プロ修斗香川大会 FORCE20情報（2024年9月8日開催）

2024年7月6日 03:22

大会開催概要

［大会名］プロフェッショナル修斗公式戦『FORCE 20』
［主　催］TORAO NATION STATE
［認　定］インターナショナル修斗コミッション
［会　場］香川県高松市/高松シンボルタワー展示場
［開催日］2024年9月8日（日）14：30開場/15：00開始予定
［後　援］RNC西日本放送/四国新聞社/FM香川
［特別後援］香川県レスリング協会

公式オープニングトレーラー

公式の見どころ解説

個人的見どころ

今、香川県が熱い。
パリオリンピックのレスリングでは、香川出身の日下選手が金メダルを取る活躍。そして、来年3月には新しくできる県立アリーナ（あなぶきアリーナ香川）でRIZIN.40の開催が発表された。香川の格闘技熱が高まっているこのタイミングで、まずは、記念すべき20大会目を数えるプロ修斗香川大会で熱い試合を見せてほしい。

メイン　高岡選手vs宮城選手

香川のエースである高岡宏気選手がランカーの宮城選手を迎え撃つ。高岡選手は、香川大会ではメインを務めることが多く、前戦では、曲者の恐山選手をTKOで撃破。今回、より上位ランカーの宮城選手と対戦することで、３回戦の試合となるが、スタミナは問題なさそう。得意な力強いオーバーハンド、カーフ、そして豪快なテイクダウンで優位に進めたい。
宮城友一選手は、沖縄MMAの雄。キックボクシングをベースにしたシュアな打撃に、ケージレスリングではテイクダウンディフェンス能力の高さを見せるだけでなく、自らもテイクダウンを奪い、一気にバックに回りチョークを極める動きが鋭い。また、首相撲の際をついて膝蹴りを決め、KOも奪える。非常にスキルが高い選手だ。

高岡選手は最初からハードに動き、非常にタフ。宮城選手はやや慎重に試合に入る印象だが、エンジンがかかると一気に攻める。3Rの試合なので、徐々に熱が高まるような試合になりそう。

セミ　堀川“55”滉介vs井口翔太

四国のエース格の一人が、高知の堀川“55”滉介選手。柔術に優れ、スタンドから非常に運動量が多く、終始攻めまくり、見ていて非常に気持ちの良い試合をする選手だ。スタンドは強気で攻め、テイクダウンを奪った後は、じっくりポジションを作るよりは、自分で動いて隙を作り極めに行くスタイルで、現在のMMA判定基準にも向いていると思う。ここで勝って、大きく名を上げたい。
井口翔太選手は、修斗ジム神戸のストライカー。網膜裂孔で前戦を辞退したが、思いのほか早い復帰が実現した。相手の出方次第で回転の速い打ち合いも見せるが、一瞬のスキをついて、モーションの小さいアッパー、フックをガツンと打ち込み、相手を打ち崩すイメージが強い。ケージを使った動きも巧く、テイクダウンしてもなかなか背中をつける所まではいかせない。

⑤　矢野武蔵vs藤田ムネノリ

このカードはおススメだ。
矢野武蔵選手は、全日本アマチュア修斗をオール一本勝ちで優勝すると、デビュー戦こそ亮我選手に敗れたが、その後、階級を上げて減量苦による課題をクリアすると、本来の力を発揮。極めの選手と思いきや、空手ベースの打撃も強烈。寝ても立っても、どちらも強い。これから最も楽しみな選手の一人。
藤田ムネノリ選手は、開始早々のスタンドを見せてから、低くタックルに入ることで始まるフルタイムアタック＆無限スクランブルが魅力。その豊富な運動量、アグレッシブネス、そしてフィニッシュできる力があり、強さと見ていて楽しいという、ファン好みの選手だ。絶対面白いので、一瞬たりとも見逃さないでほしい。

④　垂水稔朗 vs 一水浩二

垂水稔朗選手は元ボクシングの日本ウェルター級ランカー。当然、ボクシングが強いと思っていたが、3月の香川大会でのトライアウトでは、柔道ベースの稲葉選手を相手に、思いの外、積極的に組みにいく展開に。その試合でプロ昇格。総合力が増しているところで、持ち味のパンチを見たい。
一水浩二選手は、数少ない、宮崎のプロシューター。がっちりした体格のサウスポーで、パンチ・ローから入り、タックルで組みにいく印象が強い。前戦は、HUMMER KATU選手とドロー。なお、近田道場所属だったが、代表のご逝去に伴い、自身のジムを主宰。戦う環境が整ったということか、久々に選手として参戦。

