私と「言葉の純度」の話。
それ、全然思ってないでしょー。
20代前半のころ、友達に良く言われていた言葉だ。
へーとか、そうなんですねー、とか。
乱発していた上に、思ってもないことでも、必要であればお世辞的なあれで発言することもあった。
私はもともと嘘が下手だ。
嘘をつくときは、だいたい右のほっぺに「嘘です」って出てると思う。
それと同じ感じで、思ってないことを言ってるときはだいたい左のほっぺに「思ってないけど」って出てるんだと思う。
不純物をたくさん含んだ言葉や、温度のない言葉は、伝わるもんだ。
いつからか忘れたけど、ある日を境に、自分の言葉を見直し始める。
今は、かわいいものにはかわいいっていうし、かわいくないものには別の言葉を選ぶ。
お世辞も嘘も、極力言わない。
まあ、必要な場面では、言うけどね。
そうやって、自分で自分の言葉を見直すうちに。
自分で自分の言葉に責任を持つようになって。
最近ね、とある人と言葉を交わした時に。
割りと本気で思ってることを素直に話して、それを受け取ってくれて。
喜んでくれてるのが伝わってきて。
私は日頃の想いをただ素直に伝えただけなんだけど。
なんかこっちまで嬉しくなった。
言葉の純度を上げると、いいことあるっぽい。
私が人のnoteに言葉を残すときは素直に心が動いた時だし。
私がバンドメンバーと言う名の仲間探しで声をかけるときに使う言葉たちは、割りと本気で思ってる言葉たち。
伝わる人に、伝わればいいな、と。
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