『キノの旅』の作者、時雨沢恵一さんにインタビューして~どんな経験でも自分の武器になる~
先日、「不登校オンライン」(旧・『不登校新聞』)の開設のお知らせをしましたが、そこで『キノの旅 -the Beautiful World-』(以下『キノの旅』)の作者、時雨沢恵一さんのインタビューが掲載されています。
僕も僅かながら、こちらのインタビューに関わりました。
『キノの旅』は2000年から電撃文庫より刊行されていて、テレビアニメ化も2回されている人気のライトノベルです。
旅人のキノが相棒でモトラド(二輪車の意味)のエルメスと旅をしながら、様々な国を巡るという短編、1話完結型のファンタジーです。
なので、どの話から読んでも楽しめるのが他のライトノベルにはない特徴です。
「大人の国」、「平和な国」、「優しい国」などどの話も1話1話印象に残るのが多く、毎度独特の価値観を持つ国や国民とキノは関わり、そこに寓話の要素も入っています。
テレビアニメ1作では、『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』でヒロインを演じた前田愛さんがキノの声を務めており、2作目では声優の悠木碧さんがキノを演っています。
悠木碧さんは1作目の「優しい国」で重要キャラであるさくらの声も演じており、初の声優デビューでした。それが2作目では主役であるキノを演じているので……感慨深く思います。
インタビューでは、時雨沢さんがアメリカに留学した経験から『銀河鉄道999』など他の作品に影響受けたことが自分の表現に繋がっていることなどを語りました。それらの経験から、「どんな経験でも自分の武器になる」というメッセージを若い人に向けて残しました。
時雨沢さんの軌跡を詳しく知りたい方は、ぜひインタビュー記事をご覧ください!