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【ポケおじ】アラフォーポケモンだいすきこどもおじさんと最悪なデートをしたら憎悪を向けられただけでおしまいだったという実話【こどおじ】


実話をそのまま書かせていただきます。10年以上はゲーム関係のコミュニティで友好関係のあった人とデート(日帰り旅行)した事があるのだが、その後の結果も含めてただただ最悪な目にあっただけで終わった。というお話です。

デートした相手の方ですがAさんとかBさんとか書くのは曖昧なのでチーくんと呼ばせていただきます(彼の容姿がそのまんま例のあの絵なので)彼とは個人サイトで出会いその個人サイトの常連さんも含めて一つのゲーム好きが集まるコミュニティが出来上がっていました。当時引きこもりニートだった私はゲームとネットにしか生きる意味を見出せないながらも、そこのコミュニティにいる方たちとはとても楽しい日々を過ごしていました。チーくんはとても温和で優しい方で。日記などで書く文章もどこか女性的でふんわりしていてとても温厚な方でした。(過去形)チーくんはとあるポケモンにとても強いこだわりと愛情を持っているというかそのポケモンの存在が生きがいのような方でした。コミュニティでオフ会をする時、食事に行ったり観光地に行ったりするときもずっと推しポケのぬいぐるみを取り出してパシャ、と写真撮影する程には執着していました。この時も若干「恥ずかしくないのかな…」と思いつつ。まあオタクとはそういうことに生きがいを見出す生き物なのでいいかなぐらいに考えていました。

SNSへの移動と馴れ初め?

2012年~ぐらいの時期でしょうか?ピクシブやTwitterの普及により個人サイトはどんどん消滅していきチーくんのBBSやチャットに居た人たちもサイトから消え失せ、Twitterを使うようになっていった。自分も気乗りじゃないけれど繋がりが途絶えてしまうのでTwitterを使うようになった。ところがこのTwitterのせいでチーくんのツイートにトゲがあるどころかどんどん人格そのものが攻撃的なものに変わっていった。一体何と戦っているのか「クソフェミ」という単語を出したり(その時点でドン引き)「俺の推しポケを知らないやつにクソリプでdisられた!絶対に許さねえ!クソが!」「任天堂信者◯ね!!」「トレンド見たが今日は俺の大嫌いなクソゲーの発売日かよ!嫌なこと思い出して吐き気が止まらねえ!」などとまるで誰と戦っているのもわからない上に、人が変わったかのように攻撃的なツイートをするようになった。まあSNSではよく見る風景ですがそのSNSを始める前まで温厚だった彼がシャドーボクシングを始める姿は結構痛々しく悲しかったものです。
それで、私もちょっとSNSやってる人特有の持病といいますか、承認欲求おばけに頭をやられていたことがあって誕生日に「誕生日なんだけど欲しいものリスト載せてあります見てね!」などという行為をしてしまった事があった。今では恥ずべき行為だと思っています…ハイ。しかし、そこでチーくんが高価な物を送ってきてくれたのだ。とても驚いた。こんなことってあるんだって…チーくんにはお礼を言っても言い切れなかった。お礼絵を描いたり自分のできる範囲でのお返しもした。しかしチーくんは「俺は実家ぐらしのこどおじでお金も有り余ってるし大した事ないし気にしないでいいよ」と言ってきた。その時は”こどおじ”なんて言葉で自虐しないでおくれよ働いてるんだからそれだけ立派でしょ?と思っていました…一人暮らしかつ毎月カツカツで暮らしてる自分と実家で衣食住の世話を親にしてもらいながら働いてるチーくんとでは貯蓄の差は大層大きいのだろう。その後数年もチーくんと一緒にやるゲームがかぶらないのでなかなか直接的な交流はできなかったのだがとあるゲームをきっかけに良く遊ぶようになり…欲しいものリストの件ややんわり「みんなでオフ会じゃなくて1:1でデートしない?」と言ってくるようになったので、非モテ喪女の自分でも「うーんもしかして?」という気配は感じ取っていました。でも彼のSNSでの幼稚で攻撃的な言動や推しポケへの気持ち悪い欲情のしかたや実家ぐらしで甘やかされて育った”こどおじ”などということを考えるとどう考えても恋愛対象にはならなかった。ただのゲーヲタ喪女の私が言えたことではないし選ぶ立場でもないけれど。それでもなんやかんやあって私も絵に描いたような非モテゲーマーだし交際相手を妥協するべきか?なんて下衆い考えをしてるうちにチーくんから日帰り旅行のお誘いがあったので行くことになった。緊張はするけれどせっかくのデートだし、と洋服やメイクもちょっとがんばって行くことになったのだが…

