プロ修斗新宿FACE大会 SHOOTO GIG37 情報(2024年10月20日開催)
大会概要
[大会名]SHOOTO GIG TOKYO Vol.37
[日 時]2024年10月20日(日)
[開 場]17:30
[開 始]18:00 ※オープニングファイトなし
[会 場]東京・新宿FACE
[認 定]ISC
[協 力]一般社団法人 日本修斗協会
[主 催]株式会社サステイン
対戦カード
個人的見どころ
おそらくメインは、根井選手vs石原愼之介選手。根井選手は、沖縄大会での怪我からの復帰戦。愼之介選手は、東京のファンにはまだ認知度はないかもしれないが、主戦場の香川大会、前回は福岡大会でも活躍。根井選手の手堅い攻めに対して、愼之介選手はより柔軟。フィジカルでは、成長期の根井選手がやや上か。でも、気合の入った愼之介選手が見たい。
セミは安芸柊斗選手vs親川龍選手でしょう。安芸選手はストロー級でチャンピオンシップまで経験したが、前戦からフライ級に本格的に転向。でも、変わらずの攻撃力の高さを見せた。親川選手は、Lyoというリングネームから本名へ。ジムもTBJに移籍している。スピードが速くクレバーなファイトに、TBJでの練習の成果が加わりどうなっているか楽しみ。
永井奏多選手が一條選手と対戦。無敗の永井選手はまだ19歳くらいか、若くしてフィジカルも強く、スピードに乗ってクリティカルなパンチを繰り出す。永井選手は、常々、上に行くと語るが、一方の一條選手は、そんな永井選手と自身と比べて「無敗と多敗」とうそぶく。そう簡単にはいかないよ、という決意と読んでいる。
デビュー組も多いが、個人的に、(奥村)歩生選手に注目。一昨年の全日本アマ修斗王者。期待されつつも、怪我でデビューが遅れた。松岡選手は1回戦を力強く勝ち上がっている。
宮澤ゴリラ選手、蓮池選手の飛翔塾コンビが同時参戦。新潟大会育ちの二人が、東京でも通じるところを見せられるかが、非常に大事。宮澤選手は松下選手と対戦。恵真戦に続いて、マッチョ系対決っぽい。蓮池選手は輝龍選手と対戦。静かな闘志の蓮池選手と、燃えるような闘志の輝龍選手という雰囲気。
※2024年10月13日現在
ストロー級5分3R
根井博登(同級世界8位・THEBLACKBELTJAPAN)
石原愼之介(同級世界9位・MMAZジム)
根井博登選手は、アマ時代から完成度の高いファイトで名を馳せていたが、プロ昇格し、昨年度新人王を獲得。手堅いボクシングに、視界から消えるようなタックルを交えてテイクダウン。グラウンドの動きも的確。下になっても、柔らかい動きで仕掛けてくる。沖縄大会の当真戦では打撃をもらって怪我まで負ってしまったが、今回復帰戦となる。
石原愼之介選手は、香川大会、福岡大会などで戦績を積み上げて世界ランク入り。オーソドックスのオールラウンダー。ズバッとタックルに入るよりは、正確で強気なスタンドの流れから組んでから寝業になる展開が多く、上を取ればパウンド、肘。下からも三角、腕十字と柔軟に足を効かせて隙を狙う攻めを見せる。Zジムのおしゃれ番長。
フライ級5分2R
安芸柊斗(同級世界3位・MMAZジム)
親川 龍(THE BLACKBELT JAPAN)
安芸柊斗選手は、本格的にストロー級からフライ級に上げて2戦目。前戦の大阪大会では、やはり体に厚みが出た印象で、相変わらずの打撃の暴風雨を浴びせてタフな西村選手を撃破。遠間からのカーフ、フックから、ショートレンジでの高速連打で打ち合いの強さも発揮。フライ級でも十分にチャンピオンシップを狙えるポテンシャルを見せた。
親川龍選手は、移籍、改名を経て、久々の修斗復帰戦。オーソドックス、小刻みなステップでスピードが速いスタンド、四つで差してテイクダウンしてからのコントロール能力が非常に高いクレバーな選手の印象。…だが、このブランクの間に、TBJで相当鍛えられていると思うので、過去の記憶は当てにならなさそう。
53kg契約5分2R
ザ・タイガー石井(とらの子レスリングクラブ)
梅木勇徳(THE BLACKBELT JAPAN)
