ギフテッドってなんなのさ〜高知と大阪での講演内容を考える〜
火曜講義の後は気温も低かったので知事公館の紅葉を愛でてきた。冬がそこまできている。講義の方も残すところ8コマ。終わりが見えてきた。真面目に学会のスライドを作らないとな。当日の宴会場所も決まった。なぜか編集長さんから絶対気に入りますよと・・・いつまで飲んだくれていられないのだが。
水曜日は美味しい酒を飲めるようインフルエンザの予防接種をしてきた。高齢者割引があるからね。
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ダラダラしていたらボスから講演の資料が届いた。
ふむふむ,ボスの思慮を眺めながら自分のスライドの構成を手直しすることにした。
テーマは変わらないが,「ギフテッドの援助実践」と「臨床研究から見えてきたギフテッドネス」の二部構成にしようかと。
I.ギフテッドの子どもたちの援助実践
a.土曜教室でのギフテッド
b.支援級での知的ギフテッドの援助
c.相談活動からギフ寺
II.ギフテッドとは~実践と研究から得られたもの
a.ギフテッドネスとは~認知特性,社会性
b.ギフテッドの育ちを支える
前段は,土曜教室からギフ寺まで続く援助実践。後半は取り組んできた臨床研究を中心に「知的ギフテッド」の同定について試みることに。知能の田坂は何を意味しているのか?
パラレルで大阪での講演準備もしている。こちらも構成を見直すことに。刺激増幅受容性(過度激動)は,一方では知的機能の高さを支えているが,他方では感覚過敏や感情過敏との関連も深く,不登校や社会適応の困難の要因にもなっている。諸刃の剣・・・そこを語れればと。
1.ギフテッドってなんだろう
2.かかえる生きにくさ
3.刺激増幅受容性(過度激動),完璧主義,感覚過敏
4.ギフテッドの知的機能~認知特性~
5.ギフテッドの社会性
6.ギフ寺の子どもたちからの学び~居場所,仲間,社会性~
7.育ちの鍵・・・自己理解
老働強化月間が終わる23日からが勝負。それまで色々と悩むことに。