経済学おさらい(これを知らないと、あなた貧乏になりますよ・・・)
さて、経済学では、自由主義市場こそ、ベストであると言います。
この、ベストの中身ですが・・・あまり、楽観的なものではありません。
さて、もう一つの命題、「自由主義市場では、企業の利潤は0(ゼロ)になる」というものがあります。
これを、考えるに、数学の対偶をとって、考えると
「自由主義市場でなければ利潤は0(ゼロ)にはならない」
つまり、「独占は利潤を生む」のです。
独占とは、政府による規制、特許、イノベーション、関税、ブランド、などがあり、個人では資格の取得(医師免許、弁護士、会計士、など、など)があたります、これが、利潤を生むのです、独占だから・・・・
つまり、企業が存続、長い年月、生き残っていくには、独占というのが、不可欠な要素なのです。
さて、今度は、マクロで見てみましょう。
Y(国民所得)=C(消費)+I(投資)です。
この、Yですが、yeild(イールド)・(生産物)ということです。
つまり、政府が投資を行うときに、医療、福祉、サービスなどに投資をせず、その分を、建築、土木、機械、自動車、インフラ、教育などの生産物に投資をすれば、生産物は、増える、つまり、国民所得が乗数効果によって、増えていくことを、示しています。
さて、こうなると、国民所得は増え、経済成長し、失業率は低下するわけですが、インフレが起こるという問題が、発生します。
ここで、中央銀行は金利を上げては、いけません。
物が不足するから、インフレになるわけです。物不足を解消するには、物の生産を増やさなければ、ならない、つまり、生産を行う企業が、生産を増やすために必要な、設備投資をするためのお金を借りやすくするために、金利は上げてはいけない、いやギリギリまで、下げるべきなのです。
ところが、中央銀行は逆のことをやりたがります。
インフレの時に公定歩合。金利を上げるのは間違いだと、言いましたが、なぜ、こんなことになるかというと、人間は、貧乏になるのを恐れるのですが、豊かになるのも、ストレス、苦痛だからです。
人間は、変化を恐れるのです、それが、豊かになる方向に社会が行ってもです。
ですから、中央銀行は、社会が豊かになろうとすると、それを潰そうとする、心理が働いてしまいます。
ただ、現状を維持する、ことにエネルギーが行ってしまうのです。
実際、アメリカでは、ここのところの、好景気で、自殺率が上がってしまいました。
しかし、仕方のないことだと・・・・思いませんか?
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