kintone認定アソシエイト試験に一週間で合格した勉強内容
はじめまして!この記事が初投稿のHIRO-MIUと言います
本日 2023年の3月19日(日)にkintone認定アソシエイト試験を受験し、無事に合格できました!!
実はこの試験、受けると決めたのが2023年3月11日(土)の12:00!!
しかもその日は全く勉強していなかったので、実際勉強したのは3月12日(日)からの1週間という超強行スケジュール・・・
試験難易度を鑑みると、我ながら良く受かったな、という思いです(^_^;)
とはいえ、短期間で受かったということは効率的な勉強ができたということ!!
これから試験を受ける方に向けて、少しでもその勉強内容が役立てばと思い、初めて記事を書いてみました
なお、備忘録も兼ねているので、かなり細かいことも書いてます
いらないと思ったところはスキップしながら読んでください
そもそもkintone認定アソシエイトって?
簡単に言うと、kintoneの提供元であるcybozuさんが公式に提供している資格の一つです
『kintoneの機能および設定方法に関する体系的な知識を持ち、kintoneを活用した業務改善スキルがあることを証明』する資格と、公式ページでは説明されています(公式ページはこちら)
他の公式資格を受験する上でも必須となる、一番基礎となる資格ですね
公式から用意されている勉強用のコンテンツは以下になります
・公式テキスト
※公式テキストの情報は最新版kintoneとズレがある
差分情報を確認する必要あり!!
・youtube
・練習問題
なお、この試験には過去問がありません!!
これから受験する皆さんはそのことを念頭に置いて勉強してください
試験を受けようと思ったきっかけ
私事になりますが、私は今月で30歳になりました(*'ω'*)
それをきっかけに立てた今年の目標の中の一つに、『kintoneのプロになる』というのがあります(漠然としすぎですよね(笑))
そんな目標を持って過ごしてたら、ある日、「プロならkintoneの資格を持っていないのはおかしいのでは?」という内なる自分の声が聞こえてきまして・・・
そこからは、「それなら今年中に一番上の資格まで取ろう!!」という訳の分からない意気込みが生まれる
→今年で一番上まで行くなら時間はないし、すぐに行動だ!
→kintoneでシステム開発をした経験もあるし、一番下のアソシエイト試験なら合格できるだろう、という謎の自信
→締め切りを決めないと自分は行動しないと分かっているので、翌週の土日に受験することを先に決める
→翌週の土日で受けれる場所を探し、見つけて即申し込み
こんな流れです(^_^;)
自分で書いておきながら、訳が分からないですね(笑)
勉強した今だから言いますが、1週間はkintone経験があってもギリギリでした・・・
※私自身は2021年7月ぐらいから2022年7月までkintoneで社内システムの構築を行っており、2022年の9月に転職してからはkintoneを使った開発について社内教育するようなお仕事をしています
ものすごくkintoneに精通しているわけではないけど、そこそこ実務経験あるかな?ぐらいのレベルと自負しています
切羽詰まってなければ、kintone経験があっても、試験まで2~3週間の余裕を持ったスケジュールをおすすめします(^_^;)
試験までの実際の流れ
こんな調子で思いつきから行動したので、試験までの流れもかなり詰め詰めになっています(笑)
詳しく書くと、下みたいな感じです
0日目 3/11(土)
→試験申し込みだけ
1日目 3/12(日)
→公式の練習問題を午前中に解き、正答数が16/45と、正答率35%(笑)
危機感を覚え、公式テキストのkindle版を購入
※kindleで買ったのはすぐ手元に来るから、という理由です
紙のほうが絶対勉強しやすいので、日程に余裕があるなら紙推奨
2日目 3/13(月)
→21:45頃~23:00まで公式テキスト1章を勉強し、章末問題を解く
1章の正答数13/32
この時は日程的に間に合う気がしなくてかなり焦りました・・・
3日目 3/14(火)
→7:45~9:00と、21:45~23:20頃までで勉強
公式テキスト2章の章末問題を解き終わるぐらいのペース
2章の正答数は18/32
4日目 3/15(水)
→8:00~8:45と、22:30~23:45で勉強
公式テキスト3章を終え、間に合うかも?ぐらいのテンションに
3章の正答数は15/22
5日目 3/16(木)
→7:30~8:45と20:30~23:50までで勉強
公式テキスト4章が終わり、翌日でテキストが終わりそうな気配を感じ、少し安心しました
4章の正答数は11/20
6日目 3/17(金)
→午前に勉強時間が取れず、22:00~24:45に勉強
平日中にテキスト1週目を終わらせようと少し無理しました
5章の正答数は15/22、6章の正答数は9/20
6章の正答数に無理が見えていますね・・・(^_^;)
7日目 3/18(土)
→午前中は用事があったので、15:00から勉強開始となりました
16:00~17:30に昼寝、19:00~20:00に夕食と食休み、22:00~22:30に休憩、という感じで休みを挟みつつ、26:00まで勉強していました
この日はテキストの章末問題2週目を行い、間違った箇所やあやふやな箇所を3週目として再度解き、最後に公式練習問題を1回ずつ解いて終わりです
8日目 3/19(日)
→試験前に10分だけ、kintoneヘルプと公式問題の解説を読みました
10:00から試験をテストセンターで受験し、結果、正答率89%で合格でした
仕事や他の用事もあったので、勉強ができる時間帯は平日の朝と夜+試験前日である土曜の午後、これらに限られました
しかも、全て在宅とは限らないうえ、日によっては残業もありました
実際、勉強時間を合計すると、だいたい24時間30分です
ここまで時間が限られると、ある程度戦略を持って勉強しないと絶対に間に合いません
では、どのような戦略を立てたのか
その部分を解説します
試験に向けて立てた戦略
アソシエイト試験に限った話ではありませんが、私は試験を受ける場合、以下のようなことを意識しています
①試験日を意識する
②合格基準を確認し、どのくらいの理解度が求められているか把握する
③過去問から試験の傾向を知る
※今回は過去問がなかったので公式の練習問題で代用しました
④試験範囲が網羅された、詳細な解説付きのテキストと問題集を用意する
これらについて語ると長くなってしまうので、以下に要点のみ・・・
①→締め切り効果の利用
②→ゴールラインの把握
③→勉強するべき要点の把握
④→詳細な解説が復習において最も大事
今回のアソシエイト試験にこれを当てはめると、
①→勉強時間は1週間!余裕なし!!締め切り効果大!!!
