ただよびの経営者が何がしたかったか大体わかる話しw

受験生に対して「無料」をウリにすることは、結論ズバリ「好きになってもらう」ことなんです。僕は大学生なのにどうして分かるかと言うと、恋愛の経験があるからです。

恋愛は無料です。どちらかがどちらかにオカネを払うことはありません。それは好きだからです。好きのカタチは色々なミュージシャンが教えてくれるけれど、可哀想な僕は「無料」という関係性が「好き」の究極解であると思います。両想いなのに、どちらかがどちらかにオカネを払うと、あるいはそういう実態を帯びると必ず片想いになったり、破局したりします。

だからただよびの初手「無料(=両想い)」とは大胆不敵な一手なんです。ただよびのほうがオカネを払って受験生にモニターになってもらうという作戦を考えたら、そもそも「無料」とは最安値って意味じゃない、そこんとこ自明じゃないですからね。ただよびは受験生に対して損得のアンバランスが許されなくなった、これが最も同値のはずです。

まあたぶん大手書店や非大手予備校と広告(スポンサー)契約、ないしはその手のプラットフォームサービスを展開してマネタイズする、つまり人間牧場を先に作った感じの事業だと思います。でもオカネが忍び寄れば「好き」がアンバランスになるでしょ、だから駄目なんだよな。最初から「君と僕とはお金だよ」ってやらないと。だからお金は申し訳なく少額を頂くけど営利より慈善みたいなペテン打つやつはさらにはなしにもならんドシロウトだなと思います。

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