いきなり会社を辞めた俺。【公開と悲しみ】


はじめまして、朝一に突如「会社辞めます!」と言って、工場長を
ドン引きさせた男です。そりゃそうですよね。普通、1か月、もしくは2週間前に辞める旨を伝えないといけないのに、急ですからね。なんて非常識なんだ、自分。ただこうなってしまったには訳があるんです。入社から退社までの流れをここに書き記そうと思います…。

1. とある工場に勤務することになった男


僕は現在25歳で、とある食品工場に準社員として入社し、勤めることになりました。やっぱ最初って緊張するじゃないですか、この先やっていけるかな、、、班長 (工場なので)にいじめられないかな、、、とか。
結局、怒られまくりでした。。。特に自分の部門の班長には怒られたなぁ。
怖い人ばっかりで最初の3週間は大変でした。ただ、時間が解決してくれて、だんだん自分もできるようになっていったんですね。この時点ではまだ無能ですけども。そして試用期間が過ぎたころには、ある程度の業務はミスをせず普通に働けていましたし、まわりの社員さんたちとも、コミュニケーションをとれてきました。

2. 仕事量が明らかおかしいなぁ….

すでに1年が経ち、自分よりも長く働いている人たちとも大差なく仕事ができるようになった自分。自分でいうのもなんですが、準社員と社員ってやっぱちょっと壁があるというか、なんか社員同士、準社員同士、って感じだったんですが、僕は準社員にも関わらず、班長、社員とも仲良くなっていました。これがきっかけで仕事を辞めることになるなんてね、、、。
そんな社員との信頼を得た僕は、だんだん班長に色んな業務を任されるようになり、準社員でなおかつ一番年下の僕がほかの準社員よりも大変になってきました。工場って団体でやる仕事なので、その中で最も頑張っていたのが自分。ほかの準社員は楽な仕事ばかりを任されていて、ちょっとおかしいと思ったんです。でもまだ入って間もないし、しょうがないかと思っていました。

3.準社員なのに社員の仕事をやる自分

準社員なのに完全に社員の仲間入りを果たしたような自分。ある日、社員が大怪我をして、社員の数が不足する事態に。そこで補充として、班長命令で準社員の僕ともう一人の同期である準社員二人が社員の仕事をやることになりました。
僕たち二人は社員がやる業務なら給料が上がるはずと思ってたんですが、そのまま。作業も大変で、ほかの準社員は全く大変な思いをしてないのに、なぜ僕らがこんなに大変な思いをしないといけないのか、しかも給料も同じ。
1か月が経ったある日、同期の準社員がその部門の仕事が大変すぎて、もともといた部門に戻ることに。一人取り残されてしまった自分。自分の口から班長に辞めたいとは言えず、結果社員の仕事を準社員の僕一人がやることに。もともといた部門は人があまっている状態。その人たちは後半なんかほぼ休憩みたいなもの。その中で苦労している自分。そしてここから辞めようと決意しました。

4.ついにストレス爆発、いきなり退職!?

半年くらい経ち、いまだに社員の仕事をやっている自分、ある日腰を痛めてしまい、もともといた部署に戻ることになりました。ですが、社員は完全に僕と同期の子に頼りっきりでほかの準社員には相変わらず、簡単な仕事をさせていまして、、、ストレスもだんだん溜まってしまいました。
お互いボーナスの月までには続けようと決意。嫌でもなんとか我慢することになったのですが、、、、
腰痛が回復しつつあった自分は、班長の頼みでまた同じ社員の仕事をやることに。理由は人手不足で、この仕事を僕以外に頼めなかったのかな、、、と思いつつ、引き受けてしまった自分、なんで不満を班長にちゃんと言えないのか自分。
完全にストレスがたまった。その夜、ある年上の社員からラインがきて、急に「昨日、俺の悪口言ったか?」とラインがきて、僕は「いえ、何も話してないですよ」と返信。そして「もう信用してないから」と本当に意味不明なラインが来て、急に怒りがマックス、ストレスがマックスになった僕はラインで「じゃあここの工場辞めますわ、お疲れ様でした」と返信。これが退職のトリガーとなったのです。次の日、工場長に朝電話し、「僕、工場辞めます。」と伝え、当然驚く工場長。とりあえず夜に話し合おうといわれ、夜に工場に来て、話し合いの場を設けてもらいました。

5.後悔と不安

工場長にいままでの不満や給料のこと、ほかの準社員との仕事量のことなど、言いたいことを言い、工場長は「今まで気づいてあげられなくてごめん。」と謝罪。工場長はいい人だったのでなんか、こっちが申し訳ないという気持ち。その日、班長からもメールや電話がきたのですが、ガン無視。自分をここまで苦しめたあなたが憎かった。
そして今日、退職が決まった僕は、また夜に工場に行くことに。そして事務室で工場長に退職届を渡され、書き終え、無事さよなら。最後出ていくときに、工場長はお疲れを一言。自分は「世話になりました」と言い、工場を出ました。そして車に乗って出ていこうとしたら、事務室から死ぬほど憎かった班長が窓から顔を出してこちらに手を振っていたんです。つかさず自分も班長に手を振り、さよなら。完全に工場が見えなくなったあと、僕は号泣していた。なぜだろう、あれほど憎かった班長が、あれほど自分を苦しめたのに、今後会うことないのに、なぜあんなに泣いたんだろう。入社した頃は山のように怒られ、でも一番話すようになって、本当は一番信頼していたのかもしれない。いまこうして記事を書いてる間、ちょっと悲しみが、、、うっ、、、、。

今、辞めた工場はマジの人手不足状態で、なんなら僕が辞めるといったその日に、社員一人がケガをしてさらに人手不足。俺はボーナスと有給を引き換えに彼らに苦しみを与えたのだった…。果たしてこれでよかったのだろうか。
でもよく考えれば、自分にも非はあった。もう少し自分の口で「この業務はやりたくない」とかもっと言うべきだった。Noが言えない自分に反省。
貯金もあまりないし、転職できなかったら、もうその時は、天国ですね。
どうなるかわかりませんね。

こんな下手で長い文章をわざわざ読んでくれてありがとうございました。
僕は溜まりに溜まったストレスが爆発してしまい、先のことを考えずに会社を辞めてしまった大バカ者です。みなさん、なにか不満なことや不安なことがあったらすぐに誰かに相談してください。じゃないと僕みたいになってしまいますので。僕の二の舞にならないでほしいです。僕はもうどうなるかわからない状態です。2か月後にはもうこの世にいないかもしれません。
とりあえず、死ぬまでは記事を書いていこうと思います。何かいいことがあったらいいです。
皆様の人生が幸運でありますように。




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