靴磨きメディテーション
革靴、革のリュック、革小物、メンテナンスして長く大切に使えるものが好きだ。
使っているうちに愛着が湧いて、自分色に染まってくれるモノ。
好んで履いているローファーは、私の一日を知っている
朝の日差しのキラキラにエネルギーが湧いたこと、コーヒー屋さんに立ち寄ってよく会う髭おじさんに会釈したこと、必死に仕事してること。お昼に靴に汚れが付きがちなこと。パタパタ走り回って、朝のエネルギーを使い果てて帰ること。
靴からしたら、そんなに汗かくなよって思うかな。
靴磨きのペースは2週間に1回くらい、加えて日向で靴の埃が気になったとき。
経験で培った自己流の靴磨きルーティン。
馬毛ブラシで埃を落とす
古いTシャツにリキッドタイプのリムーバーを含ませて汚れを落とす
保湿クリームを仕込む
豚毛ブラシでブラッシング
無心で磨く
靴の汚れからみる気持ちの余裕
本当に忙しいと、いつもの靴磨きができない時期もある。気になってはいるけど、時間なし。緊急用にロッカーに忍ばせている無印の靴磨きシートで拭き取って終わり…みたいな。
デスクの上の散らかり、デスクトップのごちゃごちゃ、埃被った革靴
私の場合、これら3つは「頭が整理されていない、余裕なし」のサイン。
消したいキズ、消えないキズのジレンマ
大人になると、消したい過去、ちょっと戻ってやり直したいこともあるよね。
そんなこと出来ないのは分かってるけどさ。進むしかないんだよ。
靴の場合、大事に使ってるつもりでも知らないうちに付いたキズ。
手で馴染ませて消えるレベルのキズもあれば、どうしたって消えないキズもある。
靴磨いてると気が付くんだ、無理に消そうとしなくても良い。
キズも含めて磨き続けると、いつの間にか自分の靴らしさというか、
キズが良い味出してて、にぶい光を帯びた唯一無二の靴になっていく。
無理に調整しなくても良い。キズができたらクリーム塗って、磨けいていればそのうち自分の魅力に変わる。
靴磨きは明日の自分へのとっておきのプレゼント。
ピカピカに磨いた革靴を履いて、明日も胸を張って家を出よう。足もとから相棒がキュッキュっと応援してる。
Love, gigi❤︎