
小学2年生の大旅行🚃 |心配性日記
私って本当に心配性だなぁ。いつからこんな風になったんだっけ。
2、3年くらい前からだっけ。
…と思い返していた数日前。
いやいや、そんなものじゃないでしょ私。
心配性歴、サバ読みすぎですよ。
そうだったそうだった、あれは小学2年生の時。
引っ越し後も、前の家の近くで習い事を続けていた私は、
毎週電車で教室に通っていたのです。
片道30分くらいの距離だったけれど、2年生の私にとっては大旅行。
毎回土曜日になると憂鬱で、怖いからついてきてと両親に頼むものの、
1人で行ってらっしゃ〜い!と取り合ってくれず。
あれは「可愛い子には旅をさせよ」的な親心なのか、
着いていくのが面倒くさいという気持ちからだったのか。。
兎にも角にも両親どちらともついてきてくれる気配はなく、
覚悟を決めて家を出るというのが毎週の恒例行事。
(ついてきてと必死にお願いをするところからが毎週恒例。)
で、何が怖かったというと。
1人で移動中に地震が起きて帰れなくなることが
この上ない恐怖だったのです。
電車を乗り間違えることでも、迷子になることでもなく、
教室に向かう途中で地震が起きて帰れなくなるということが、
とにかく怖くて仕方なかった。
子ども用携帯すら持っていなかった当時の私は、
地震が起きて誰とも連絡が取れなくて
1人ポツンと知らないところに取り残される…ということを
ただひたすらに恐れていて。
思い返すと、なんと想像力の豊かなことか。
親に言うと、その時は周りの人がきっと助けてくれるよ〜とか、
少し待っていれば電車は動いて帰れるよ〜とか何とか言ってくるけれど、
周りの人は自分のことで必死かもしれないし、
巨大地震だったら電車だって動かないかもしれないし。
つまりせっかくの親の言葉も、残念なことに慰めにはならず。
だからと言って携帯も持たせてもらえず、
でも習い事には行かなければならず。
そこでせめてもと行き着いたのが公衆電話。
テレホンカードをお財布に3枚くらい詰め込み、
緊急時の電話番号をメモし、
行き帰りの30分の間に地震が起きないことを切に願い、
そこまでしてようやく出発できるのでした。
はぁ大仕事。
これが毎週のことだったのだから、
よく習い事を続けていたなぁともはや感心するレベル。
でも習い事は楽しかったなぁ。
教室に到着しさえすれば。
最後まで読んでいただきありがとうございます☺︎
Have a lovely day!