カンボジア(バンテアイ・スレイ)
バンテアイ・スレイのバンテアイは「砦」、スレイは「女」を表し、「女の砦」という意味だそうだ。ヒンズー教の寺院として967年に創建された。アンコール・ワットより約150年も前に造られた。
アンコール・ワットの北東に在り、遺跡巡りの拠点であるシエムリアップ市内からは車で1時間前後かかる。
この遺跡の見どころは、赤色砂岩に彫られたレリーフ(浮彫り)で、ヒンズー教のシヴァ神やインド伝説のラーマーヤナが繊細なタッチで彫られている。中でもデヴァター(女神)像は必見で「東洋のモナ・リザ」と言われているそうだ。
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