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はじめて観た景色ー「SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。」

1992年に発表した名盤カバー・アルバム「SUPER FOLK SONG」の“ピアノと唄による一発録り"レコーディングを余すことなく捉えた歴史的ドキュメンタリー・フィルム
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そんなドキュメンタリー映画が
1993年当時に
田舎の映画館にかかるわけもなく


片道2時間、
仙台まで電車に乗って
観に行ったわよアッコちゃん。


私の中で、こういうのは
観たい!というより


…観ないとダメ。という選択。


観ないとダメ!とかアンテナが立ちつつも
何も知らないから
アッコちゃんの歌が聴ける〜くらいの
軽いノリだったけどね。

果たして、はじまってしまえば



・・・・・こんなん、観てよかったのか???
みたいな笑


観てはいけないものを
観たような笑笑


だけど確かに、確かに
どこ行ってもこんなんお目にかかれないぞ!というものを




観てしまった。


延々と、同じピアノ同じフレーズ
でも何かが違うんだよね
決まらなくて、決まるまでやってる

もはや何が良くて何がダメなのかすら分からん笑
この人がOK出さないんだから、何かがダメなんだなそうなんだな。と思うだけ。

うっかり寝ちゃうかというくらい

シーン。
という「シーン。」の音が
デカデカと鳴ってるような



消しゴム落としたら
めっちゃデカい音立てて
全員に振り向かれるんじゃないかと
ビクビクしちゃうくらい笑
(どこの全員だよ笑笑)


「息をのむ」という表現があるけれど
観てる間、ほとんど私は息止めてたと思う笑

そんな、一発撮りの世界。


ラスト「中央線」に癒されて終わるのが何より♬
大人って、本物のオトナって、こういう世界なのかなーと
とってもありがたいのだけど、やっぱり観てはいけないものを観たような気にさせられる、そんな79分。


(画像はWebよりお借りしました。)

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