-56.7 kg)5分2R
ニシダ☆ショー(BURST)
江木 伸成(LEOS MMA/パラエストラ広島)
第5試合 TORAO|COLORS女子ストロー級(-52.2kg)5分2R
古賀 愛蘭(BURST)
高本 千代(高本道場)
第4試合 バンタム級(-61.2kg)5分2R
HAMMER KATU(有永道場TeamResolve)
藤川 智史(総合格闘技道場ARMS)
第3試合 TORAO|COLORS女子アトム級(-47.6㎏)5分2R
上瀬あかり(毛利道場)
檜山美樹子(ナゴヤファイトクラブ)
第2試合 2023年度新人王決定トーナメント バンタム級(-61.2kg)5分2R
藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)
磯城嶋 一真(MMA Rangers Gym)
第1試合 2023年度新人王決定トーナメント ストロー級(-52.2kg)5分2R
麻生Leg Lock 祐弘(有永道場Team Resolve)
梅木 勇徳(パラエストラ千葉)
オープニングファイト ガールズ修斗48Kg級4分1R
山本あやめ(セコンドアウト)
森下瑠亜那(TKエスペランサ)
修斗旅情報
物販等
■TORAO31に山口観光コンベンション協会が特別協賛
グルメ情報
瀬戸内居酒屋 魚なげ []
徳山駅南口に第一スター、北口側に第二スターと第三スター。
ホルモン金龍 [食べログ]
7色サムギョプサル ベジモン 周南店 [食べログ]
観光情報
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12/3 プロ修斗山口大会 闘裸男31
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