プロ修斗山口大会 TORAO34 情報(2024年11月17日開催)
大会開催概要
[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦山口大会「TORAO34」
[主 催]TORAO NATION STATE
[認 定]インターナショナル修斗コミッション
[協 力]毛利道場 有永道場Team Resolve(有)オフィスK
[後 援](一財)山口観光コンベンション協会
[会 場]山口県山口市/KDDI維新ホール
[開催日]2024年11月17日(日)
[開 場/開 始]14:30/15:00
対戦カード&個人的見どころ
対戦カード
メインイベント 第7代環太平洋ウェルター級チャンピオンシップ(-70.3kg)5分3R
墨吉 涼太(誠流会館)
ソーキ(NASCER DO SOL)
何と言っても、チャンピオンシップ。墨吉選手と元王者ソーキ選手の再戦が、今度はベルトを掛けて行われる。競技の柱であり、興行の華であるチャンピオンシップが、山口の地で開催されることに凄く大きな意義がある。
墨吉選手は、空手ベース、オーソドックスからロー、ジャブ、そしてワンツースリーとパンチをまとめてくるストライカーで、2つのKO勝利。ソーキ選手との初戦は、重量感のある打撃戦からパンチを効かせるシーンもあり、バックテイクも織り交ぜて判定勝利。新人王は怪我で逃したが、勢いがある。
ソーキ選手は、元環太平洋王者。修斗では珍しい生物として強い系の選手。大木のようなボディ、丸太のような手足から繰り出す打撃でなぎ倒し、柔道ベースの組みの強さを発揮、力強くテイクダウンを奪う。常々、修斗のタイトルを渇望してきたが、リベンジと再度の戴冠を狙う。話も面白く、もっと表に出てきて欲しい選手。
9月後楽園ホール大会で、パンクラス&DEEPで2冠を獲った住村選手が、昨年の新人王である西條選手を撃破。住村選手本人は、昨年、田村選手の挑戦を退けたブラジルのペルペトゥオ選手が保持する世界王座への挑戦を希望している。果たして、今回決まる環太平洋王者とどういう展開を迎えるのか、修斗のウェルター級が混沌として面白い。
セミファイナル バンタム級(-61.2kg)5分3R
ジェイク・ムラタ(ZEEK GYM)
野尻 定由(マスタ-ジャパン福岡)
ジェイク・ムラタ選手は、久々の修斗参戦。写真の渋谷大会以来では。国内各団体を渡り歩き、ZSTではバンタム級王者に輝くなど活躍。スタンドでも端正な攻防を見せるが、魅力は寝技。粘りのあるグラウンドテクニックで、バックテイクを奪う。最近、ZEEK GYMに移籍。福岡出身とのことで、山口の試合で地元からの応援が期待できるでしょう。
野尻定由選手は、オーソドックスから叩き込むパンチ、飛び込むようなタックルなど、思いっきりの良さが際立ち、それがずっと続けられるハードワーカー。打ち合いで熱くなるシーンが多かったが、今はタックルを織り交ぜ、最近、展開にメリハリが出て、多彩になってきた印象。前戦の磯城嶋戦では気迫溢れるファイトで攻め続けて、アームロックのでフィニッシュ。あれだけのタフファイトの翌日、おきよ食堂で厨房に立つタフネスも素晴らしい。
第10試合 ハイテックス・アリタサービス・ハウス倶楽部・3S提供試合闘裸男寝試合 ライト級(-70.3kg)5分2R
田中半蔵(FUN‘S)
宇野薫(UNO DOJO)
田中半蔵選手は、2022年に久々に修斗に戻ると、根を張ったような体の強さ、一撃で沈める強打はそのままに、組んでも強いところを見せ、結城選手、ロイベ選手を破って快進撃。昨年末にはSASUKE選手の世界王座に挑むも、ここは阻まれる。今回はグラップリングで再始動。
宇野薫選手は説明不要のリアル・レジェンド。今回も、TORAO山口大会に参戦。非常にありがたい。柔術にも積極的に参戦し、王者になるなど進化を止めない強さが魅力。前回の試合では、ディフェンスの上手い岡田剛史選手を相手にバックテイクから岡田選手をチョークで見事に仕留めた。試合の面白さに限らず、相変わらずのグッドシェイプ、センスの良いファッション、そこにいるだけで話題になるのは、本当に凄い。
第9試合 フライ級(-56.7kg)5分2R
ニシダ☆ショー(BURST)
打威致(有永道場TeamResolve)
ニシダ☆ショー選手は、ブランクの後復帰してからはフライ級で試合を重ねている。元々、昨年広島大会で打威致選手との試合が組まれていたが、打威致選手の怪我により流れ、今回、再び組まれたのがこの試合。西田選手と言えば、スッとセットする三角絞めに代表されるように、寝業のセンスの良さが光る。早めに寝かせられるかどうか楽しみ。
