日本の前期的資本(証券会社と精神病院)
資本には、前期的資本、産業的中間資本、産業資本があります。
資本に、前期的資本と産業資本があることを発見したのは、東京大学教授、経済学者の森嶋通夫教授でした。
前期的資本と産業資本とは、正反対の特徴を持ちます。
前期的資本の利潤の出てきかたは、詐欺、嘘、脅迫、暴力などの、不正、不法な行為により、利潤(利益)を出します。
産業資本は、正直、誠実、勤勉、学習、イノベーションなどにより、利益を出します。
小室直樹先生(東京大学博士)は、資本主義の資本(産業資本)には、倫理があり、前期的資本には、倫理がないことを発見しました。
倫理とは
1、人を殺さない 2、間違った男女関係をしない 3、嘘をつかない 4、盗まない
などの、ことです。
そして、産業資本の生み出す、富の方が、前期的資本より、はるかに多いことが、発見されました。
さて、日本ですが、産業資本が成立すると、前期的資本は消え去るはずなのですが、日本では、まだ生き残っています。
それが、証券業界と精神病院です。
未だ、残念なことですが、日本の証券業界と、精神病院は不法行為を利潤の源泉としています。
逆にいうと、正直に商売していたら、彼らは、儲からないのです。
ですが、隠れ犯罪者を、いつまでも日本においておくわけにはいきません。
産業資本になってもらうしか、ないのです。
すると、どうなるか?
証券会社と、精神病院は儲からない、商売になります。
そうならざる、おえません。
産業資本は、倫理とイノベーションがセットなので、倫理だけの商売は、あまり、儲かるものでは、なくなります。
証券会社の社員と、精神科医は貧乏になるのです。
また、そうなってもらわなくては、困ります。
だいたい、人数が多すぎます。
特に、IT化が進んだ現在、証券会社の社員は、こんなに要りません。
市場に、売買を取り次ぐだけの商売に、こんなに人がいるわけないのです。
リストラしていきましょう。
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