同窓会

1月の初め、地元の集まりがあった
正直ちょっと行くのが怖かった
変わったなって思われたら嫌だったから
というかちょっとだけ変わった自覚があったから、新しい自分を肯定してもらえないかもしれないことが怖かった
中身は変わってないつもりだったけど、見た目が大きく変わって、煙草も吸うようになった
自分が好きな自分を少しずつ作って、自信もちょっとだけついたから、中身も変わったのかもしれない
高校の同級生は、みんないい子で、心も肺も(笑)綺麗な人ばっかり
真面目な高校だったから、多分今煙草吸ってる人も少ないんじゃないかなと思う
同窓会に行かないことも考えたけど、そしたらどんどん溝ができる気がして、それもやだった。今の私を、同級生のみんながどう思ってるかは置いといて、私はみんなのことが好きだったから、縁が切れるのも悲しかった
でも、行ってみたら全然みんないい意味で変わってなくて、優しくて、それが本当に嬉しかった
それぞれの場所で、新しいことを始めた人の話、就職した先輩、サークルで頑張ってる子
逆に、趣味程度でも陸上を続けてると話した人、絵がうまかったあの子は今も絵を描いてた
全部嬉しかったな、自慢の友達と思った

恥ずかしくて本人には言えないけど、高校の時から、感性とかセンスに惚れ込んでる大好きな人がいる
いまだに、人生で出会った女の子の中で1番面白いと思ってるし、好きな曲、インスタの投稿、言葉選びとか全部好きだった
だから1番嫌われたくなかったし悲しい思いをさせたくなかった。めちゃくちゃ純粋でいい子だから、久しぶりにかかってきた電話口で「性病かかってさ〜」ってネタ程度に話した時の悲しそうな声、今でも覚えてる(笑)
都会に来てちょっとだけ汚れてごめんね
でもその子と会って、「変わったと思われたらどうしようって思ってた」って話したら、「高校では好きな見た目もできるわけないんだし、大学に入って自分の好きなように変わるのは当たり前じゃん!」(ニュアンスでしか覚えてないけどそんな感じだったと思う)って言ってくれて、あーやっぱり私この人のこと一生好きだなって思った。
りほちゃんは変わってないよ。じゃなくて、変わった自分を肯定してくれるって思ってなかった。変わった自分に対して気づかないうちに多少の後ろめたさを感じてたから、変わってないでしょ私!っていっぱい振る舞ってたけど
変わった自分を受け入れていいんだな、受け入れてもらえるんだなって思った。
あー一生仲良くしたい
冒頭で使っちゃってるんだけど、私は地元って言葉が苦手だった
地元って、地元を出た時にしか使わない言葉だから今はもう違うコミュニティで生活してて「いつものメンツ」じゃ伝わらない相手とたくさん関わるようになった証拠だと思うからなんか寂しい。って思ってたけど、前に進むことは当たり前だから仕方ないよね、私たちは大人になっていくわけだし
来年も、再来年もみんなに会いたい
その時に、自分のしてること胸張って言えるように、頑張って生きてみようと思います。
三島北高校陸上部の皆さん、また来年ね

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