漕ぎ出せば、船は現れる
この大海に漕ぎ出してみれば、船は現れる。
船なんてないじゃないか、と賢者は言う。
確かに何もない、けれども、漕ぎ出してみれば、今まで見えなかった船が見えてくる。
漕ぎ出せなければ、船は誰にも見えなかったわけで、飛び出すことが全てだと言える。
その存在も、その可能性も、何もかも、漕ぎ出さなければ現れない。
漕ぎ出すことで船は作られる。
誰が作るのか、それは紛れもなく自分である。
いや、自分が芯の部分を持っていれば、船は環境が、周りが、得体の知れない何かが、偶然、ふとした瞬間に生まれ、船を作ってくれる。
そうやって、数多の企業はできたわけで。
そこに乗っかる、それがまずやるべきことだろう。
起業の話である。