打威致選手は、打撃の打、威力の威、致命傷の致というわかりやすいキャッチフレーズの通り強力なストライカー。思い切りの良さ、体のバネの強さを感じさせていたが、フィジカルがかなりパワーアップされた印象。前戦は、開始早々、歴戦の猛者、渡辺健太郎選手をハイキックからのパウンドで一気に仕留め、勢いに乗る。
第8試合 フェザー級(-65.8kg)5分2R
磯城嶋一真(MMA Rangers Gym)
工藤 圭一郎(グランドスラム沖縄A・P・P)
磯城嶋一真選手は、昨年のバンタム級新人王。今回はフェザー級にアップして参戦。新人王トーナメントを通じて、寝ても立ってもバランスが良く、なかなか倒されず、倒されてもすぐ起きて、しつこくバックを奪い、MMAが強い選手だなと思わせた。今後もフェザー級でやるのかどうかわからないが、試金石になりそう。
工藤圭一郎選手は、約一年ぶりの修斗復帰戦。持ち味は、やはり、KOを奪える威力を備えている右の強打。コンパクトに構えて、前に出て圧力を掛け、ローからワンツー。完全に組まれると、コントロールされてしまう試合もあったが、その前に中近距離で仕留めたい。
第7試合 バンタム級(-61.2kg)5分2R
矢野 武蔵(パラエストラ愛媛)
HAMMER KATU(有永道場TeamResolve)
注目のヤバい試合ですね。
矢野武蔵選手は、アマ修斗時代は極めまくって全日本優勝。しかし、ベースは空手で、打撃戦で打ち合いになってもめちゃ強い。試合展開に応じて、組みも打撃も使い分け、得意な方で勝負できるし、どちらも圧倒できるほどハイレベル。毎試合後、消耗が激しそうだが、フィジカルも上がってきている印象。来年はRIZINの香川大会もあるし、大きくアピールして欲しいところ。
HAMMER KATU選手は、その名の通り、ハンマーの如きパンチをふるって、相手をなぎ倒すハードパンチャー。手数は少ないが、ジリジリと圧力を掛けて詰めていき、1発で試合をひっくり返せる威力がある。フェザー級で戦っていたときもフィジカル負けすることはなかったが、バンタム級でなお力強さが際立つ。愛されキャラも非常に良い。
第6試合 フライ級(-56.7kg)
若宮 龍斗(KAMIKAZE DOJO MMA)
寺嶋 直人(SUBMIT MMA)
若宮龍斗選手は、非常にスピードがあるハードストライカー。サウスポーから、ロングレンジで繰り出すカーフ、伸びるストレートなども強烈だが、出入りのステップが速く、怯んだ相手に一気に襲いかかる近距離のラッシュがまた凄まじい。相手を壊すような打撃が魅力の、とても獰猛な若き龍だ。
寺嶋直人選手は、怪我による手術を乗り越えて、久々の修斗復帰戦となる。小刻みなステップから、パンチとタックルを上下に散らして相手に読ませず、嫌なタイミングで嫌な攻撃を仕掛け続ける。ガツンと当てる1発も強く、組んでからの安定感が高い。万全な寺嶋選手が見たいところ。
若宮選手は、関東のファンはまだ見たことがないからわからないだろうが、非常に攻撃的で強い。一方で、寺嶋選手は静岡の選手ながら、東京で試合を重ねている選手で、いわば東京基準の選手。両者の対戦で色々わかることも多そう。
第5試合 バンタム級(-61.2kg)5分2R
NφB-force(毛利道場)
藤谷 敦史(マスタ-ジャパン福岡)
NφB-force(倉信洋一郎)選手は、修斗では2022年札幌大会以来で2,3年に1試合のペースなので、あまり試合が見られないのだが、オーソドックスからロー、ジャブを突き、タックルに入る。札幌大会ではバックチョークを極めて初勝利。今大会、キッズ修斗を除けば唯一の毛利道場勢なので、地元大会で大いに沸かせて欲しい。
藤谷敦史選手は、前戦で、アサシン選手とスタンドではオーソドックスからのパンチを良く当て、組み際でも強く、下からの仕掛けも潰して判定勝利を挙げた。以前から、ガンガン前に出て打ち合うような、気持ちを前面に押し出す激しい試合が持ち味だったが、実を結んだ印象。連勝を狙う。
第4試合 ライト級(-70.3㎏)5分2R
KENZO(BURST)
おえゆうた(MMA Zジム)
KENZO(三宅健三)選手は、四つ組みが強くそこからのテイクダウンも、また下にタックルにも入るが、前に出ての強烈なパンチも打てるタイプ。テイクダウンディフェンスでは、体の強さも感じさせ、簡単に組み伏せられる印象もない。前戦はシヴァエフ選手に膝を合わせられて倒されたが、伯仲した試合だった。
おえゆうた(麻植裕太)選手は、デビューからは緊急参戦を含めてハイペースに試合を重ねたが、今年は初の試合に。オーソドックスで、カーフ、ワンツーを繰り出し、スタンド勝負を仕掛けるが、組まれてもケージ際のディフェンスが上手く、寝業でも自分の展開を作る。昨年、待望の初勝利も挙げ、勢いのあるZジムの軽量級選手と一緒に活躍して欲しい。
第3試合 バンタム級(-61.2kg)5分2R
植木“令和”新(シューティング宇留野道場宮崎)
松岡 琉之介(マスタージャパン山口宇部)
