中央ゼミナール(高円寺)終了記念パピコ!編入予備校の選び方next age

今日は編入予備校の選び方を徹底レクチャーします。最初に結論を言うと

Ⅰ.プロ講師や合格経験者が「お金(万単位)」をとっているのだからマトモだろうと言う考え方は甘く、危険すぎる
Ⅱ.冷静に考えたら意味がわからない数字の広告は無視する
Ⅲ.「あなたの受験対策は間違っている可能性があります」みたいなキャッチで注目を集めようとする業者は儲かっていない
Ⅳ.情報屋のように一定以上の核心性がある情報は非公開にして入会が先だというパターンは詐欺まがい

この四つがとても重要です。この四つを徹底するだけで悪徳業者は完全に振り払えます。

中央ゼミナール(高円寺)終了のお知らせ

2023年9月22日をもって中央ゼミナール(高円寺)は「学生・生徒募集停止のお知らせ」をプレスリリースしました。かつての業界No.1が終わります。理由は、よく読むと、少子化とコロナ禍と書かれています。

それ基本的に全ての編入予備校に当てはまりませんか?

編入予備校業界への追い打ち

中央ゼミナール(高円寺)は、オーナーの個人資産で経営している私立学校なので、ちょっと嫌らしい話だけど赤字が続くと、株式会社みたく株主が困るわけでもなく、オーナーの「お家のお金」が減るので、かなり早めに編入学の世界を見限った可能性があります。つまり、終了のお知らせは賢い判断ではないかと思われる、と言うことです。

編入予備校業界は困窮する可能性があります。一部の零細企業は既にお腹をすかせたピラニアと化していて、不透明な記載が多く、広告にも齟齬が多いです。

最初に結論で書いた内容は、つまり、迂闊に信用するな!です。徹底的に自分の疑問点をあぶり出して、完全に納得してから通ってあげてください。

結論Ⅰについて。
「個人情報漏洩の危険や二次利用の疑いがあり、インターネット上で無料を含め安価で、志望理由書の対策を引き受けようとする人に自分の著作を預けるべきではない」

これ、正論です。ただし全くの中立的立場の人が言っている場合に限ります。このフレーズは、名称は伏せますが某オンライン編入予備校の工作員が、SNSにいる「御厚意でやってくれるひと」を蹴散らす目的で流布した事実上のスパムメッセージです。こういうのを「本当のことは子供が言っても同じ事だ」の精神で「そうですね」と思ってしまう人はカモ中のカモです。もちろん素人に預けるのは危険だと筆者も思いますが、「言うやつは疑え」が鉄則です。だから工作員なんか使うわけですし。

結論Ⅱについて。たとえば「大阪大学経済学部2名合格」の「2名」と言う数値情報は合格者全体が「10名」だと言う数値情報をもってしてはじめて「2割を占めたんですね」と言う理解が可能になります。ここに「倍率は6倍でした」と言うオマケが加わったとします。さらに後から「新潟大学経済学部の倍率は3倍です」と付け足されて初めて「激戦だったんだ」と理解できるはずです。

この目線で編入予備校の広告にある数値情報を眺めると「よくわからん」と言う感情に包まれると思います。編入予備校が外部に公開する数値情報は、自分で、本来よく調べないと意味がハッキリしてこないものが多いです。

結論Ⅲについて。受験生が自分自身でプランニングした勉強スケジュールを「違うよ」と言って修正することは、教える側にリスクとコストがあります。「予備校は恨まれる商売」「合格請負人のような真似はやめろ」と言われて久しいですが、できることならそんな手間暇のかからない受験生で教室が埋め尽くされることを、まともな業者は望みます。あえてリスクを冒し、コストを払って、プランニングを手伝うのは安定した顧客基盤が未形成な証拠です。儲かってません。

結論Ⅳについて。断言しますが、受験生がいま、お金を払ってでも手に入れたい「編入の秘密」なんてものはこの世に存在しません。あと、自己責任論で勉強するだけの世界に、ほぼほぼなりました。そもそも、たとえば志望校が過去1年分のみ過去問題を公開しているのであれば、過去1年分は解いてきた受験生を相手にするつもりで当日の試験問題は作成されます。だから情報屋と言う立ち位置の編入予備校は要らないんです。過去問題を自分で解けなかったり、選書がまだ自分でできなかったりする受験生を相手取る学習塾と言う立ち位置の編入予備校でないと、行く意味がないんです。

少し駆け足になりましたが、皆さん夢を叶えて下さい!そのために賢く業者さんは選びましょう。あと末筆になりましたが編入予備校にいかない「独学勢」と言う人もかなりいます。

大学で勉強してる?

してるよ

大学の勉強のやり方わかるの?

わかるよ

こういう人は、その自信に任せて独学することをオススメします。特に勉強はできるが授業は苦手だと言うタイプの人は完璧に当てはまります。頑張って下さい!

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