②→正答率70%。練習問題でできれば90%以上、少なくとも80%取れれば安心ライン?
③→練習問題を解いたことでざっくり把握。kintoneのシステム全体を細かく理解していることが求められている。
④→ありがたいことに、公式からラーニングコンテンツが出ている
※時間的な関係で、今回はyoutubeをほぼ使っていません・・・
ここまでのステップにより、試験までに以下のような大まかな流れをたどれば合格できそう、というのが見えました
公式テキストで試験範囲全体をざっくり、できる限り対策
→公式テキストと現在のkintoneの間にあるズレを差分情報で埋める
→公式の練習問題で本番をシミュレーション
→理解があやふやなところをkintoneヘルプで確認
後はこの流れを1週間以内に行い、できうる限りの精度に高めるだけです!!
締め切り効果を使いつつ、頻出箇所や要点を意識して勉強すれば、ギリギリ1週間で間に合うかも?ぐらいにまで道が見えました
具体的な勉強テクニック
さあ、後はひたすら効率良く学習していくだけです!!
がむしゃらに勉強しても絶対間に合わないことは分かっているので、ここでも効率を意識して勉強していました
今回、特に意識していたポイントは以下になります
①一回テキストを読み込んだだけで完璧に理解しようとは思わない。繰り返し問題を解き、理解できていない部分の把握と、そこの対策を優先する
②間違えた理由の理解は徹底する。解説で納得するだけでなく、kintoneヘルプを確認したうえで、実際のkintone画面を確認、場合によっては実際に操作する
③覚えたことをアウトプットする機会を細かく設け、理解の確認と知識の定着を行う。(今回だと寝る前に日記を書いたり、勉強後にTwitterで学んだことを投稿したりしていました)
④どうしても暗記して覚える必要が場合は理屈で理解する
よくある勉強方法ですが、テキストを完璧に理解しようと読み込む or 重要箇所にマーカーを引く、暗記が必要な箇所(今回だとショートカットキー一覧等)を繰り返し紙に書く、などは個人的にあまり好きではありません・・・
頑張っている感は得られるのですが、必要な場面で頭から出てこない場合が個人的には多く、記憶として定着している感覚が得られないんです・・
また、インプットすることを重視しすぎると、すでに覚えている部分まで繰り返し覚えることになり、学習効率が悪いとも考えています
そのため、私は以下のような学習の仕方を行い、学習したことをアウトプットできるように徹底しています
今理解していることを把握するためのアウトプット(問題解答)
→間違えた箇所を徹底的に対策
→覚えたことを頭の外に出せるようにするためのアウトプット
→最初のステップまで戻り、これを繰り返す
また、間違えた箇所の対策で、解説を読むだけではだいたいが理解した気になるだけで終わります
字面で覚えるのではなく、理屈からの理解や、実際のkintone画面で視覚的に理解することを意識するだけで相当定着します(個人的には)
こうやって学習しても、どうしても暗記が必要なものもあります
今回だと、ショートカットキーの一覧、料金プランごとのアプリ数やスペース数の上限、等が挙げられるでしょうか
こういうものは理屈だったり、関連付けで覚えました
例えばショートカットキーだと、「cは『create』の略で追加かな?」「jはホームポジションで押しやすいキーだからよく使う次へになっているのか」みたいな理屈での覚え方ですね
料金プランごとの違いだと、スタンダードとライトではアプリ数、スペース数などの上限はコースによって5倍の違いが、そしてアプリ数の上限はスペース数の2倍、といったように関連付けて覚えるとスタンダードコースのアプリ数1つを覚えるだけで全て覚えられる、といった感じです
こうやって勉強し、最後は模擬試験として練習問題を解くことで、合格できるという自信を持って試験に向かいました
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございます
当初の想定以上の長文になりましたが、いかがだったでしょうか?
初投稿ということもあり、分かりにくい部分もあったと思います
記事の内容をものすごく簡潔にまとめると
・合格するまでの戦略を立てましょう
・戦略に沿って、効率的に勉強しましょう
という感じです。
1つの記事にかなり詰め込んだ感があるので、気が向いたら個別の記事でより詳細なことを書くかもしれません。
この記事が少しでも読んだ方の役に立ってくだされば幸いです
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