最悪なデート

新幹線で観光地へ向かう私達。そこには会話らしい会話が一切なかった。凄い気まずかった。SNSではあんなに多弁(悪い意味で)なチーくんが一っっ言も喋らない…!なんとかかんとか話題を引き出さないとあまりにも気まずくて「前のオフ会にきた時◯◯さんと◯◯さんと一緒だったんですか?」とか適当にハナシを振ったが会話は続かなかった。あるのは気まずい沈黙のみ。
観光地に温泉街があるということで温泉街へチーくんと向かいました。温泉街と言われて想像するのってどんなところですか?グーグル検索で出てくるような素敵な光景だと思います。しかし、チーくんと私がたどり着いたのはちょっと小綺麗な渓谷と河原…えっと…これが”温泉街”なの?と到着時にすぐ疑問…そしてその後に事態は起こった。

推しポケのぬいぐるみと自撮りを撮るチーくん

チーくんがいつもオフ会に持ってきていた大好きな推しポケ(一応記述しますがピカチュウではないです)のぬいぐるみを取り出したかと思うと一緒にパシャッ♥っと自撮りをしていた。
もう、ドン引きです。
周囲に人らしい人は居なかったもののそれでも一緒にいるこっちが恥ずかしくて恥ずかしくてたまらなかった。あんた、まだそれやってんだ…いや別に好きにすればいいけどデートの時もやるんだ…?ここで「キモッ!」ポイント1贈呈です。その後ただただ小綺麗な河原を1時間ほど歩いて温泉街?から離れました。本当にただただ歩いただけでした。

ダッ!っと走るチーくん

歩かされるだけでも運動不足の自分には堪えたのだが、それにふまえてチーくんはなにかお目当てのものがあるとダッ!っと走っていくこれにはもっとついていけず、息切れになり足を止めようになる私…と「あれ?なんで歩くの遅いの?」とでも言いたげにチラッっとこちらを振り返ってくるチーくん…なにみてんだよ。デートというものと無縁だった私はフィクションや曲の歌詞でよく見る「男性は女性に歩く速度を合わせる」って本当だったのか?と頭に浮かんだ。勿論チーくんは終始そんなことはせず興味のある店やおみやげのある方へダッと走っていく行為を終始やめなかった。

食事の時も…

チーくんは以前にこの観光地へ来ていたので「この店が美味いんですよ」ということを知っていた。疲れ切った私もやっとご飯にありつけるとワクワクしたのだが…すごい行列でお目当ての店に入れず…でも、自分はここ(観光地)詳しくないのでどこでもいいしおまかせします。とチーくんに提案し適当に空いてるお店に入った、やっとご飯にありつける…ん…???
また推しポケのぬいぐるみ取り出して飯と一緒に写真取ってる…
…………絶句というか変な鳥肌が立った。この人アラフォーですよ?ポケモン赤緑世代でポケモンとずっと一緒に育ってきたっていうのもわかる、推しといっしょに写真撮りたいのもわかる。でも流石に異性と食事中だぞ?恥とかそういう概念がないんですか??この人は好きなぬいぐるみをだっこして連れ回してた年齢で精神年齢が止まってしまっているのか?アラフォーなのにか???このあたりで”ポケおじ&こどおじ”という生き物に嫌悪感と気持ち悪さをじわじわ感じてきたワケです。だめだ、この人はきっと50~60歳ぐらいになっても同じことをやっているのが容易に想像できる。そりゃそうか、一人で暮らすこと(自立して生きる事)の大変さとか一切知らずにポケモンのぬいぐるみだらけの子供部屋で過ごし、ママに甘やかされて40歳だもんな…最早危機感持ったほうが良いどころじゃない。ここで2つめの「キモッ!」ポイント贈呈です。


唐突なぬいぐるみペニス現象

その後は残念なことに雨が降って来たのだがどこに行こうという予定もなかったのでお店をぶらぶら歩いたりしたが勿論チーくんと私の間に会話らしい会話はなかった。気づけ太ももが擦り切れて痛い…さんざん歩かされたから痛くてたまらなかったが元々会話がないので何も言わないでただ痛さに耐え歩いた。商店街には私達と違って若くてキラキラ輝いている可愛いカップルがたくさんいて「あぁ…いいなぁああいうの…経験してみたかったトキメキだわ」などと、会話もなければただ歩いてるだけの現実から逃げるようにそんな事まで考え出した。そろそろ帰れるかな…という頃合いにチーくんが口を開いた
「手、つなぎませんか?」

ハ…?
ハァ…………?
ハァ…………………………?

