プロ修斗沖縄大会 THE SHOOTO OKINAWA vol.11情報(2024年11月10日)
大会開催概要
[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦沖縄大会 【THE SHOOTO OKINAWA vol.11】
[日 時]2024年11月10日(日)
[開 場]14:00[開 始]15:00
[会 場]ミュージックタウン音市場(沖縄市上地1-1-1)
[主 催]THE BLACK BELT JAPAN
[認 定]修斗コミッション
[協 力]一般社団法人日本修斗協会/EVERGROUND/Studio Shine/JMOC/GFC
個人的見どころ
畠山選手とマッチョザバタフライ選手の3回戦がメインでしょう。畠山選手は世界4位、マッチョ選手は世界5位。勝てば、ベルト戦線に手が届くところにいる。勝つだけでなく、勝ちっぷりも問われそうだ。
それにしても、ストロー級の試合が多い!今大会は、ストロー級超激戦区だ。
セミは、沖縄MMAの雄、宮城選手が梅筋選手を相手に再起を狙う。宮城選手は、最近の戦績は一進一退という感じだが、地元で再び上昇気流に乗りたい。梅筋選手は、久々の修斗参戦。
新人王戦は2つ。ともにかなり楽しみだ。フライ級の山本選手と小生選手は、ともに9月のBORDERで勝ち上がってきたばかり。この短い期間での連戦が影響するかどうか。もう一つは、沖縄のプロスペクトである知名選手に、東京は小岩の新世代軍の一人、友利選手が対戦。ネイティブMMA世代のバチバチの戦いになりそう。
東京からは、黒部選手が参戦。後楽園ホール大会で元世界王者に敗れたばかりだが、早速のリブートだ。相手は、持ち前のパンチに加え、技術の幅が広がった匡史の方の大城選手。
対戦カード
メインイベント ストロー級(-52.2kg) 5分3R
畠山 隆称(沖縄南城/THE BLACK BELT JAPAN/同級世界ランキング4位)
マッチョ・ザ・バタフライ(大阪/総合格闘技道場コブラ会/同級世界ランキング5位)
順調に成長を続ける畠山隆称選手は、現在、ランキング4位。美しいフォームで繰り出されるストライキング、丁寧にセコンドの指示に従い堅実に攻める寝技。基本に忠実でありながら、センチャイキックのような意外性もあり、何より、一発ギャグで会場に爆笑を巻き起こそうとする心臓の強さがある。牧ヶ谷戦以降、怪我もあったようだが、完全回復してパワーアップしたところを見てみたい。
一方のマッチョザバタフライ選手は、大阪シューターの中でもベテランの域に達するとともに、沖縄連続参戦で、準レギュラーという存在感でもある。機を逃さず、渾身のテイクダウンからのグラップリングに引きずり込むのが強みだが、ここ数年でボクシングがシュアなスタイルに変わってきた印象。若手の活躍にボヤきながらも、変わらず上を目指す意欲を見せるところが大好きだ。
以下は、本当に個人的な妄想的見どころだが…。
修斗ストロー級は、新井丈選手のこれまでの発言などから察するに、そう遠くないうちに、ベルト返上という流れになるのではなかろうか(想像です)。
そうなると、宙に浮くベルトをめぐり、順当に行くと、田上こゆる選手(1位)、当真佳直選手(3位)、に大きなチャンスが来そうなことは想像に難くない。ただ、両者はすでに対戦経験がある。また、旭那選手(2位)とこゆる選手は対戦したばかりだ。
もちろん、当真vsこゆる戦から時間も経っているし、再戦で王座決定戦でも良いが、ここで妄想を働かせる。もし、そこに、畠山選手とマッチョ選手が割り込むとしたら…。例えば、王座決定トーナメントのような形で上位陣が当たるような試合も面白い。
そんな妄想をしなくても、現実的に、今はランキングで一歩譲る畠山選手とマッチョ選手が、「次の次」を狙うなら、この試合に勝って、存在感を見せつける必要があるだろう。
