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#2社会に浮く17歳の哲学:バカ真っ直ぐな応援歌に救われてしまった
「少し、バカ真面目に思い切りぶつかってみてもいいのかもしれない」
私は難しい曲が好き。というか生死、人生について綴る強い思想の曲が好きだった。椎名林檎さんとか、King Gnuとか米津玄師さんとか、まさにこっちのけんとさんとかが好きだった。今も好きだし、どこか死を仄めかすような歌詞や曲調にしかないエネルギーに幾度も救われている。
そして、自分は他とは違うと思いたかった。個性がどうとか、こんな歌詞解釈できるんだぜとかそういうプライドを拗らせていたような気もする。
『departure!』(小野正利)
という曲に救われた。Hunter×Hunterの主題歌だ。
「孤独でもひとりじゃないさ。生まれてきたことに必ず意味がある」
「はじまりはいつでも遅くないさ、何度でも立ち上がれ」
まっすぐな歌詞がいつのまにか刺さっていた。何よりも歌声に大きな大きなエネルギーを感じた。今までの生きもがくような曲のとは全く違う、メラメラしたちょっと熱いくらいのエネルギー。
少し、泣いてしまった
大きな考えすぎちゃう自分の内に押し込められた小さな子供みたいな無邪気な心が、今進みたいと叫んでいる。
少しでいいから脳筋で生きてみたい
最後まで読んでくれてありがとう。