見出し画像

旅の記録#45 愛媛県 道後温泉と松山城

高知県を出発し、四国の中央部を北上しながさ様々な自然を見てきました。愛媛県では、有名な道後温泉や蛇口からみかんジュースが実際に見れたら良いなと思いながら向かいました。


道後温泉の朝湯へ

高知県からの距離が長かったため、愛媛県に入ったぐらいで一度泊まり、早朝から愛媛県を目指しました。道後温泉は6時からやっており朝の一番湯がオススメだよと聞いていたからです。まだまだ暗い明け方の中道後温泉を目指して走ります。

着いたばかりの時は明かりが目立って素敵でした。

道後温泉で温泉と建物を楽しむ

朝早く到着した道後温泉は少し肌寒く、早く暖まりたいなと思いながら受付に向かいました。雰囲気のある立派な店構えの前には付近の旅館に泊まっていたお客さんが浴衣で朝湯に来ていました。
1894年に誕生した公衆浴場である道後温泉は、城大工の坂本又八郎が手掛けました。当時でも珍しい木造三層楼や塔屋を設けた建造物はその建築的価値を認められ、1994年には現役の公衆浴場として初めて重要文化財に指定されました。

券売機の列に並び、入浴+2階休憩室付きのチケットを購入して中に入るとスタッフが丁寧に誘導してくれて迷わずに2階の休憩室へ。通路の途中には動くプロジェクターで館内案内が流れており、意外にハイテクを取り入れていることに驚きます。物入れの籠と座布団が整然と並ぶ休憩室でタオルと貸し浴衣を取って温泉へ。温泉はすでに混雑していましたが、順番に場所を譲り合いながら皆で温まります。良いお湯でした。湯から上がって浴衣に着替え、休憩室でお茶とお菓子をいただきながらゆったりします。朝の冷えた空気が心地よく、暗かった外は明るくなっていました。しばらく、畳の部屋で過ごしたり上階の夏目漱石がよく通った個室「坊ちゃんの間」を見学したりしながら過ごしました。

雰囲気のある店の玄関には早朝から列ができています。
ちょっと奮発して2階席チケットを購入。
休憩室には席が整然と並んでいます。
湯から上がった後はお茶飲んでゆっくりします。
着いた時には暗かった外も明るくなっていました。
靴箱の鍵も一工夫がかわいい。
白鷺伝説の鷺の飾りも素敵。
展望台から眺めると、とても立派な建物である事がわかる。

道後温泉周辺を歩く

温泉を出た後は、すぐ目の前から始まる商店街を散策しました。観光地のためほとんどお土産屋や観光客向けのお店で、この辺りの名物「坊ちゃん団子」やみかん、今治タオルなど愛媛の特産品が並んでいました。蛇口からみかんジュースの飲み比べができるお店もあったので行ってみました。

かなり立派なアーケードに楽しそうなお店がたくさんあります。
道後温泉本館のすぐ目の前からアーケードが始まるためアクセスも良い。
蛇口からみかんジュースで18種類も試飲ができるお店がありました。
1杯1種類ずつ購入できます。
最もスタンダードな温州みかんと酸味が高い八朔を選びました。
雲州は間違いない甘味と美味しさ。八朔も苦味と酸味が美味しい。
ゆるキャラのみきゃんもいました。
道後温泉の立派な建物がガチャガチャになってました。
今治タオルを扱う「伊織本店」ではかず多くの今治タオルを販売するだけでなく、使い心地を試せるレンタルサービスもやってます。
レンタルの流れ。タオルの使い心地を試せるのはなかなかないですね。
所狭しと様々なタオルが並んでいます。

街を見下ろす松山城

道後温泉周辺を散策した後は、せっかく来たので松山城を見て行きました。けっこうな高い場所にあるらしく、坂道を登るか、リフトに乗るかで行けるみたいです。おもしろそうだったのでリフトで行ってみることにしました。
リフトで上がった先は、お城が立派なことはもちろん、眺望もよく街全体を見渡せるようでした。

ちょっとスリルのあるリフトの途中には様々な名言が並んでいます。
ちょっと良い言葉もありました。
リフトから降りて少し歩くと松山城が見えてきます。
天候も良く、立派な姿を見ることが出来ました。
綺麗に積まれた石垣。
リフトで上がったところの景色はかなり見晴らしが良かったです。
城からの眺めはさぞ良かったでしょう。
帰りはロープウェイで降りました。リフトより早かったです。

しまなみ海道を渡って九州への旅路へ

四国を周り、一旦中国地方へ出るために今度は船ではなくしまなみ海道を渡って海を渡りました。島と島をつなぐとても高い橋を渡るのは怖さもありましたが、そのダイナミックな感動はここならではだなとも感じました。小さな島が織りなす景色を存分に楽しめました。(道が狭いのと道路上なのであまり写真は撮れませんでした。)

島と島を渡す橋はこんな感じ。車道の左右に設置された道はバイク用と歩行者/自転車用に分かれています。
どれだけ高いかがよく分かる。最初は足が震えました。
一つ一つの橋から違う景色を見られて、楽しい。
風が吹くとかなり怖い。

しまなみ海道を渡り終えたら今度は本州と九州をつなぐ関門トンネルを渡って九州へ上陸します。

いいなと思ったら応援しよう!