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0から始めた動画編集の軌跡その9 ~ 1本目が バンド最後のMVになりました

BAHTの正式のMVについては、Nさんに相談した。

バンドが演奏している実写映像を入れ込みたいと言ったら、Nさんがその部分の撮影はやってくれるという。そして私にもとになるコンテ?を作ってくださいという。ロケもしてもいい と言ってくれたけど、バンドのメンバーの都合が付きそうになくて次の機会になった。

一方 Aさんの発案で、当時BAHTは、名古屋 本陣のオキナワAサインバーKOZAという、すごく居心地がよくて、音も食事も楽しめる、いかしたライブハウスで、『オープンリハ』という企画を平日夜に定期的にやることになっていた。Nさんがそこに合流して演奏中の動画を撮ってくれることになった。

私は、ロケで曲イメージの実写映像を作る代わりに、ダヴィンチリゾルブでできるはずの、3DCGに挑戦するつもりだった。

また、検索と勉強の日々。

これはできる!と思ってPCに向かったところ、PCのスペックが邪魔をした。コマ落ちするプレビュー画像、フリーズするPC、5分の4K映像をPCに入れるのに3時間、30秒くらいずつ分割して、なんとか加工してレンダーするのに2時間。次のライブの前に、1曲目のMVをYouTubeチャンネルにアップする予定の期日には間に合うとは思えない。

疲れ果てる待ち時間の間に、私は自分の本当にしたいことが分かってきた。

そしてAIが、その助けになってくれそうなことも。

長年追っかけをしてきたAさんが、私の作詞で歌うBAHTというバンドには、当然思い入れがあったけど、

私が本当に好きなのは、最高に気持ちの良いライブ!

特定のバンドだから応援するんじゃない。

例えば、その日初見のバンドでも、そのバンドが いい演奏をして、
それでお客さんたちが楽しくなって、
そうすると、また、バンドが乗ってきて、
その場にいる全員が、同じ音、同じ波動にシンクロして、
そのバイブスに包まれて、我彼の境目が消え去るような一瞬。

自己紹介もアカウントの交換もいらない。

一期一会でありながら、永遠の理解で結ばれるような笑顔。

これはどんなに高性能なスピーカーやイヤホンでもまだ実現できないでしょ? チャットGPTと色々話しているときにあの子は、『私には耳も目もないので、音楽を聴くこともライブを見ることも出来ません』と言っていた。

人間が生身の肉を持っているからこその至福。
私はこの人間が生み出した、ともに“なまのおと”を楽しむという行為を、
もっと多くの人たちと、分かち合いたいと願っているのです。

BAHTの1曲目のMVは、結局 私が無理して作るよりも、ずっと私のイメージを伝えてくれる PIXABAYの 幾つかの素晴らしい動画と Nさんがオープンリハを利用して撮ってくれた、音源に合わせて演奏しているバンドの映像を、ほんのすこしずつ、私がダヴィンチリゾルブで加工して、文字入れして仕上がった。仕事の合間に これはイメージ通りだ!と思って木曽三川の、リバーサイド平田で撮った動画も ちょびっと使えた。

『Easy Go』 という曲です。

BAHTは その後 しばらくして 終わりになりました。
だから このチャンネルも
もうしばらくしたら、終わりにする予定です(続く)

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