G検定 動画教材にあたっての思い#2
教材作成に伴う責任
そこそこ苦労して取得したG検定。
自分が受かってる検定なのだから、教材もサクッと作っちゃおう!
そんな考えは、浅はかな事この上ありませんでした。
教材には、「わかりやすさ」とともに、「完璧」が求められました。
多少理解が乏しい分野があっても、得意な分野で得点をカバーできればいい。
受験の鉄則ですが、それは教材作成には当てはまりません。
学び直しの日々が始まりました。
なんとなくニュアンスでとらえていた抽象概念を、
徹底的に解像度高く理解することに、多くの時間を費やしました。
誰に、どう届けるか。
教材のコンセプトや、形態にもものすごく頭を悩ませました。
どんな人に届いてほしいか、どんな形式がわかりやすいか。
まず届けたい人として、
「学生」「非技術者」「初学者」「キャリアを追いかけるビジネスパーソン」
これに該当する方々に届けたいと思いました。
私自身は、開発をする技術者ではありません。さらに、理系の専門知識を特別に持っているわけでもありません。
それどころか、経済学部出身のくせに、統計学もさほどわかりません。(教材に登場する「機械学習」は、統計学に紐づく概念です。)
同じような境遇の人のひとに、私が経験したものよりももっと少ない労力で合格してほしい。そうじゃないと作る意味がない。そう感じて、ペルソナを設定しました。
また「学生」は、受験費用が一般と比べて非常に安価です。
ぜひ挑戦して、周りと差をつけてほしい!と思っています。
また教材の形式ですが、
コストとの兼ね合いで、スライド式の教材にすることに決めました。
もちろん、アニメーション教材にすることも考えましたが、
外注するとなるとコストもかかります。
そうなれば、教材費が高くなってしまい、フレンドリーじゃない。
学生に向けたプロモーションも、意味がなくなる。
ですので、できる限り自分で作成できる範囲にしようと考えました。
「誰のため」が変わってきた。
受験の合格はあくまで「自分のキャリア」「上野様に好かれたい」
というあくまで自分にベクトルが向いたモチベーションでした。
ただ、教材を作成する過程において、徹底的に顧客視点に立つことを学び、
「こんな枠組みで伝えたらわかりやすいな」「このくらいの粒度で伝えるといいかな」「どんなサポートが心強いだろうか」という課題に向き合うことができました。
いつしか、自分が一旗揚げてやる。という感情はすっと薄れ、
手に取っていただく皆様にとって、とにかく有意義なものにしよう。
そう考えるようになりました。
受験を検討している皆様へ
本教材をきっかけに、受験を検討してくださった方、
ここまで読んでいただいた方
本当にありがとうございます。
教材は、作成者側が主役になるべきではありません。
そもそも、私は発信活動がものすごく苦手です。
にもかかわらず、拙作をお読みいただき、教材に興味を持っていただけたことは、活動の励みになります。
今後も%OFFのクーポンはタイミングによってはあるかと思いますが、
完全無料のクーポンは今回限りです。
そもそも、無料のクーポンを発行すれば、こちら側に収益は入りません。(当然ですが)
ですので、せっかくならば今回の無料クーポンを通じて、
多くの方の手に渡り、
多くの方のキャリアアップの一助となれば大変幸せです。
収益は、それからでいいです。
最後に、私を知ってくださってる方へ
お疲れ様です。人によっては、お久しぶりです。
突然ですが、私のことをどのようにみているでしょうか。
何をしているかよくわからない。
今どこにいて、何をしていて、何を目指しているのかよくわからない。
そんなことを言われることが増えました。
応援に聞こえる都合のいいタイミングもあれば、
あー、そうだよなあ。。。と思うこともあります。(笑)
高崎経済在学中のころから、いろんなジャンルの人に会うようになりました。
未知の世界に触れるのが純粋に楽しくなり、いろんなことに手を出したくなりました。それゆえ自分のドメインは、自分でもわかっていません。
それでも、今の自分を形作ってくれているのは、まぎれもなく過去の出会いが全てです。
自分でもうんざりするくらい懐古します。一人一人しっかり思い出せます。
みんなには元気でいてほしいと心から願っています。
どんな形でもいいので、つながりが絶えないことを祈っています。
これからも、よろしく!
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