加えて、沖縄のストロー級には、先述の通り旭那選手もいる。関東では、復活を遂げた根井選手もいるし、階級を下げてきた内藤頌貴選手もいる。そのうえ、元王者の山上選手まで戻ってきた。本大会出場の黒部選手も黙っていないだろう。
もう、いっそのこと、総当たりの王座決定リーグをやってもらいたいくらい、修斗のストロー級は、再び戦国時代を迎える来年が楽しみだ。
✳︎新井丈選手が防衛戦をしてくれたら、それはそれで全てのカードが楽しみ。
セミファイナル フライ級(-56.7kg) 5分2R
宮城 友一(沖縄宜野湾/キックボクシングDROP)
梅筋毒一郎(大阪/総合格闘技道場コブラ会)
宮城友一選手は、ここ数年、修斗での試合は勝敗の波があるが、前戦でも実力者であることを感じさせた。今回は、地元沖縄大会で再浮上を狙う。スタイル的には、遠間ではキックボクシングをベースに、ロー、ワンツー。ケージ際の攻防では首相撲から、高い打点の膝。そしてバックテイクからのチョーク。これでいくつも仕留めてきた。
梅筋毒一郎選手は、またリングネームが変わったようだが、これであってるかな。正直、試合はそれほど見ていないものの、リングネームのインパクトがとにかく高い。ファイトスタイル的には、身体能力の高さを感じさせる動き、軽々と蹴り上げるハイキックや伸びのあるワンツーから積極的に組みに行く印象。久々の試合が楽しみ。
第8試合 ストロー級(-52.2kg) 5分2R
黒部 和沙(東京/TRIBE TOKYO MMA/同級世界ランキング7位)
大城 匡史(沖縄糸満/THE BLACKBELT JAPAN)
黒部和沙選手は、EXトーナメントからプロ昇格。スーパールーキー根井選手を相手に堂々のデビュー戦は、優勢に進めていたがドロー。この勢いは本物で、3戦目で澤田龍人選手を撃破。さらに、元世界王者山上選手との試合が組まれたが、ここは敗戦で一旦休止。しかし、すぐにこの大会でリブート。MMAが好きで、強くなりたいという気持ちが溢れ出るファイトで、痛快だ。話しても快活で、応援したくなる選手。
大城匡史選手は、寡黙な職人的な雰囲気がある。そのファイトは、筋肉が詰まったボディから、豪快な一発を持つハードパンチャー。さらに、そこにTBJに移籍してから、MMA技術の幅が広がり、タックルに対する対応、ケージレスリングなど、だいぶレベルが上がった印象。ここで勝ったら得るものが大きい試合。
2024年度新人王トーナメント準決勝 フライ級(-56.7kg)5分2R
山本壮馬(大阪/パラエストラ和泉)
小生隆弘(沖縄名護/グランドスラムAPP)
非常に楽しみな新人王トーナメント準決勝。
山本壮馬選手は、1回戦ではテイクダウンとグラウンドでのコントロールで上回り、2回戦では先にパンチを被弾したものの、そこから山本選手がフックで逆転KO勝利。スタンドでも勝負強さを発揮した。テイクダウンからパスして攻めていく柔術的な展開の巧さを感じさせるが、さらに、勝利への意欲を強く感じさせるファイトが非常に良い。
小生隆弘選手は、デビュー戦では17年越しのプロ昇格ということで話題をさらったが、2回戦は、相手のアグレッシブなグラウンドに防戦…からの、一瞬の好機を逃さず腕十字で一本勝ちという鮮やかな勝利を見せた。長すぎた伏臥の時間は単なるブランクではなく、元より持っているレスリング・ボクシング・柔術の技術を押し上げ、そこに、セコンド、レフェリー、指導者として経験してきた試合展開を見据える戦術眼を研ぎ澄ましたのではなかろうか。
互いに、9月29日の大阪大会BORDERで勝ち上がってきた者同士。準備期間は短いが、ここで激突する。
なお、上のブロックは、11月30日の後楽園ホール大会で、中池選手vsシモン選手で行われる。誰が勝ち上がっても面白い決勝になるでしょう。