③　魚山皓平 vs 波平コング

魚山皓平選手は、前回の香川大会でプロ修斗デビュー。結果的に、宮口選手の三日月蹴りに沈んだが、柔道歴約30年、高いレベルの柔道ベースで、MMAのポテンシャルを感じさせた。PUREBRED大宮の系譜、厳しい練習を通じて毎年プロ昇格者を出す直撃我聞一門の中でも、今、期待の選手。
波平コング選手は、香川大会常連。固定ファンがつくほどの人気を誇る。一方で、試合ごとに進歩ぶりを見せるも、なかなか結果がついてこない状況だ。パワフルな前進からオーバーハンド、そのままケージに押し込んでテイクダウンを狙う。迫力のあるファイトを間近で見てほしい選手。

②　森貴史 vs 南優人

森貴史選手は、修斗では、昨年プロ昇格して今年3月の香川大会でプロデビュー。新極真の戦士らしく、強烈な打撃をもつストライカーだが、組みにも積極的。サウスポーから入って…というところで、デビュー戦は逆に打撃で先手を取られて敗戦。相当悔しかったというお話だそうなので、階級を下げて挑む第2戦はかなり期待したい。
南優人選手は、余り試合を見てないので細かいことが言えないのだけど、サウスポーで、長い手足でロー＆パンチを積極的にバシバシ出す印象。修斗では、序盤でたおされて一気に極められる展開が続いたが、ここで奮起して欲しい。

①　シン・ケンザンvs高橋佑太

シン・ケンザン選手は、かつては馬渕剣山の名前で活躍、9年ぶりに修斗に戻ってくることになった次第。実は、生で試合は見たことがないのだが、観戦仲間のメールで、「すごく気合いの入った入場をする選手がいた」とレポートが来て、いよいよそれが見られそうだ。試合はもっとバチバチな感じで。

馬渕剣山選手のあの入場とは、一体、何踊りなんや…気になる。#徳島

9/8 プロ修斗香川大会 FORCE20

◆ストロー級（52.2kg以下）5分2R
馬渕剣山（徳島／MMA Zジム）
高橋佑太（広島/BURST)#shooto0908 #FORCE20 #修斗旅 https://t.co/x8OXuX9m62
— Gigio (@Gigio_jp) July 29, 2024

高橋佑太選手は、オーソドックスの脱力した構えから、オーバーハンドなど強打を多用。また一気に詰めて差してから組み付くと、下から極めを狙い、さらに潜りにくなど寝業の武器を増やす。デビュー戦からコンスタントに試合を重ねるが、連敗から2連続ドロー、そろそろ勝利が欲しい順番だ。

対戦カード

※2024年9月3日現在

メインイベントフライ級（56.7kg以下）5分3R
高岡宏気（香川/FORCE GYM）
宮城友一（沖縄/キックボクシングDROP）

セミファイナルフライ級（56.7kg以下）5分2R
堀川“55”滉介（高知／トライフォース高知）
井口翔太（兵庫/修斗ジム神戸）

第5試合バンタム級(61.2キロ）5分2R
矢野武蔵（愛媛/パラエストラ愛媛）
藤田ムネノリ（静岡/SUBMIT MMA）

第４試合フェザー級（65.8キロ）5分2R
垂水稔朗（香川/FORCE GYM）
一水浩二（宮崎/cin send.mma）

第３試合バンタム級(61.2キロ）5分2R
魚山皓平（愛媛/HOPE）
波平コング（沖縄/ THE BLACKBELT JAPAN）

第２試合フライ級（56.7kg以下）5分2R
森貴史（徳島／MMA Zジム）
南優人（鹿児島/volcano柔術&mma)

第１試合ストロー級（52.2kg以下）5分2R
シン・ケンザン（徳島／MMA Zジム）※馬渕剣山改め
高橋佑太（広島/BURST)

オープニングファイト２　Jr.修斗-54kg契約 4分1R
糸井一八（徳島/MMAZジム)
田中　仁(広島/BURST)

オープニングファイト１　キッズ修斗キッズ6 40kg以下級 3分1R
岡本依知桂(岡山/TEAM AGENT)
辻佑海(兵庫/TRINITY-SUNS)

チケット情報

［チケット情報］
［チケット情報］2024/7/13(土)　10:00発売開始
　https://toraons.base.shop/

　※出場選手各ジムにて取り扱い
　VIP席￥15,000- SRS席￥10,000- RS席￥8,000- S席￥6,000-
［お問合せ］TORAO NATION STATE（Tel.087-880-8220）

配信視聴

ツイキャス

解説：佐藤ルミナさん、安芸柊斗選手
実況：河内孝博さん

https://twitcasting.tv/c:force_tns/shopcart/327900

■プロフェッショナル修斗公式戦「FORCE 20」
■配信日時　2024年9月8日（日）14:50〜生配信
※録画は9月15日（日）23:59まで何度でもご視聴いただけます。
■視聴チケット料金　前売り 3,500円／当日券 4,000円
■購入時のメッセージ欄に、応援している選手の名前を記入してください。（１名のみ記入）