現像した2枚の写真が、ぼくをカメラの虜にした・・・?
こんばんは!
昨日、ぼくがカメラを始め・・・
「ちゃんと撮らないと、ちゃんと撮れない」ことに
面白さを感じて、難しいけど楽しいを感じ始めていたお話しをしました。
勿論、今もまだまだ右も左もわからない状況なんですが・・・
ぼくにとって最初のフィルムカメラは、ぼくより4歳年上で1956年生まれのライカIIIg・・・。
ちゃんと考えて・・・
ちゃんと操作して・・・
ちゃんとシャッターを押さないと・・・
ちゃんと写真が撮れない。
そう、思い通りになかなかならない。
でも、それは・・・カメラのせいではなく自分のせい。(笑)
だから、どうにかちゃんとした写真を撮りたいと思う気持ちがムクムクと・・・。
こんなこと書いてますが、ぼくは今でもまだまだちゃんと撮れません。
正しい操作をしたら、その操作通り、理屈通りに、正確にカメラは作動する。
オートフォーカス、手振れ補正などない世界。
結果は、全て自分の成せる技だと納得させられる。
最初に撮った写真は、昨日の記事にアップした
こんな感じの写真だったわけだが・・・
デジタルカメラにはないなんとも言えない味わいにフィルムカメラの魅力を感じたわけで・・・
クルーズ船に乗り込もうとしているお婆ちゃんとお孫さんらしき子供の会話を耳にし、その子供のワクワクが、撮った写真に出ているような気がする。
・・・というか、一枚の物言わぬ写真が、そのときの情景を音声入りの動画以上に
ぼくには再現しているように思えたんです。
勿論・・・あくまでぼくにはですが・・・。(笑)
『自己満足』
そう、間違いなく、ぼくの自己満足なんです。
アタフタしながらシャッターを切った一枚。
現像が上がって初めて・・・
ちゃんと撮れなかった多くの写真の中に自分がその時感じた気持ちを
ちゃんと再生してくれる写真があった時、今まで感じたことのない喜びを感じたわけです。
写真って・・・
瞬間を切り取るもの。
その時の会話やまわりの音、気温や撮った自分の感情まで・・・
現像された写真からそれが感じられたらそれが最高の楽しさかと。
秋に・・・
紅葉を撮ってみようと有馬温泉に行った時、
ここでも四苦八苦しながら写真を撮っていました。
陽が傾きかけた頃・・・
温泉街を歩いていて
学校からの帰り道でしょうか・・・。
有名な炭酸せんべいのお店の前にふたりの子供の姿がありました。
男の子の方が、女の子よりお兄ちゃんのような感じ。
兄妹なのか・・・近所に住む幼馴染なのか。
ふたりの会話は、聞こえてきませんが、女の子はお兄ちゃんを慕っている様子に見えました。
わずか数十秒の出来事でしたが・・・
気づいた時には、シャッターを切っていました。
現像が上がってきた時、クルーズ船に乗り込むあの写真に感じたものと同じような気持ちをふたりの子供の姿から感じたんです。
そう、その時の空気感、ぼくが感じた雰囲気。
この時だって、当然ですが、現像した写真には、沢山の思い通りの感じではない写真がいっぱい。苦笑
でも、この二枚の写真が、ぼくをカメラの虜にしたのは確かです。
・・・で、ちゃんと考えて、ちゃんと操作して、今も思い通りに撮りたいと願いつつ、現像から上がった思い通りにならない写真に『ふぅ・・・』とため息をつく
ぼくなのでした。