第6試合 新人王決定トーナメント準決勝 ストロー級(-52.2kg) 5分2R
知名 昴海(沖縄宜野湾/キックボクシングDROP)
友利 琉偉(東京/パラエストラ小岩)
非常に楽しみなカードだ。
知名昴海(すかい)選手は、デビューから2戦を沖縄大会でこなし、今大会も地元で関東の選手を迎え撃つ。子供の頃から柔術・レスリング・キックボクシングと実績を残し、今、MMAを完成させようとしている。プロスペクトの一人だ。端正な風貌に反して、ファイトスタイルは攻撃的。寝ても立ってもガンガン行く。
友利琉偉選手は、前回がデビュー戦。牧ケ谷選手を相手に、パンチを打ち続ける展開が続いた。パラエストラ小岩のキッズ修斗からの昇格組で、まさに新世代のネイティブMMA世代の強さを感じさせる。年齢のわりに落ち着いた戦いぶりだったが、今度はどうか。
第5試合 ストロー級(-52.2kg) 5分2R
高橋佑太(広島/BURST)
平良 龍一(沖縄那覇/THE BLACK BELT JAPAN)
高橋佑太選手は、今年4戦目かな。昨年、この沖縄大会でデビューしてから、なかなか勝ちきれない試合が続いたが、ハイペースに試合を重ね、ついに前戦で念願の勝利。相手に応じてバチバチと打ち合う一方で、テイクダウンを奪い、バックを狙い、泥臭さも感じさせるタフファイトをいとわない。大事な勝ち星を得たことで、大きく伸びるかどうか楽しみだ。
平良龍一選手は、ご存じ平良達郎選手の実兄。全日本アマ修斗は準優勝、プロデビュー戦は沖縄大会で勝利を挙げている。「達郎に喧嘩で勝ったことがある」というウィットに富んだコメントを寄せているが、試合は喧嘩ファイトではなく、達郎選手同様、長いリーチで、クレバーなパンチ&ローのスタンドが際立つ。
第4試合 ストロー級(-52.2kg) 5分2R
大田ノヒロ(沖縄国頭/THE BLACKBELT JAPAN)
友利幸汰(東京/パラエストラ小岩)※デビュー
大田ノヒロ選手は、オーソドックス、低めのガードで、相手の出方にかまわず前に出て、初弾から強烈なカーフ、思いきりの良いオーバーハンドなど、荒々しさを感じさせるスピード&パワーのあるスタンドが魅力。タックルに入れば、トップからガツンとパウンド。非常に痛快な試合を見せてくれる。
友利幸汰選手は、デビュー戦で未見。ついこの間までアマ修斗に出ていたと思ったら、もうプロデビューかと感慨深い。まだ高校1年生くらいでは。パラエストラ小岩のキッズの頃から鍛えられている選手は、揃って優秀。きっと凄い試合を見せてくれるでしょう。
第3試合 バンタム級(-61.2kg) 5分2R
山本 敦章(千葉/THE BLACKBELT JAPAN)※デビュー戦
水嶋 敬志(福井/THE BLACK BELT JAPAN)※デビュー戦
山本敦章選手は、春の沖縄大会でトライアウトに挑み、ここで激しい試合を見せて見事勝利とプロ昇格を手に入れた。正直、その前のトライアウトの時もプロの技量はあるなと思っていたが、名実ともにプロとなってデビュー戦。オーソドックスから強いワンツー、タックルに入ってもハードワーク。運動量も多く、良く鍛えられているという印象。頑張ってほしい。
水嶋敬志選手はデビュー戦で未見。柔術茶帯で寝業が凄く強いと聞いている。松根さんの所から出てくる新人は楽しみですね。
第2試合 ストロー級(-52.2kg) 5分2R
ふじい☆ペリー(広島/BURST)
金内サイダー雄哉(沖縄那覇/THE BLACK BELT JAPAN)
本当に、こう、松根さんが好きそうなマッチメイクが、ペリーさんvsサイダーさん。
ふじい☆ペリー選手は、ファンからもペリーさんと呼ばれ、愛されるベテランファイター。勝ち星からは遠のいているが、小さい体で常に全力出前に出て行く。若い選手との対戦が多かったが、スピードで負けてもタイミングでテイクダウンを奪うタックルや、バックキープなど確かな技術が光る。
