えんどコイチ先生の「END ZONE」1巻を読んでみた

少年時代、読んでいた今はなき月刊少年ジャンプ。短期連載で終わったが印象的に残っている漫画がある。えんどコイチ先生の「END ZONE」である。ネットのレビューが少ない。なので、電子書籍が半額になるクーポンをもらえた時に買ってみた。

改めてネット新古書店で探してみたが、やはり高かったり、在庫がないみたいだ。2001年の作品ということで今から20年前以上の作品。全体的にいうと「END ZONE」は一話完結のオムニバス漫画。ドラマで例えたら『世にも奇妙な物語』を漫画にしたという感じだろう。

表紙の人物は、案内人の「ムー」さんで、世にも奇妙な物語でいうならタモリさんみたいな存在。

話数カウントは「ZONE」単行本コミックしか見れない 四コマム~君もありました。コミック収録は6話(話数カウントはZONE)と言っても1ヶ月掲載につきに3つのストーリーが書かれていたので実質的には18話です。

面白かったエピソードを一つ


ZONE.1『時間よ止まれ』第2話:「アダムとイヴ ー選ばれしものー」地球観測係と名乗るあの世の天の声が学生の主人公にテレパシーでささやきかける。人類に落胆し、絶滅させようと思ったが選ばれた男女のペアを残していこうという中で主人公が選ばれた。主人公のDNAを鑑みて最良の相手が選ばれたがブスだった・・・・(続く)。



自分のあの頃(学生時代)は美人のグラビアアイドルと恋人になれるかもしれないという幻想を持っていたのでうまいこと描くなと思いました。月刊少年ジャンプでなく、時間つぶしに読まれる青年誌だったら、さらに連載が伸びて続いてただろうという作品です。面白かったです。

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