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006_B_shape files形式データの測量CADへの取込(福井コンピュータTREND One等)


【概要】

  • 法務省地図データが持っている属性情報も一緒に取込む方法です。

  • 座標地番shape files取込対応のCADのみになりますがご紹介します。

  • 福井コンピュータTREND Oneの例です。

【取込方法】

①外部ファイル読込み

  • 「ファイル」⇒「外部ファイル読込」⇒「座標地番 シェープファイル」に進みます。

②シェープファイル読込み

  • WGS84で作成したshape filesの場合、「経緯度を座標値に変換して取り込む」にチェックを付け平面直角座標系を選択。(熊本例;2系)

  • 平面直角座標系で作成したshape filesの場合はそのまま。

  • データ名の「選択欄」を〇にして「開く」

③取込項目選択と取込場所指定

  • データの「シェープファイルの項目」を測量CADのどの欄に取込むか指定します。

  • 「地番」は「地番名」欄を指定し中央の「→挿入」で確定。

  • 「座標系以下のデータ項目については同一名称(項目)箇所に入れても良いのですが「備考1、2・・・」に入れた方が表示が良かったです。

  • なお、全ての項目を取込まなければならないというわけでは有りません。ご希望の項目に絞っても構いません。

④取り込み結果(全て取り込んだ場合)

上記画像中、構成点、入力情報、求積区分、直角座標系面積は法務省地図データ由来の情報ではありません。CADの自動表示によるものです。

⑤点名について

  • 法務省地図データの点名(数字)はFlatGeobufデータには入っておりません。そのままデータ化すると桁数が多くなり使いづらい為です。

  • 適宜ご自身で付けてください。(「一括訂正」⇒「点名一括訂正」)

【最後に】

  • 法務省地図XMLデータの公表開始時たまたまshape filesで取込む方法を見つけました。ご利用頂ければ幸いです。

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