植木“令和”新選手は、他団体で活躍してきたが、最近はプロ修斗を主戦場として試合を重ねる。最近、宮崎に移住し、宇留野道場宮崎支部を立ち上げた。オーソドックスで頭を振り、オーバーハンドから組み付き、そこからは非常に丁寧にテイクダウン、寝業を展開。今回はバンタム級に上げて臨む。
松岡琉之介選手は、今年からバンタム級に転向、4月はBLOOM FCで勝利、5月の福岡大会は競り負けるが、調子は良さそう。コンパクトなガードでワンツーを出しつつ、タックルに入るタイミングを伺う。ケージ際で差してテイクダウンを狙う現代的な堅いMMAスタイル。今年、柔術は紫帯に昇格。
第2試合 フライ級(-56.7kg)
岡本 一志(修斗GYMS直心会)
高宮 諒(DESTINY JIU-JITSU)
岡本一志選手は、EXトーナメントでプロ昇格。プロの試合は1試合しか見たことがないが、その9月のBORDERでは、山本選手を相手に後手に回るも、フィジカルも活かして、都度、凌いではパンチを入れて削るファイト。全局面で勢いがあって、非常にアグレッシブな試合が期待できる。
高宮諒選手は、スタンドでは、パンチ&ローで思いっきり打ち込み、グラウンドでも積極的に仕掛ける印象。デビュー戦では、蹴り足をキャッチしてテイクダウンするとあっという間のバックチョーク一本勝ち。前戦は、下田選手との試合でヒール、アームロックとしつこく狙い続けてドロー。
この試合は噛み合いそう。
第1試合 ライト級(-70.3㎏)5分2R
山下康一朗(CARPEDIEM福岡)
シヴァエフ(有永道場TeamResolve)
山下康一朗選手は、柔術黒帯だが、どちらかというとスタンドの印象が強く、プレスを掛け、思いっきり振り回す気持ちの良いファイトを見せる。勢いありすぎて、ガス欠になることもあるが、最後まで諦めない。もちろん、タックルも織り交ぜてテイクダウンすれば確かなグラウンド技術もある。
シヴァエフ選手は、大学院修了に伴い山口を離れるそうで、地元大会では、有永道場TeamResolve所属としての最終戦とのこと。対策を立てるのも上手で、堅い技術をベースに、全体的にクレバーなファイトが際立つ。前戦は、KENZO選手のタックルに膝を合わせてパウンドアウト。1月には新人王決勝も控えていて、勝って弾みをつけたいところ。バスケットボールがバックグラウンド。
オープニングファイト キッズ修斗 キッズ3 32Kg以下級 3分1R
佐藤りの(毛利道場)
近藤玲汰(BURST)
チケット
[チケット料金]VIP席20,000 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円
[チケットぴあ]https://t.pia.jp/ Pコード:594-730
※全席指定、全て税込み価格。※当日は500円増し。
※3歳以上はチケットが必要。
[お問合わせ]TORAO NATION STATE 0868-24-8037
視聴方法
ツイキャス
プロフェッショナル修斗公式戦 山口大会「TORAO34」
配信日時 / LIVE STREAMING DATE
2024年11月17日(日)14:45〜 生配信
※録画は11月24日(日)23:59まで何度でもご視聴いただけます。
配信チケット料金 / Price
・前売り: 4,000円
・当日券: 4,500円
購入時の「メッセージ(自由入力)」欄に応援している選手の名前をご記入ください。
会場地図
山口県山口市/KDDI維新ホール
アクセス
■新幹線でのアクセス
新山口駅下車、北口から直結。
■飛行機でのアクセス
山口宇部空港から直行バスで約30分
■自動車でのアクセス
中国自動車道小郡JCT経由、山口宇部道路長谷ICから約1分
新山口駅-山口宇部空港のバス
会場HP
修斗旅情報
行き方、宿泊、食事等について
物販等
ワンハンドレッド・アスレチック/TORAO34出場の宇野薫選手がプロデュースする「ワンハンドレッド・アスレチック」が初出店!
ROWNDER / 九州の選手達をサポートする福岡のセレクトショップ、ROWNDERが TORAO34に出店!reversalを幅広く展開!
TORAO名物、缶バッジガシャ
山口市観光XR体験用ドア
グルメ情報
瀬戸内居酒屋 魚なげ []
徳山駅南口に第一スター、北口側に第二スターと第三スター。
ホルモン金龍 [食べログ]
7色サムギョプサル ベジモン 周南店 [食べログ]
観光情報
ときわ公園 ロンギヌスの槍
https://contents-tourism.com/longinus/
ツイート/Instagram転載用まとめ
11/17 プロ修斗山口大会 TORAO34
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