ザ・タイガー石井選手は様々な団体を渡り歩き、大ベテランの域に達し、また修斗に戻ってきてくれた。老獪なムエタイ選手のようなゆらゆらとしたスタンドでは、さばき、いなしつつ、機を見て放つパンチは当て勘がよい。グラウンドも要所を押さえた動きで極めもある。
梅木勇徳選手は、前戦で負けた直後にスキンヘッドにして、今大会まで維持しているようだ。スピードもあり、テクニックも高く、ガッツもある。期待感が高い選手なのだが、何故か、相手の流れにハマってしまう試合が多い。今回、ザ・タイガー石井選手が特にそれが上手い選手なので、序盤から梅木選手の試合展開として維持できるかがポイントになりそう。
フェザー級5分2R
浜松ヤマト(T-GRIP YOKYO)
シャ・ランディ(TRIBE TOKYO MMA)
浜松ヤマト選手は、スタンドではオーソドックスから強打、速いタックルでケージまで押し込み、テイクダウンを狙うレスリングに強みを発揮、修斗以外では一本勝ちも多い。昨年のインフィニティリーグでは思うような結果が出なかったが、再浮上を狙いたい一戦。
シャ・ランディ選手は、EXトーナメント2022でプロ昇格。3月の修斗Liveでメイヘム選手を相手に、スタンドで誘ってケージに詰めるとバックテイク、背中に乗ってチョークで一本勝ち。かなりの長身でリーチを活かしたスタンド、不敵で強気な仕掛けが魅力。発言も自信に満ちていて、非常に好感。
ストロー級5分2R
牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)
小林良徳(修斗GYM東京)※ プロデビュー戦
牧ヶ谷篤選手は、頑丈さの権化であり、足関節へのこだわりが強いベテランファイター。相手のパンチを額で受けて前に出続け、オーバーハンドを強打、隙があれば足関節にアタック。パンチを受けてもなかなか効いてる感じがしないので、攻めている方が焦り、また自らの拳を痛めることもある。
小林良徳選手はデビュー戦で未見。お坊さんというお話を聞いたが、それ以外には情報なし。
余談だが、お坊さんシューターには、新人王トーナメントに参戦している恵真選手がいる。
2024年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級5分2R
松岡拓(OOTA DOJO)
歩生(パラエストラTB)※プロデビュー戦
松岡拓選手は、前戦の修斗デビュー戦では、井上選手を相手に、リフトしたりドライブしたりと力強いテイクダウンから、グラウンドでコントロールして勝利。ABEMAを通じて知名度も高く、経験も積んでいて新人王トーナメントの有力候補。
歩生選手は一昨年の全日本アマ修斗ライト級で優勝。その後、かなりの大怪我でデビュー戦を2回キャンセルすることになってしまったが、遂にプロデビュー。長身で手足が長く、寝技の強さが抜群だが、打撃も鋭い。
フライ級5分2R
輝龍(ROOTS)
蓮池勇太(飛翔塾)
輝龍選手は、常にバキバキボディ、気合い満タンで見る者も熱くするファイト。輝龍選手と言えば、やはり、積極的に前に出て打ち合うファイトが好印象。ただ、相手のタックルに対するディフェンスなども上手い。少し試合間隔が空いているが、久々の試合でも魅せてくれるでしょう。
蓮池勇太選手は、禅道会、新潟大会育ち。新人王トーナメントに続いて東京での試合に。前戦は中池選手を相手に粘りを見せたが、一本負け。だが、今回の試合は、おそらくスタンドでガンガン勝負を挑んでくるであろう輝龍選手だけに、ジャブ、ミドルなどシャープな打撃が冴える蓮池選手の持ち味がかなり生きるのでは。
バンタム級5分2R
松下祐介(パラエストラTB)
宮澤ゴリラ和郎(飛翔塾)
松下祐介選手は、非常に鍛えられたオールラウンダー。鎧のように分厚いボディで、スタンドからグラウンドまで運動量が多く、勤勉で正確な動きが印象的。負けた試合は競り負けている感じだが、逆に言うと、誰とやっても堂々と渡り合える技量がある。きっかけ一つで変わりそうなファイター。
宮澤ゴリラ和郎選手は、禅道会、飛翔塾、新潟大会育ち。前回の新潟大会では、新人王トーナメントの2回戦に挑むも、恵真選手相手に渾身のテイクダウン、コントロール、スクランブルを見せたがドロー。優勢ポイントで勝ち上がりの逃したが、地力の高さは示して、今回、東京大会に参戦。
