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「ーギフテッドを巡ってー高い知的機能と生きにくさを抱える子どもたちの援助実践 」〜 デザインを考える

 講義に追われる傍ら円山に登り,動物園でタオちゃウオッチング。少しは学ばねばと「脳の大統一理」を購入。字が小さく目力がないので大変
 週明けはzoom会議があった。そのうちの一つが高知である「ギフテッド・2E学会」の準備会。講演の抄録を書かないといけない。さらに論文化するという作業が。うーむ,引き受けた時に深く考えていなかった(反省)。
 
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 抄録というか高知での講演の骨子・・・働かねば
テーマは「ーギフテッドを巡ってー高い知的機能と生きにくさを抱える子どもたちの援助実践 」 
「ギフテッドを巡って」はボスとの統一テーマ・・・その上ボスの後に話すので緊張度が増幅。叱られないようにしないと(笑)

さてデザイン

 1998年土曜教室で最初のギフテッドと想定されるケースに出会った。対象児は高知能を持ちながらも学習面や生活面に困難を抱えていた。10年以上に渡って包括的な援助を試みたがなかなか成果に結び付かなかった。

 2013年には,支援級において常に不全感を抱えている知的ギフテッドの生徒を担当した。支援の軸としてエンリッチメントプログラムと並行してWISC-Ⅳの結果や質問紙を活用しながら自己理解を育むプログラムを行なった。学力の伸長や自己理解という側面では成果がみられたが,コミュニティ作りや教室という場の適応という側面では課題を残した。

 ギフテッドの臨床研究を取り組んでいく過程で,「高い知能を持ちながらも生きにくさを抱える子どもたち(ギフテッド)」の援助を目的としギフテッド・LD発達援助センターを設け相談やアクティビティに取り組んだ。

 その過程で,子どものバランスの悪さと周囲の理解不足からしんどい思いをしている親子に多数出会った。
 
 2019年に,子どもの居場所と保護者の支援を目的として「ギフテッドの寺子屋」を立ち上げた。

 本講演では,四半世紀のギフテッド援助実践を振り返りながら,求められる援助について考えを巡らしたい。

流れとしてはこんな感じだが,これを削り洗練させて300字に落とし込む作業が。

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