ブログの核心となるコンテンツをケチってはいけない
同じブログでも、書き手の得意分野によって、そのジャンルは様々だ。
基本、ブログは「特化型ブログ」と「雑記ブログ」に分けられていて、その名の通り、前者は分野を絞ったブログであり、後者はそれに縛られず多種多様な内容が含まれているブログである。
が、どんなブログでも、その核心となるコンテンツがある。
「特化型ブログ」の核心は比較的分かりやすい。
例えば投資や語学、スポーツやグルメに特化したブログであれば、そのトピックス自体が核心となる。
一方「雑記ブログ」はどうかというと、これにも必ず核心は存在していて、例えば「大学生の日常」や「子育て日記」、「ある中年男性のうわ言」や「東京OL日和」のような緩めのブログであっても、それぞれ「大学生」、「子育て」、「中年男性」、「東京OL」がメインキーワードとなる。
従って、「大学生の日常」なのに『高校時代の授業について』という記事を書いてしまうと、本題からズレてブログがまとまらなくなり価値も下がってしまうのだ。
読者のターゲット設定もあやふやになる。
だからどんなブログであっても、ある程度のテーマを絞るべきであり、また、
核心コンテンツ量を
ケチってはならない。
そこで私自身のブログはどうなのかというと、はっきり言って、自分はブロガー失格なのではないかと思う時が多くある。
私のブログは「雑誌ブログ」の運営スタイルだ。
特化型でもない、雑記でもない、それらの中間を取ったタイプのブログである。
記事ジャンルは一つに限らない。が、比較的いくつかの分野には絞っていて、それ以外の事に関しては本当にたまーにちょくちょく書くぐらいにしている。
様々な内容を取り上げているが、それ以上は逸脱しない。
それが「雑誌ブログ」なのだ。
私のブログの記事カテゴリーは主に:
・エッセイ
・読書ログ
・食レポ
・日記記事
の四つだ。
どのカテゴリーにも共通していること、それは
自分の考えを書き出すこと。
エッセイはもちろん、読書ログも、食レポもそうだ。
日記記事についても、ネットで気になった記事に対してのコメントがメインとなるので、結局は同じこと。
よって、私のブログの最大の売り、それは
「思考」である。
特化型ブログであれば指定ジャンルの知識、雑記ブログであればメインキーワードをケチらずしっかり書き出さないと記事の内容が薄くなってしまうように、私のブログでも、売りとなる「思考」をケチってしまうと、コンテンツがペラペラなものとなってしまう。
自分がブロガーとして失格だと思っているのはまさにその為であり、というのは私は常に自分が
十分に大胆に
思考表現出来てない
と思っているからだ。
誰かが傷つくのが怖かったり、また、炎上するのを嫌がって、どうしてもあやふやな表現になってしまう。
ズバッと物事を言えないのだ。
もちろん全てのものに対しあれこれと言い切れることは出来ない。
が、自分の中で「表現したい!」ということを恐怖心の故押し殺してしまうのはどうだろうか。
それでも「思考」を売る雑誌ブログのブロガーと名乗れるのか。
これを克服しないと、充実した記事を書くことは出来まい。
今後気を付けていきたいところである。
(はてなブログ同時掲載:https://www.gifteddecoboko.com/entry/2020/01/16/080000)
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