バンタム級5分2R
青井心二(心技舘)
森本ユタカ(THE BLACKBELT JAPAN)
青井心二選手は、オーソドックスからカーフ、ワンツー、そして右の強打をテンポよく繰り出す、ストライカー寄りのオールラウンダーという印象。タックルを切り、スクランブルで上回り、またストライキングという一方で、相手に合わせてフロントチョークを極め切った試合もあり、攻撃力の高さが光る。兄の太一選手も好調。兄弟で切磋琢磨して修斗を引っ張ってほしい。
森本ユタカ選手は、デビュー戦となった前戦は、当初予定の選手欠場に伴う代打出場で、準備期間もなく、本来より重い体重で挑んだが、藤田選手に敗れてしまう。ただ、高校時代にはボクシングインターハイ準優勝という実績の通り、スタンドでは怖さを見せてポテンシャルを感じさせた。
バンタム級5分3R
永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)
一條貴洋(ストライプル南相馬playground)
永井奏多選手は、前戦は、TRIBE興行TTFで唐沢タツヤ選手に勝利。久々に修斗に戻ってくる。空手ベースで、出入り、そして横の動きも速く、自分だけが強打を当てて離脱する、そんな戦い方もできる。捕まってもスクランブルに強く、すぐ立つ。寝かされてもエスケープ。そして、若く、その動きを続けられるポテンシャルの高さがある。
一條貴洋選手は、しばらく戦線を離れたのち、沖縄での復帰戦は激闘の末に勝利。一條選手と言えば、低く入るシングルレッグからテイクダウンを狙う粘りのファイトの印象だったが、より積極的に動くことで、相手の作戦を逆手に取って見せた。前戦は、小林選手のフィジカルに押さえ込まれて敗戦も、まだまだ諦めないと再浮上の決意を聞かせてくれた。期待したい。
バンタム級5分2R
御前 昂史(パラエストラ小岩) ※プロデビュー戦
森 貴史(MMAZジム)
御前昂史選手は、この試合がプロデビュー戦。3月の修斗Live!では、アマ修斗の鉄人、本田選手を相手にトライアウトに挑戦。開始早々、一気にダブルレッグでテイクダウンを奪うと、パウンドを浴びせて快勝。まだ全体像は見えないが、思い切りの良さと落ち着いた試合運びが垣間見えた。
森貴史選手は、新極真会と空手がベースにあり、ストライキングが魅力。デビュー戦は、逆にスタンドで勢いに飲み込まれた形だが、前戦では速く、ソリッドな打撃をバシバシ入れて、一味違うと思わせた。組みに来る南選手への対応も冷静で、ドローに終わったが、個人的には勝ったかなと思った。
今回はリングでテイクダウンディフェンスが機能するかどうか。楽しみ。
チケット
9月30日まで、修斗BASEにて早割を実施。(終了)
VIP ¥15,000
S ¥8,000
※当日は500円増し
※入場の際ドリンク代500円が別途必要
※小学生以上はチケットが必要
チケット販売
イープラス
修斗オンラインショップ
出場選手・所属ジム
お問い合わせ サステイン 03-3788-3042 https://www.shooto-mma.com/
視聴方法
ツイキャス
■プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.37」
■配信日時 2024年10月20日(日)17:40〜
※録画は11月3日(日)23:59まで何度でもご視聴いただけます。
■視聴チケット料金 前売り 4,000円 /当日券 4,500円
■購入時のメッセージ欄に、応援している選手の名前を記入してください。(1名のみ)
会場地図
新宿FACE
アクセス
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10/20 プロ修斗新宿FACE大会 SHOOTO GIG TOKYO Vol.37
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