気持ち悪すぎて返答に困った。
会話もないし、推しポケとの自撮りパシャという激キモ行為の連続にただただ歩くだけのトキメキもくそもないデートモドキの何かをしただけなのになぜ唐突にその言葉が出てくるの???この時私は「ぬいぐるみペニス現象」という言葉とその意味すら知らなかったのだが気持ち悪くてたまらなかった。言われたその瞬間から気持ちが悪くてしかたがなかった。でもその理由がわからないのです。科学的に証明されてるならば説明してほしいぐらい。自分でも何がキモいのかはわからなかったがそこで本当にチーくんの事が無理になった。ネットでも交流したくないほどにはああ無理だ、となってしまった。すぐにでも帰りたくなった。「50キモッ!」ポイントぐらいは贈呈できます。

向けられる憎悪

帰りの新幹線の中「ああやっと終わった」という気持ちでいっぱいだった。やっと終わってくれる、この悪夢みたいな一日が。トキメキどころか終始疲れと気持ち悪いしかなかったデート?だがチーくんには「すごく楽しかったです!ありがとうございました!」と機嫌を損ねないように精一杯演技のお礼をして別れた。翌日日勤だったのでこの日の疲れは物凄く響いたし、痛かった太ももは股擦れをおこしてなんと出血までしていた…ははは…もうボロボロだよ。おまけに歩いた歩数は2万歩…過去一歩いたし歩かされた。
その後もTwitterでチーくんからどこかへ行かないかとDMを送られることがあったが勿論御免なので「私は出不精なので…」とかやんわりとした理由をつけて断った。そしてデートから一年ぐらい経った頃…チーくんはTwitterの空リプでものすごい怒りを私に向けていた。見た時色々な意味で鳥肌が立ったが思い出しながら言われたことを載せていきます。

「一年前とある出来事があったんだがそれは糞女からの嫌がらせという結果に終わり今残ってるのはそいつへの憎悪だけ」


「そいつ(私)は過去に鬱病だったらしいが(過去じゃなくて現在進行系です)俺はあまちゃんなので言うのは最小限に留めておく。つーか、オメー人への悪口やめねえから結果的に不幸になってるだけじゃねえか、まぁがんばれや」

「鬱病なんかに一切理解はないけど、まず被害者ヅラとか悲劇のヒロインヅラするのやめろや、てめーはまずお世話になってる周囲の人への感謝からはじめろや、今後一切関わりたくない、クソアマが」

怒っちゃった…w

なぜか相互フォロー状態で向けられる空リプ憎悪ツイートと相変わらず何と戦っているのかわからないツイートに私は思わず笑ってしまった。そしてこちらからブロックしてあげた。こちらとしては気持ち悪いとしか思っていなかったのでなんの躊躇いもなかった。その後この記事の最初の方に書いたコミュニティの人たち(彼らもこどおじ)にチーくんは私のでっちあげた悪評を広めファンネルを飛ばし彼らにもブロックされ交流もとうとうなくなったが、こどおじを嫌悪している私にとって向こうから消えてくれるのはとても都合の良い出来事だった。そもそもチーくんは関わりたくないとキッパリ言いつつ私をブロックしていなかったし、なぜ相互フォローの状態で怒り狂っていたのかそこがあまりにも不思議でした。まあ単に幼稚なだけに感じましたが。ママに何かをオギャー!っとおねだりすればおねだりがまかり通るように当事者の目の前で怒り狂えば構ってもらえるとでも思っていたのでしょうか?(笑)それに”以前鬱だった”という理解のある彼くんもびっくりな一方的な決めつけにもドン引きで…(鬱はそう簡単に良くなるものでもないし当時は特に悪化していた)その後に放たれた「まぁがんばれや」にも絶句。とまあ色々思うことはありましたがリアルでは一言も喋らないチーくんがSNSだとここまで攻撃的かつ多弁なことに笑ってしまうわけです。その時私は本当に鬱が酷く毎日自◯の事を考えるほど酷かったのですがチーくんの手遅れなほどの幼稚さに「こんな人間もいるんだな…自分はまだマシか」と考え結構楽に生きられるようになった。勿論ときめいたことがないのと最初で最後のデートがこれだったので恋愛などへのあこがれも一切なくなった。つまるところしがらみとか憧れとかそういうものも全部消し飛んで楽になってしまったわけです。こんなめんどくさい生き物と関わるぐらいなら乙女ゲーでもやってニヤニヤしてたほうがずっと幸せなんです。今恋愛したい!と頑張っている若い女子の皆さんにはどうか「こどおじ」「ポケおじ」「弱者男性」などに分類される男性と関わりを持たないほうが良いとだけちょっとアドバイスしておきます。あまり型に当てはめるような言い方も如何な物かと思いますが多分彼らは永久に精神年齢が止まったままだと思いますので(笑)それに、弱者と言うワードからは想像もできないほど攻撃的なのも嫌いなトコロです。こどおじ”にも”ポケおじ”にも一切偏などなかった私ですがこの一件で彼らがどういう生き物かよくわかったので関わらず健やかに生きていきます。


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