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旅の記録#19 群馬県 湯の谷と古墳のまち

新潟県を南下し、人生初上陸の群馬県にやってきました。関東圏をどう周っていくか、大まかなルートの中にある気になっていた場所に行ってみました。


山の中の温泉地 伊香保温泉

群馬県で気になっていた場所の一つ伊香保温泉へ日帰り温泉に入りに行きました。山奥への道をどんどん行くと、傾斜もキツくなってきます。クロスカブのギアもサードかセカンドか、というくらいきつい坂です。ある地点から背の高い旅館の建物が群を成してそびえ立つ谷に入り、伊香保温泉に到着します。車も歩行者も行き交い、人気の温泉地なのがわかります。

温泉街で見つけた谷にかかる橋「河鹿橋」紅葉の時期はきっと素晴らしいだろうな。
メインの写真スポットの石段。
石段を登っていった途中。クレープや射的など心躍るお店が並ぶ。
温泉が飲める場所もありました。ほんのり甘いような気がする口当たりに
鉄分がしっかり補給できそうな味です。意外といけた。

古墳がすごいぞ群馬県

群馬県のことはよく知らなかったため、まずは歴史資料館に行ってみようと「前橋市総社歴史資料館」に行ってみました。見てみると、この辺りでは古墳が多く出土し、発見された場所や埋蔵されていた副葬品、石棺の復元モデルなど全国的にも貴重な資料が展示されていました。地域の農業の発展に寄与した、用水路の一大事業である天狗岩用水の開削についての展示もありました。幼い頃や学生時代には小難しいこういった展示も、この地に生きている人の礎となった大きな出来事だったんだなと思うと、自然と頭と心に入ってくる気がします。自分の生まれた地域だって、昔の人が豊かになるために大きな苦労をして今があるはずなのだ。
個人的に印象的だったのは、天狗岩用水を作る工事に参加すると、3年間年貢を取り立てないとお達しがあったとの記録。年貢なし?3年間?税金納めなくて良いってこと?!…私やります!

40〜50メートル四方のこんな立派な古墳も。前橋市には古墳がゴロゴロ出土しています。
古墳の入り口。綺麗な造り。
通路の高さは175センチくらい。奥に石棺が置かれていました。
ピラミッドの通路のよう。
総社領主である秋元長朝が領内の発展のために計画した一大事業。
開削工事の当時の様子をコミカルなフィギュアで再現していました。
リアルでわかりやすいけどかわいさもあって、とてもおもしろい展示でした。


群馬県も調べると、もっともっとおもしろそうな所があります。
今度はぜひ草津温泉で湯もみをしたい!

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