写真を撮られるのが苦手
写真が苦手だ。
レンズを向けられた瞬間、全身が固まってぎこちなくなってしまう。
撮られた自分の写真を見るのもあまり好きではない。
自分の容姿に自信がないのかと思われがちだが、それよりも、
大して嬉しくもないのに、
作り笑いをする。
ということが苦痛だ。
最初は、自分以外の皆は全員写真好きで、撮られる度に楽しくなれるから自然な笑顔が出せると思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
ただ「笑う」と考えれば、それなりに自然と笑顔が出来るそうだ。
それをとても不思議に思っている。
それに(これもこだわりの一種かもしれないが)、
写真を撮る為だけに笑顔を作り出すのは、
なんか嘘をついているようで、嫌なのだ。
それでも自分の写真がポーカーフェイスだらけなのは気になるので、写真を撮る時は楽しい思い出を繰り返し繰り返し考え、なるべく良い表情を出すようにしている。
最初の頃は大変だったが、今ではこの作業にすっかり慣れ、瞬間で笑えるようになった。
そうだとしても、表情をいちいち意識するのはやっぱり面倒くさい。
可能であれば、写真は避けるようにしている。
その為、家族や友人達は、なんとか撮影がバレずに、私の自然な笑顔を撮るのに今も必死で隠し撮りをするのである。
嗚呼。
(はてなブログ同時掲載:https://www.gifteddecoboko.com/entry/2018/11/27/120000)
(画像素材元:https://www.pakutaso.com/)
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