朱夏と白秋の間で四季を思う

春夏秋冬
あたりまえのように
季節は移ろいでまた巡りくる
流れるように
彩りのある人生は美しい
四季がある事に感謝して

春が短かく
夏は長くなり
秋も短かく
冬は長くなり
変化があっても
季節は移ろいでまた巡りくる
あたりまえのように
春夏秋冬が始まる
風情のある人生は美しい
四季がある事に感謝して

時が流れて一日になり
一年になり人生になる

人生にも四季がある
青春　朱夏　白秋　玄冬
人生の季節も移ろいでゆく
四季はもう巡ってこない
人生は儚く美しい
生命ある事に感謝して

今は朱夏か白秋か
青春は移ろいで
瞬く間に玄冬を迎えよう
あたりまえのように
四季は移ろう

彩りのある人生を歩けたら
人生の四季は移ろいでも
それも良しかな

裏を見せ　表を見せて　散るもみじ
　　　　　　　　　　　良寛禅師