金内サイダー雄哉選手もまた、ベテランファイターだ。最近は怪我もあり、セコンドで見かけるシーンが増えたが、再び、ケージに戻ってくる。独特のリズム、間合いのスタンドから、寝かせれば、ぱっと見ではよくわからない技を仕掛ける。実際、石原愼之介選手に極めた変形のアームロックは見事で、日々、研究と研鑽を欠かさない選手の強さを感じた。
第1試合 ストロー級(-52.2kg) 5分2R
PINKY(静岡/THE BLACK BELT JAPAN)
濱口 浩大(広島/BURST)※デビュー戦
Pinky選手は、元々、東京ではAACCに所属していて、沖縄に移籍したベテラン。オーソドックスから右ジャブ、スッとしなやかに両足、片足にタックルに入るレスリングベースのファイトが際立つ。試合間隔は空いているが、キャリアもあるし、余り関係なさそう。試合では文字通りピンクを基調にコーディネートで非常にわかりやすい。
濱口浩大選手は、デビュー戦で未見。BURSTは、近年、意欲的に新人を育てていて、良い選手が豊富。濱口選手も、当然、強いでしょう。
会場地図
ミュージックタウン音市場
アクセス
バス – 「胡屋(ゴヤ)」バス停下車、徒歩1分
那覇・琉球バス(Tel. 098-863-2821)
系統21、23、24、62、63、75、90、110、112、113、123、152、223、263沖縄バス(Tel. 098-861-0385)
系統22、27、77、80、92、93、127、227、777
東陽バス(Tel. 098-947-1040)
系統31、60
チケット情報
[チケット発売日]9/24(火)
SRS12,000円RS席7,000円/S席6,000円
※当日は全席500円増し。※当日別途500円1ドリンク制。
[チケット取扱所]
◯EVERGROUND
TEL:098-943-9801 住所:那覇市松山2-10-13-2F
◯THE BLACK BELT JAPAN
TEL:098-851-4739 住所:那覇市国場532ー1 メゾンセピア2F
[お問合わせ]THE BLACK BELT JAPAN TEL:098-851-4739
視聴方法
ツイキャス
■プロフェッショナル修斗公式戦沖縄大会 [THE SHOOTO OKINAWA vol.11]
■2024年11月10日(日)14:25〜 生配信
※録画は11月17日(日)23:59まで何度でもご視聴いただけます。
■前売り 3,000円 / 当日券 3,500円
■購入時に応援している選手の名前を記載してください
修斗旅情報
物販
グルメ情報
<沖縄そば>
オキナワソバ ニューロイヤル [食べログ] うるま市
沖縄そばと海産物料理の店 楚辺 [食べログ] 那覇市/壺川駅
まーさん処 むかいや [食べログ] 糸満市武富 345J
<ステーキ・その他>
パブラウンジ エメラルド(ステーキ) [食べログ]
どん亭国際通り安里店(牛丼・沖縄そば・カツカレー)
あんじんもこ(カレー)
麺屋おがわら(ラーメン)
旬鮮 鮨 ろく(寿司)
ぶち 久茂地店(焼肉)
ジョージレストラン(洋食・タコス・ステーキ)
<スイーツ>
観光情報
ウェブサイト情報
修斗協会
-
THE BLACKBELT JAPAN Blog
SNS転載用テンプレート
11/10 プロ修斗沖縄大会 THE SHOOTO OKINAWA vol.11
#shooto1110 #修斗旅 #斬修斗沖縄
◎ツイキャス https://twitcasting.tv/f:3609780655707379/shopcart/333320
おまけ 画像置き場
オフィシャルメインビジュアル
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?